本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
インドの大道商人
インドの大道商人 (講談社文庫)インドの大道商人 (講談社文庫)
(1999/12)
山田 和

商品詳細を見る
著者の旅の記録と、そこで出会った道端でお店を広げているさまざまな商売人たちを、カラー写真と本人の自己紹介(インタビュー)で100人以上紹介。

商売のネタが面白い。靴磨き、錠前屋、装身具(櫛、腕輪、指輪、銀細工…etc.)、飲料水、食料(ヒシの実、果物、野菜、お茶、揚げ物、お菓子…etc.)、皿にする木の葉、ホウキ、時計の防水加工、代書、手相、ヘルメット、床屋、歯医者、歯磨粉作り、耳掻き、カゴ…。きりがないが、ほとんど一種類の作業やモノを売って暮らしの足しにしている。一人につき1ページのわずかな文字数で、どこの生まれで、この商売のきっかけ、経緯、値段、一日や月の売り上げなどがいきいきと語られる。

旅をしながらこれだけの人々と接し、ついには「自分も大道商人をやってみよう」と(売るものがないので)もってきたホッカイロ売りを試みる著者(玉砕するけど)。商売は厳しいだろうけど、著者がその気になってしまうのもわかる魅力があふれている。

「文庫版のあとがき」にあるように、自由主義経済下で工場製品が出回った現在では“生産者兼売り手”の商売はすっかり廃れてしまった。貴重な記録であり、人間の普遍的な生活の営みの楽しさが感じられる本。

★★★
午前中に免許更新を済ませた夫。優良講習だから、ビデオをぼーっと観ていればいいのだと思いきや、講師が次から次へと指名して質問攻めにする講習だったそうだ。「時速60kmで走っていると、1秒間で何メートル進むのか?」とか「クリープ現象とは何ですか?」とか。いきなり聞かれて「えーと、3メートル…?」とか「車がじわじわ進むこと~」とかみんなアセって答えていたそうな。

講師によって好き勝手な講習ができるらしい。
関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 本に包囲された日々 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.