本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
危ない食卓―十九世紀イギリス文学にみる食と毒
危ない食卓―十九世紀イギリス文学にみる食と毒危ない食卓―十九世紀イギリス文学にみる食と毒
(2008/11)
横山 茂雄

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副題通り、19世紀英国の食品偽装問題および、女性の「拒食症」について。

当時発行された啓蒙パンフレット「食品偽装および食品に含有される毒についての論考」が抄訳されていて、パン、ビール、菓子、香辛料など、食品別に偽装の手口とその見破り方が綴られている。昔も今も、監視・チェック体制がないとこういうことになるのか。

「拒食症」は「ヒステリー性食欲不振症」とか称されている。当時の上流の女性たちは、とにかく細く、か弱くなくてはいけなくて、食欲旺盛なところを人に見せないように、という抑圧が強く、結果、食べる行為に罪悪感を抱いてしまいがちに。ジェイン・オースティンなどの文学作品からそのあたりを引用したり、実際の患者を見た医師の報告書など。

う~ん、テーマとかすごく面白いので期待して読んだのだけど、文体・構成に「大学の論文」調が強く、「読みもの」的面白さが無かった。二度と読み返す気にはなれない。

★★★
桜の名所をうろうろ。
真冬なみの気温が続いたせいか、咲きはじめて一週間近くたってもまだ満開になっていないところが多かった。曇天だと桜は映えないし。
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