本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
女王さまの自己破産確定・花井愛子
ISBN:4901219367 単行本 花井 愛子 エムウェーブ 2002/08 ¥1,365

少女小説の女王といわれていた花井愛子の、自己破産するまでの過程をコミックとエッセイで綴った本。

少女小説のバブル期に氷室冴子とならんで(並び称していいのかこのジャンルよく知らないけど)、ダントツの執筆量を誇っていた花井愛子だが、遺産相続のゴタゴタとバブル崩壊によってついに自己破産する。

彼女の場合は、親が再婚夫婦というヤヤコシイ事情なのにきちんと相続手続きを整えないまま親を亡くしてしまったこと(悪どい親戚&腹違いの兄弟につけこまれる)、莫大な住宅ローンを組んでいたこと、仕事も下降、とトリプルパンチ。

自己破産するにもお金がいるというのをこの本で初めて知った。
こういう手のつけられない負債を抱えた人には福音の自己破産だが、ある程度の余力がないと自己破産へ至る事務手続きを乗り越えられなさそう。

★★★
暑い。能率落ちる。

ダラけついでに、ここ数日、借金返済をネタにした人たちのブログを読んでまわっている。
ギャンブル依存症の人が多い。しかしそれよりも、支出額を正確に意識せずに買物したあげくローンやクレカのショッピング枠がかさんで合計数百万、というタイプの人のブログがある意味面白い。本人なりに真剣に支出を引き締め、借金を返そうとしているのだろうが、そもそもの原因である無計画な金遣いの記述が散見され、「だからアンタ、そんなもんに金を遣ってる場合か」と思うことしばしば。

TVでしょっちゅうCMを流している会社だからなんとなくいいと思って借りた、という文に出会ったときには、「話には聞いていたが、そんな軽い気持ちで借りるヤツが本当にこの世にいるんだ…」とある種の感動を覚えた。
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