本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
哀しみのラストダンス

第2次大戦のガダルカナルの戦闘で顔にケロイド状の傷を負ったガーネット・モントローズ(マイケル・ビーン)は、戦後バージニア州の人里離れた農場でひとりひっそりと暮らしていた。彼の住む森の向こう側には、かつての恋人ジョージナ・ランス(モーリン・ミューラー)が暮らしていたが、彼は今の自分に愛は無縁と思いながらも、彼女への押さえきれない愛に思い悩んでいた。そんなある日ガーネットは、ポッター・ダヴェントリー(パトリック・デンプシー)という青年と出会った。さすがの彼も、最初はガーネットの顔に恐れを抱くが、次第にお互い心を寄せあうようになる。そして彼のジョージナへの思いを知ったポッターは、彼女への恋文を届ける橋渡し役を約束する。ところがそんな幸せな日々もつかの間、やがてガーネットはポッターとジョージナが愛しあっているのではないかと疑惑を抱くようになる。そしてそれは突然訪れた嵐の夜、悲劇的な結末をもって幕を閉じることになる……。(goo映画より)


主演のマイケル・ビーンが「ターミネーター」「エイリアン2」で脚光を浴び、そのおかげでビデオ化された地味な映画。15年前くらいに観ただけなんで、記憶を辿って書いてみる。

ガーネットとダヴェントリーの仲は友情、となっているが、原作のジェームズ・パーディはゲイ作家で、ひらたくいってこの映画はガーネットとダヴェントリーの悲恋物語。ガーネットはダヴェントリーとジョージナの仲を疑い、ダヴェントリーはガーネットの心はジョージナのものであると思い込んでいる。お互い愛し合っているのにお互いを誤解している悲劇。

え?じゃ、ジョージナは?っていうと、彼女は刺身のツマ、というか、男二人を悲恋にするためだけに配置された、って印象だった。なんちゅーか、姉御系女優で、一途な思いを寄せられるほど魅力的かぁ?という人物設定。

嵐の夜に、ガーネットにナイフをつきつけて「一緒に死のう」と迫るダヴェントリーとの“ラストダンス”シーンは大変盛り上がったのだが、その後急転直下、ダヴェントリーはいったい何処へいったんじゃぁ!!とわけがわからんままに、取り残されたガーネットとジョージナが寄り添ってジ・エンドって、おいこらちょっと待て。

…中途半端に友情で誤魔化した感じの、消化不良映画。

文句いいつつもう一度観てみたいけど、マイケル・ビーンの美しいお顔は、劇中ワンシーンくらいしか登場しないのが祟ってか、現在入手不可。絶対DVDにはならないだろうな…。

★★★
ひたすら仕入れ処理。

夕食は外食。
帰りに本屋で、おっしゃれーなアートコーナーの本を手当たり次第に手にとって眺めてみる。悲惨な自分の部屋を思うとちょっと惨め。仕事がらみなのだが。

もう人生折り返し地点となったわけだし、置いてあっても二度と読み返すことがない本が大半だしなー…と思う反面、唐突に読みたくなる瞬間が幾度もあるのも事実。
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