本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
洋裁の時代―日本人の衣服革命
洋裁の時代―日本人の衣服革命 (百の知恵双書)洋裁の時代―日本人の衣服革命 (百の知恵双書)
(2004/03)
小泉 和子

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NHK朝の連ドラ「カーネーション」うっかり観てしまった。連ドラ観るのは「ゲゲゲの女房」で大変だったので避けていたのだが、ああ、やっぱり面白い。

戦後の洋装の興隆…つながりで、何年も購入を保留にしていたこの本を買ってしまった。

明治の洋裁黎明期から、戦後急速に普及し「女の自立」を支えた洋裁。既製服など無い(昭和50年ごろまではまだ手作り服も多かった)。洋服は自分で縫うか、仕立ててもらうかしかなかった。戦後、洋裁を身につけミシンを動かすことで、どれほどの女たちが身を立てることができたか。みようみまねで洋服というものを自分のものにしていったか。ファッションとかデザインとかではなく、「洋裁という技術」がいかに女性が生きていく上で役に立ったかということに焦点を当てた書。

「洋裁という技術」とともに、高価なミシンがいかに憧れのものであったか、とか。

かつてミシン一台で生活を支えていた女性が、「これで子供たちを育てあげ、生活が助かった大切な道具なので、私が死んだらミシンをいっしょに埋めてくれ」とお寺にたのみ、さすがにミシンは無理だと笑われたが、「それではせめてカマ(ミシンの心臓部)だけでも」といっていたそうである。

★★★
…という話を義母にしたら、「そういえば子供のころ、近所の戦争未亡人が家でミシンの仕事をしていた」という思い出話になった。

★★★
中学生の頃、学校には足踏みミシンしかなかったが、自分は不器用でなぜか逆走するばかりだったことを思い出したり(だから学校では縫わず、家の電動ミシンでまとめて縫っていた)。

★★★
家業は工業用ミシンの部品も加工している。
「ヨウドウダイウデ」とか「ソレノイドウデ」とか面妖な名称の伝票を日々処理。
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