本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
展覧会の絵
数年前に放映されたNHK特集「革命に消えた絵画・追跡ムソルグスキー」を観てから聴く重みが違ってきた曲。

友人ガルトマンの遺作展に触発されて作曲された、というのはよく知られた有名な組曲だが、絵のほとんどは現在散逸してしまっている。番組では、作曲家の故・團伊玖麿が、ムソルグスキーの実際に見た「展覧会の絵」を探してロシアを訪問するという形式で収録されていた。

当てはまる絵が謎となっている「ビドロ」。ムソルグスキーの書簡では簡潔に「ビドロ」(牛車)と名付けられ、その絵は失われたものとされていた。しかし番組内で、ロシア語の「ビドロ」には家畜のように虐げられる奴隷の意味もあると紹介され、その曲に対応する絵画(デッサン)が美術館の資料室から探し出される。そこには正に家畜のように酷使される人々が描かれていた。

つぎつぎに紹介される絵画「リモージュの市場」「死せる言葉による死者への話しかけ」「グノムス」「鶏の足の上の小屋」はどれもこれも重苦しい。病める大地ロシアを描いた親友ガルトマン。急逝した親友の遺志を受け止め、作曲したムソルグスキーの想い。…前も書いたけど、だからNHKは押さえとかなきゃならんのよ

ウィキペディアによると「学術的に精密な手続きがとられたとは言い難く、議論の余地が多い。」番組だそうだが、その後誰も研究しないのだろうか。
★★★
いい天気だけど、強風&寒い。

午前中に買い物をすませ、午後は自分の本の整理作業。
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