本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
明治のお嬢さま
明治のお嬢さま (角川選書)明治のお嬢さま (角川選書)
(2008/12/10)
黒岩 比佐子

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お嬢さまがたの記事が満載の当時の雑誌を資料として、百年前のセレブたちの素顔に迫る。現代のセレブ~な記事同様、当時のお嬢さま方も年齢・経歴付きで、雑誌のグラビアに登場している。当時の読者もその美貌や衣装や経歴をうっとりチェックしていたんだろうな。

ただ、恵まれてはいても不自由で窮屈な生活でもあり、籠の鳥のように大事に守られながら、大勢の使用人にかしずかれる。住んでいるお屋敷が広大すぎて、運ばれてくる食事が冷めきってしまうほどだった、とか。桁違いの資産や財産をバックに持っていても当たり前だけどそれは自分の自由にはならず、結局求められるのは美貌、めざすゴールは結婚しかない。

雑誌に「令嬢」として掲載された数年後には、こんどは「新夫人」「若夫人」として登場、という流れ。

ところで、美人コンテストで日本一となってしまったために女学校を退学になった末弘ヒロ子。乃木将軍のはからいで後に良い縁談を得た、というのが通説になっていたが、この本によると結婚の約束は騒動の何年も前から決まっていたもので、乃木は関係無いらしい。

★★★
義父母へ、地区の老人会からの誘いがたびたび来る。自治会とかまた別の組織だそうで、これに入るとまた役員だとか、地区の花壇の整備だとか、いろいろあるらしい。のらりくらりと断っているみたい。

近所に、この会の婦人部というか通称「ババ会」のお茶会中にいきなり死んでしまった人がいた。かなり天国が近い会。
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