本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
漱石の疼痛、カントの激痛
漱石の疼痛、カントの激痛―「頭痛・肩凝り・歯痛」列伝 漱石の疼痛、カントの激痛―「頭痛・肩凝り・歯痛」列伝
横田 敏勝 (2000/11)
講談社

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古今東西の著名人が苦しんだ「痛む病」の逸話とその病の解説。頭痛・肩凝り・歯痛・痔・出産・通風・腰痛・リウマチ・幻肢痛・癌…読んでいてもアイタタタ痛い本。全体的に淡々と記述されているが、ネタの逸話の面白さと少々カタい症例解説とが、いい塩梅にミックスされていて、奇妙なユーモアを感じた。たとえば、痔のなかでもっともタチが悪い痔ろうに苦しんだルイ十四世。その治世を痔ろう前と後に分けた歴史学者の説を紹介して、

「拡大を続けていた領土が痔ろうを境に縮小し始め、死ぬときはもとの国境線近くにまで後退したという。」

別にウケを狙っている文章ではないために余計にウケた。こういうのがトリビアってもんか。

痛みへの対峙、鎮痛対処薬物の処方論議、そして痛みに耐えることをやめ死を選ぶか?という最終的な選択まで概説。

★★★
夜中に目覚めてそのままなかなか眠れず。当然昼間が眠いが、年賀状にとりかかる。
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