本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
親の家を片づけながら
親の家を片づけながら親の家を片づけながら
(2007/10)
リディア・フレム

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先週発売の週刊文春の読書欄(山崎努が紹介)で知る。なんとまぁ、タイムリーな本!即買い!
Amazonのカスタマーレビューが2つともとても素晴らしい。…ので、ここでわざわざ書くことがないよぅ。

ただ、翻訳書であること、歴史的背景、著者は両親とあまり暖かい関係を築けなかった娘であること、そのへんのことがあって、自分にとってはあてはまらんなぁ、という箇所もあった(それはそれで面白い内容なのだが)。そういう極パーソナルな事柄を除けば、描かれる感情の揺れ動きは、もう世界共通といっていい内容だと思う。

亡くなった人の家を片づけるのは、「喪に服す」という試練に追い打ちをかけるようなものだ。まるで科学分析をするように、亡くなった人に自分が描いていた愛情や葛藤、失望感を細かいところまで検出し表に出してしまう。たとえ遺品の処分を業者に任せたとしても、思い出や心の痛みをなくすことはできない。これは、子供ならば誰もが受ける試練なのだ。

ところで、山崎努は、

「親に限らず、家族や友人の遺品を片づける立場になったら(僕には経験がないのだが)…」(後略)

だそうだ。兄弟構成や事情によって、「(狭義の)親の家を片づける経験」をする人としない人がいる。自分の両親は、そういう経験をしていない。

★★★
とりあえず持ち帰った遺品、および使える消耗品がてんこ盛り。消耗品を溜め込むDNAは確実に受けつがれている。
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