本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
夢の雫、黄金の鳥籠 1~7巻(篠原 千絵)
連日の仕事疲れで気の迷いというか、まーた大長編になりそうなコミックに手を出してしまった。

大帝と呼ばれるトルコのスルタン・スレイマン一世の時代。ハレムに売られた奴隷から正式の妃にまで上り詰めた東欧生まれの寵姫がヒロイン。塩野七生のエッセイでおおまかな歴史を知っていたので、本コミックを読んで、え、これからどーすんの?という人物設定に戸惑う。ま、面白いけどね。「天は赤い河のほとり」でもそうだったけど、この作者の描くヒロインは、生まれ育った世界からいきなり異世界に放り込まれても、逞しく順応してのし上がっていくのが頼もしい。

それにしても、史実とのつじつまをどうあわせるのだろう…。

★★★
こっちにまわされる仕事がどんどん増える一方で、来月はもっと増えると。

戦下のレシピ 太平洋戦争下の食を知る (岩波現代文庫)
新書版を持っているが、文庫版のための覚え書きとして「敗戦後(占領期)の食糧事情」が追加されていたので購入。

スーパーで買い物をしていると、ときどきこういう本の時代を思って、「商品棚がからっぽになる情景」を幻視してしまう。自分のところに損害がない遠くの災害でもたちまち日配品が不足する現代。ひとたび長期非常事態にでもなったらどんなに恐ろしい物資の不足に陥ることか…。

食欲が失せる真夏に読むと、妙に食欲がかきたてられる。





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