本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
ルイザ―若草物語を生きたひと
ルイザ―若草物語を生きたひと ルイザ―若草物語を生きたひと
ノーマ・ジョンストン (2007/03)
東洋書林

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「若草物語」を書いたルイザ・メイ・オルコットの評伝。

「若草物語」は彼女の家族がモデルとなっているが、ルイザは次女ジョーのように結婚はせず、独身を貫いて筆で身を立て、家族を養い続けた。

父親は、教育者として斬新な理論を打ち立てはしたが、家長としては生活破綻者で、家族は貧しさのどん底で苦しみ続けた。過酷な生活で母親も姉妹もルイザ自身も健康を害する。ルイザは苦しい生活のなか、なんとしてでも自立の道を歩もうと努力し続け、「若草物語」のヒットでついにそれに成功する。

身体の不調に苦しみながら、“オルコット女史”として作品や講演で女性の生き方を啓蒙し続け、家族に経済的安定をもたらし、母を看取り、父が亡くなった二日後に自分もこの世を去る。彼女の苦闘の人生を知ってから「若草物語」を読み返すと、彼女の家族への愛と理想が作品に投影されているのがよくわかる。

ノーマン・ロックウェルの表紙絵(The most Beloved American Writer 'But it was a girl!')がこの本にふさわしく素敵。

★★★
昨日は西へ、本日は東へ。
忙しかった週の前半。
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内容はNHKのドラマでも紹介されましたが、、、闘病中の大学教授と元教え子の著者が毎週火曜日に会って、ベッドの横で人生について語り合うという、大変に感動的な物語りです。英語はわかりやすいですので、大人の洋書入門書としても、おすすめです!朗読CDとともに読むと楽
2007/09/30(日) 09:10:06 | 教育をあげる
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