本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
ヴェラ・ドレイク
ヴェラ・ドレイク ヴェラ・ドレイク
イメルダ・スタウントン (2006/02/24)
アミューズソフトエンタテインメント

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まだ戦後の記憶がなまなましい時代の英国が舞台。
貧しいながらも幸福であたたかい家庭を大切にして暮らしている主婦ヴェラ。彼女にはひとつの秘密があった。堕胎が犯罪とされるこの時代に、望まない妊娠に困っている貧しい女性の依頼を受け、ひそかに流産させていたのだ。彼女は「困っている娘さんを元の身体に戻してあげる」ために違法と知りつつその作業を無報酬で行っている。実は口入れをしている彼女の友人は、ヴェラに内緒で依頼者から報酬を受け取っていた。あるとき、ヴェラが堕胎処置した女性が体調を悪化させ、診察した医師の告発によって、ヴェラは逮捕される。何も知らなかった家族は呆然とするばかりだった。

英国版「主婦マリーがしたこと」。仏版では死刑の判決が下されるが、こちらは3年の禁固刑。しかもそれ以下で出所できるだろう、ということを匂わせ、刑務所内ではヴェラと同じ罪で何度も刑務所行きになっている女囚も登場している。結局、ヴェラのような人間を罰しても何の解決にもならない、という結末。

重苦しい映画ながら、ヴェラの夫や子どもたち(娘の婚約者も)との絆が断たれたわけではない、という描かれ方をしていたのが多少の救い。

ところで、内緒で報酬を自分だけのフトコロに入れていたあの女はどうなったんだー!

★★★
一日中家にいた日。
テキスト処理を終えたあと時間が空いたので、重苦しいとわかっているこの映画を気合を入れて鑑賞。
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