本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
アウェイ 全2巻(萩尾望都)
原案の小松左京「お召し」を読んでない…。

ある日突然、世界中で大人と子どもが二つの世界に分断されてしまう。大人の世界で産まれた赤ん坊は24時間以内に子どもの世界「アウェイ」へ、18歳になった子どもはやはり24時間以内に大人の世界「ホーム」へ飛ばされる。ただ大人がいなくなっただけで、環境その他何も変わらない世界で子どもたちは必死で生き延びようとするが…。という近未来SF。

子どもたちだけで徐々に日常生活を構築していくディテールが「十五少年漂流記」のようで面白かったんだけど、なぜ世界がこうなってしまったのかの謎が終盤で猛スピードで描かれて完結!で、少々唖然。だらだら連載を引き延ばすのも困るが、まるで連載打ち切りのような駆け足描写も欲求不満になる。成長してホームへ行ってしまった主要キャラたちの間に出来た赤ん坊がアウェイへやってくる、というくだりももっと詳しく読みたかったなぁ。


★★★
「十五少年漂流記」といえば、椎名誠と渡辺葉の親娘による新訳版が出てるんだった!買わねば!
医学探偵の歴史事件簿 ファイル2 (小長谷 正明)
 
医学探偵の歴史事件簿の第二弾が出ていたとは知らなくて、あわてて購入。歴史を動かすこととなった病気はなんだったのか、あの人物の最期はどうだったのか…前作よりさらに面白くなった感じ。

アイザック・アシモフが、心臓手術の際の輸血でHIVに感染し、死期が早まったことをこの本で初めて知った。



いろいろな医学に関わる歴史エピソードが満載なのでどこから読んでもOK。







ところで、大仏の建立にあたってどれだけ有害な物質が撒き散らされたのか知っていると、このツイートがさらにグッとくる。

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