本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
女中がいた昭和
女中がいた昭和 (らんぷの本)女中がいた昭和 (らんぷの本)
(2012/02/22)
小泉 和子

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生活がモダンな和洋折衷に進歩してゆき、でも現代のような便利な電化製品はない。そんな時代の家事は膨大な量で煩雑極まりなく、主婦一人でとてもこなせるものではなかった。そんな時代の中・上流家庭にあたりまえのように存在した「女中」。彼女たちの仕事内容・待遇・出身境遇など解説した本。

英国のメイド歴史本と共通するなぁと思うところがいくつか。身分制度、雇う側と雇われる側との意識の差、過酷な待遇、雇われた家での性の危機、時代の流れで消滅していった…とか。

結局は面倒極まりない“家事”の押し付け合いの歴史か。

貧しい家の出身で「主婦の技能」が身につけられない若い娘に、住み込みでひととおりのことを仕込んでやる、という雇い主側のタテマエ。実際は窓も収納場所もない三畳一間を与え、朝から晩までこきつかっているわけだが、それでも女中経験のある女性へのインタビューで「若奥様と大奥様が大変にお仲がよろしく、また若奥様とご主人様もお互いを尊重しあっておられて、そんな関係は自分の育ったまわりにはみられなかったことなので、後の自分の結婚生活の大事な指標になりました」なんて言っている人もいて、ちょっとノスタルジーな感じ。

★★★
年賀状もできた。決算もあがって、納税も済んだ。次は年末調整だ~!
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