本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
アオイホノオ 1(島本和彦)
アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)
(2008/02/05)
島本 和彦

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島本和彦初読み。

漫画やアニメが新しい時代に入ろうとしていた1980年代初頭、作者の大阪芸術大学時代を舞台とした自伝的コミック。ほぼ同世代なので、読んでいるとあの時代の熱い色々、ついでに恥ずかしいイロイロな思い出が津波のように押し寄せてくる…。表紙をめくると、どデカく「この物語はフィクションである。」。でも庵野秀明をはじめとして、その後名を上げる作者の同窓生たちが次々と実名で登場するんですが…。で、そこをめくると裏でさらに笑う。

漫画家を目指すも、まだ最初の一歩すら踏み出していない主人公ホノオ君の焦燥、根拠の無い自信過剰、新しい才能の台頭を知るたびの物凄い敗北感…青春のこっ恥ずかしさが満載。

巻末には庵野秀明と作者との「熱血青春対談」が収録されている。庵野監督が中学生時代、「ヤマト」TV本放送を「120分のカセットテープ3本」(当時のおこづかいではカセットテープをそれ以上増やせない)を繰り回して録音、古い回を消去する前に何度も聴いてセリフを覚えた、という思い出話に泣ける。「TV番組をカセットテープに録音する」という行為…個人で楽しめる映像ソフトなど夢のまた夢、とにかく資料媒体に飢えていた時代だった。

あちこちにいろんなマンガの模写が登場するが、「ブルワーカー」雑誌宣伝の4コマ漫画まで出てくる(ホノオ君は結局、もっと安いブルワーカーのパチモンを購入)。男子向け雑誌に必ずといっていいほど載ってたよね、ブルワーカー。女子は「日ペンの美子ちゃん」だった。

1980年代に、漫画やアニメにハマった世代だったら、悶えながら読むこと必至。

★★★
灯油を買いに行く。タンクのふたがひび割れてモロくなっていたのが、帰宅途中、揺れで波打った灯油につきあげられてパックリ抜けてしまっていた。当然、車内に灯油がこぼれまくり。臭ッ。
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