本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
カッコわるいあだ名の王
「アルカサル」その後、というか子孫たちのことをテキトーに調べて読んでいたら、おそらく西洋史上1、2を争う情けないあだ名の子孫を知った。

それはカスティリア王エンリケ4世。ドン・ペドロ1世の孫がエンリケ4世の祖母にあたる。といっても「アルカサル」読んでいる人以外にはどーでもいい説明。それよりも歴史上有名な女王イサベル(コロンブスを援助した人)の兄といえばいいか。

彼は二度結婚したが、どちらの妻にも手を触れなかった。で、ついたあだ名は「不能王」。「エンリケ・エル・インポテンテ」…かっこわる…。「エリザベス・ザ・ヴァージン」というとかっこいいのに。

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エンリケ4世にはフアナという娘が一人いて、後に叔母のイサベルと王位を争った。フアナのあだ名は「フアナ・ラ・ベルトラネーハ」。「ベルトランの娘」という意味で、ベルトランというのはフアナの母親の浮気相手という噂のあった騎士の名前。要するに「アンタの父親があの不能王なわけねーだろ」だということ。かわいそうにフアナは、生物学上の父親であろうベルトランにもイサベル側に味方され、王位継承の争いに敗れ、自らこそが女王であると名乗りながら、死ぬまで修道院に幽閉されていた。

ついでにいうと、勝利したイサベル女王にもフアナという娘がいて、彼女も正当なカスティリア女王の座を母から継承していながら、精神障害と政情により、自らこそが女王であると名乗りながら死ぬまで幽閉されていた。

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カッコわるいあだ名から始まって、悲劇的なオチに。

★★★
個人宅でやっているという、有名なイルミネーションを観にゆく。

街頭すらロクにない暗闇の僻地に、忽然と現れる光輝く一区画。正直、大して期待していなかったのだが、ちょっと感動してしまった。イルミネーションの魅力をいまさらながら感じた。
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