本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
マリス・リエパ(MARIS LIEPA)
1960~1970年代に活躍した、ボリショイ・バレエ団きっての美男ダンサー。1960年代末に「スパルタクス」のクラッスス役で大ブレイク。生涯の当たり役を得たのもつかの間、その後、転落の人生を辿ってしまう。

私生活でもまるでクラッススになりきってしまったかのように、傲慢で尊大になってしまい、リハーサルには参加せず本番にだけ現れたり、規律を乱す行動が目に余り、ボリショイ帝王グリゴローヴィチと衝突。彼が神殿とも崇めたボリショイ劇場への立ち入りさえ禁じられてしまう。晩年は酒に溺れ52歳で自殺。栄枯盛衰久しからずな生涯。ただ、グリゴローヴィチも決して評判のいい人物ではないので、マリスも“ボリショイの帝王”の犠牲になったダンサーの一人、という説もある。

マリスの魅力は忘れさられたわけではなく、娘イルゼ、息子アンドリス(金髪以外似てないのが残念だ)により2006年に生誕70周年記念ガラや、2008年にロンドンでトリビュート公演が開催されている。

彼のドキュメンタリーDVD『マリス・リエパ 栄光と失墜』が発売延期になって何ヶ月も経つんだけど…発売延期→永遠に出ないのパターンでしょうか…。

ワシリエフのスパルタクス、リエパのクラッススという組み合わせは、異なる魅力のダンサーによるガチンコ勝負でこたえられない。↓終盤、最期の闘い。



ハチャトゥリアンの曲、最近また聴きまくっているが、↓この「クラッススのテーマ」のストリングス部分が特にお気に入り。
関連記事
コメント
この記事へのコメント
帝王夫人
彼女の演技や雰囲気は嫌いではないんだけど、手首のクセ(90度カクッと折り曲げひらひらさせて踊る)がヤケに気になります。

山岸凉子「アラベスク」第二部で、雑魚キャラ「ナタリア」(ヴェータの前で“ライモンダ”を踊り、ヴェータに踊りを訂正されて恥をかく)が、「手首を曲げて踊るクセ」の持ち主でした。こういう細かいことまで気にとめてしまうヤマギシ読み込み魔のワタクシ…。
2009/10/04 (日) 10:24:30 | URL | ヨモヤマ #-[ 編集]
そうだたのですか!
マリスは自殺だったのですか、知らなかった。
とても優遇されていた帝王夫人の踊り方が苦手でした…。
2009/10/25 (日) 22:43:43 | URL | らん子 #bHf/pF9E[ 編集]
「止めるのネ」
覚えていることより、クセまでまねたことにノンナがぞっとするシーン…。

そうなのです、ベス○○○○○のカクカク手首がイヤだったんです…。
2009/10/25 (日) 22:45:39 | URL | らん子 #bHf/pF9E[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 本に包囲された日々 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.