本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道
商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 (光文社新書)商店街はなぜ滅びるのか 社会・政治・経済史から探る再生の道 (光文社新書)
(2012/05/17)
新 雅史

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商店街の歴史はそんなに古いものではなく、20世紀になってから新しく生まれてきたものだった。都会に出てきた離農者のイージーな生業として多数の零細小売業が誕生、それらが寄り集まり、当時の世相・政治・経済を背景に利権を得てゆく。当初は高邁な理念があったものの、やがて自分とその家族の利益だけを考えた圧力団体に成り下がり、自滅していく。

商店街がどうやって誕生し、繁栄し、衰退していったのか。学者さんが資料とともに概説した内容だなーと思ってひととおり読み終えた後、著者の「あとがき」を読む。すると俄然、本文の内容がいきいきと立ち上がってきた。著者は、もう消滅してしまった商店街の酒屋の息子、という出自だった。職住一体の親の職業・家庭環境を嫌悪し、親のあとは継がず、都会で学者になった自分。還暦を過ぎてなおコンビニを経営して働き続ける両親と、憧れのサラリーマンになったものの不安定な身分で未だ所帯を持っていない自分。本文と違って感傷的なこのあとがきが一番面白かった。

★★★
両親の故郷にある商店街も衰退・空洞化が避けられないようなんだけど、そこでがんばってるオーナーさんがいて、ブログを愛読している。

★★★
婦人会の掃除。昨日まで涼しかったのに、今日は朝から暑かった。滝汗。
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