本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
小さな愛の願い
「ハーレクイン」って面白いのだろうか…。と常々不思議に思っていた。知らない人は知らないこのジャンル、毎月さまざまなシリーズで刊行され、雑誌のように消費されていく不思議な販売形態。きくところによると、週刊少年ジャンプもかくやという徹底した人気実績により作家は取捨選択され、本社から恋愛描写の行数まで指図されるという(真偽の程は知りません)。

世界中で刊行されるハーレクインでは各種ヒーローがよりどりみどり、やり手の大富豪だの、アラブの王子だの、テキサスの広大な牧場主だの、危険な任務に挑む特殊部隊員だの、はたまた中世の騎士だのと取り揃えられており、当然みなさん絶倫で、ヒロインと華麗な恋愛を繰り広げ、人気シリーズになると、彼らがバカスカこしらえた子孫の物語が果てしなく刊行されるらしい。

ちょっと読んでみようかなーと思い立ち、ハーレクインを愛読する友人にオススメをきいてみた。彼女のご推薦シリーズは、主に中世・近代を舞台とする歴史コスチュームもののシリーズ“ハーレクイン・ヒストリカル”。「凛々しいヒロインが多くていいよ」と言われて挑戦してみたのだが、あえなく挫折

映画を観るときには凛々しいヒロインが好きなのに、おっかしいなー…と自分に悩んでしまった。自分にはハーレクインには馴染めないのかも、と思っていたある日、ふと手にとったコレ。

一気に読んじゃった…

あらすじ→ヘンリエッタは幼いころ両親と死別し、養護施設で育った。彼女は高名で裕福な医師、アダムとひょんなことから知り合い惹かれ合う。しかし、貧しい彼女と彼では立場が違うと、二人の間に一線を画そうとする。


大昔の少女マンガ(「どうせ、わたしなんか」「実はキミのことが好きだったんだ!」のパターン)というか、何というか…どうやらヒロインの貧乏っぷりが自分の心を捉えたようです。

ベティ・ニールズはこれとまったく同じお話を何百冊も書いた大ベテラン・ロマンス作家。自分がこんなベタベタなお話が読める人間だったんだ…と軽く衝撃をうけつつ、ついつい彼女の他の作品にも手を伸ばしてみたりして。

★★★
図書館へ本を返却に行く。
借りないつもりが、前から読みたかった本を発見してしまい、また借りる。
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