本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
怖い絵2
怖い絵2怖い絵2
(2008/04/05)
中野京子

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いつのまにか2巻が発売されていた。あわてて購入。

このシリーズの「怖い」は「面白い」と同義だ。淀川長治の映画解説でよく出てくる「コワイですねぇ」と同じ。有名な絵画をさらに面白くなる視点で紹介している。

今回の表紙になっている「アルノルフィニ夫婦夫妻の肖像画」。

細部まで描き込まれ、解釈の分かれる箇所も多く、じっくり楽しめる絵画だが、著者は、ひととおりこの絵の一般的見所を概説したのち、アルノルフィニ氏の顔に思い切りツッこむ。

「アルノルフィニ氏は一度見たら決して忘れられない顔をしている。…(中略)…夫にしたくないナンバーワンと呼びたくなるアルノルフィニ氏の冷たく計算高い顔のおかげで、この絵は俄然、魅力を増した」「まるで突然召喚された魔術師みたいな男」

言われてみれば確かに、まだ少女のような可愛いらしい容貌の妻に比べ、夫のほうのキモ面は、「幸せな新婚夫婦の肖像画」という概説にえらく違和感を与えてる。著者の言うとおり、彼が妻と似合いの優しげな美男子だったら、この絵の奇妙な魅力・吸引力は半減してしまっているだろう。

1巻同様、この2巻でも魅力的な絵画が目白押し。3巻が待ち遠しい。

★★★
「夫とインコ」の部屋の模様替え終了(ちなみに自分は「本の山」の部屋)。

タンスは、風呂の焚き付けにちょうどよいサイズに叩き壊された。古い服やごちゃごちゃしたモノもだいぶ捨ててスッキリ。嗚呼、片付けって楽しい。どこへも行かず、一日中片付けをしていたい。
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