本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
ロビンソン・クルーソーを探して
ロビンソン・クルーソーを探して ロビンソン・クルーソーを探して
高橋 大輔 (2002/06)
新潮社

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デフォーの「ロビンソン・クルーソー」にはモデルとなった実在の人物がいた。スコットランド出身の船乗りアレキサンダー・セルカークが1704年、チリの沖合いマサティエラ島へ取り残されたという史実を元にしている。小説は有名だが、モデルとなった人物がいたという話はあまり有名ではなかった。

日本人探検家の高橋大輔は、あるきっかけでこの話が実話をもとにしているということを知る。生地スコットランドからサバイバルした島(現在はロビンソン・クルーソー島と改名されている)へと旅立ち、実際に自給自足の生活を試みるなどして、その人物の足跡を調査した。

単行本発行後、2001年、彼はついにセルカークの居住地を発見する(そのくだりは文庫版に追加収録)。本書はその感動でしめくくられているが、残念ながらそこはセルカークより後の時代スペイン人の火薬庫の跡だったらしい。しかしその後、考古学者も加わった調査が行われ、跡地のさらに下にセルカークの時代の痕跡が発見され、2005年世界中に発表された(探検家高橋大輔のブログ)。

セルカークの人生も波乱万丈だが、この本自体も、極東の一青年が書物の記述によって灯された情熱に衝き動かされ、一人の数奇な人生を歩んだ人物を捜し求めるという、わくわくする冒険書に仕上がっている。

★★★
まったく2月というのがウソのような日々。車の中は暑いくらい。

なんとなくチョコラBBを規定量無視で服用。元気になる。
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