本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
空気げんこつ
空気げんこつ 空気げんこつ
鹿島 茂 (1998/09)
ネスコ

この商品の詳細を見る
最近よく読む鹿島茂のエッセイ。

タイトルの由来は、澁澤龍彦の著述から。「薔薇十字団のガイタ侯爵が、リヨンの黒魔術集団に対して、呪いの流体を送り、これによって相手を殴りつけるというようなこと」のくだりで、実際にこの「空気げんこつ」という言葉を澁澤が使っていたかはともかく、「(鹿島茂の)記憶中枢は『呪いの流体』を『空気げんこつ』という言葉で登録してしまったのである」

という前フリで、鹿島茂が「空気げんこつ」をお見舞いしたい事柄を集めたエッセイ集。芸能関係の古さもご愛嬌なお気軽エッセイだが、モノカキとして最も空気げんこつを送りたい相手のことを書いた「ダメな編集者へ」が一番面白かった。

曰く、
①あるテーマで本を出すと、それと同じ内容の原稿を書いてくれと依頼してくる編集者。
②原稿依頼の意図を自分で説明できない編集者。
③ひとのいうことをなにひとつ聞かず、なにひとつ学ばない編集者。
④本を出したが最後、なにひとつ連絡してこない編集者。


しょーもない便乗企画本はこういう編集者のもとで作られているのだろうな。

③は雑誌掲載時にいったんは削ったが、「その後、この手の編集者が続々と登場しているので」本にするにあたって復活した項目ということ。続々と、ってのは大変なことではないか。

単行本の表紙絵と文庫版の表紙絵の差が激しい。
歴史ある秘密結社に由来するタイトルにあわせたのが単行本で、内容にあわせたのが文庫って感じ。
空気げんこつ 空気げんこつ
鹿島 茂 (2001/10)
角川書店

この商品の詳細を見る


★★★
電源を切ったパソコンからの異音の謎は解けないまま。コンセントの電源を入れると、ケーブル差込部分に明かりがついているのが見える。もしかしてケーブルを通じてアクセスされてる…のか?検索しまくるがちっとも答えが見つからない。
関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 本に包囲された日々 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.