本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
アンネの日記 (増補新訂版)
アンネの日記 (文春文庫)アンネの日記 (文春文庫)
(2003/04)
アンネ フランク

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Amazonの書評で「アンネの日記は偽書」を信じているドヤ顔レビューがたくさん掲載されていたときがあって(現在はほとんど削除されている)、さらにちょいとブログ検索すると、偽書説を信じているところがたくさんヒットしてしまうので、かなり不安な気持ちになってきた。「アポロは月に行かなかった」だの「アンネの日記はニセモノ、ホロコーストも嘘」というのを本気で信じている人がどんどん増えていっているのだろうか。

日記偽書説をうたう電波サイトの有名どころ(多分)↓
アンネ・フランクは、アンネの日記を書かなかった。

どうみても中二病的な陰謀論大好きな人向けのサイトです。本当にありがとうございました。

もちろんこの手の主張は、全て詳細な証拠とともに公式に否定されている。

このページで一番気になったのは、偽書説を否定するウィキペディアの記述を非難して、「ネット上で類似の情報を探しても何も引っ掛かってきません。」と反論する一文。「自分がパソコンで検索しても類似の情報が見つけられなかった、イコール、その情報はウソ」ってことかいな。

「個々人は自分の理解できる情報(つまりレベルの低い情報)だけに手を出し、簡単に充足してしまう。」という現象のひとつの例かと。

ところで、現在発行されているのは、1998年に発見された箇所を追加した増補新訂版。この版で追加された箇所のみならず、娘の日記を管理していた父オットーの死後初めて公表された箇所があるのはよく知られているが、まーそりゃ、父として全世界に読まれるのはしのびないだろうねぇ…。性の描写しかり、親である自分たち夫婦を冷徹に観察されている描写しかり。

未読ページ目当てで入手したが、昔の文春文庫の皆藤幸蔵の訳に慣れ親しんできたので、深町真理子訳の少女っぽさを強調した軽い文体に馴染めない…。繰り返し読んでいたのはロウティーンの頃なので、その当時の自分にとってアンネは「年上のお姉さん」だった。

★★★
ソチオリンピック、大好きなロシア!バレエ!なので、開会式も閉会式もしっかり観ることができて満足。
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