本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
愛の処方せん―身の上相談読本
ISBN:4620310387 単行本(ソフトカバー) 橋本治&福島瑞穂 毎日新聞社 1995/03 ¥1,325

橋本治と福島瑞穂がそれぞれ別の相談を解答する構成になっているのだが、近年福島瑞穂がどういう主義主張の人間なのかを知るにつれ彼女のページはいらねーや、という気になってくる。

橋本治の解答の凄いところは、相談者のもっともらしい相談に隠された、真の問題を突きつけるところ。

「誰からも関与されない方法を」29歳独身女性。
仕事をやめて3年になります。家族にはいい仕事がないと言っています。他人にかかわりたくありません。外にも出たくありません。5年10年だれからも関与されない方法を教えてください。

解答:いまのあなたの状況を「異常」だと教えてくれる人がいない、あなたは誰からも関与されていないんですね。あなたはロクな人間関係がないから飢えて欲求不満になって、しかもそのことを解決する方法が一向にみつからないからそのことを見ないようにしている。誰からも関与されたくない人がなぜ家族と一緒に暮らしているんですか?あなたは見栄っ張りの無精者です。無理をしてでも外へ出なさい。
(要約)

他にも「11歳年下の彼が好き(46歳未亡人)」→中年女の恋への執着は、かなり無残なものですよ。それを覚悟なさい。「恋」とはそういうものです。
「まじめな女性と交際したい(32歳童貞)」→物事には、限度というものがあります。さっさと童貞を捨てなさい。相手にだってもう少し寛容になれるでしょう。なにしろ今のあなたには結婚相手がいないんですからね。いない相手を前提にしてつまらないことを考えていたって、しょうがないんじゃないですか?

この本で、相談者の悩みをウラ読みするチカラがついたら、こういうページで楽しめます。↓

http://www.yomiuri.co.jp/jinsei/

(回答者の人選により、ズレまくった解答を読まされることがあるが)

★★★
西へ仕入れ。
いつもの楽しみにしているランチの店が満員で(入学式などの父兄がなだれ込んでいるみたい)、仕方なく別のファミレスで昼食。値段は安いけど、ドリンクバーのコーヒーは不味いので悲しい。不味いけど仕方なく飲んでる自分もさらに悲しい。
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