本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
「ベン・ハー」で気になるどーでもいーこと
ローマ帝国時代のユダヤ人貴族ユダ・ベン・ハーとイエス・キリストの生涯を交差させた物語「ベン・ハー」。その中の名シーン。



陥れられ、罪人として連行されて水も与えられないベン・ハーに、大工のイエスが水を恵む。映画ラスト近くの、十字架を背負ってゆくイエスへ、ベン・ハーが水をあげようとするシーンと対になっている場面。

名場面なんだけど、端役のローマ兵のおっさんがヤケに印象に残ってしまう…。この映画では徹頭徹尾イエスの顔を絶対に見せないように撮影しているので、彼に気おされるローマ兵のおっさんの一人芝居のアップがけっこう長い。こんなハリウッド史に残る超大作で、このオッサン俳優、演技を見せてのアップ。よかったね。

★★★
「赤毛のアン」で、アンが授業中「ベン・ハー」(映画の原作となった小説)を夢中で読んでいて、ステイシー先生にたしなめられる場面があった。読書豆知識(…になるのか?)。
名画と読むイエス・キリストの物語(中野京子)
名画と読むイエス・キリストの物語名画と読むイエス・キリストの物語
(2012/08/23)
中野 京子

商品詳細を見る
西洋絵画鑑賞において、予備知識が不可欠な人物の生涯の物語。“怖い絵”シリーズの著者なので、名画解説のほうを期待して読んだら、「イエス・キリストの物語」のほうが主だった。その点はちょっとがっかり。でも、読み出したら止まらない面白さで、その「物語」に感動する。その上で収録されている名画を見ると、そういう感動をちゃんと取り入れた表現になっているのだな、とわかる。知識の蓄積がないと、なにごとも理解が浅いまま、なんだろうなぁ。

次はアレだ、「聖☆おにいさん」を読み返そ。このマンガも知識が無いとわからんギャグ多数。
ドライブレコーダー設置
ドライブレコーダー取り付け。
平日昼間なのに、ETCやらの取り付け工事待ちが常時数人。

付属のマイクロSDカードの容量はショボイので、取替え予定。
新車
貯金とローンでなんとか購入。…ってこんな買い方でいいのか。

前回は、納車三日後に事故るという悪夢のような出来事があった(日記を引っ張り出して確認。忘れてたけどそんなにすぐだったのか)。明日は再び納車三日後なので、出かけなくてもいいように買い物を済ませておく。本日は13日の金曜日で仏滅で、それなりに不吉な日であるが、無事帰宅。

昨日、税理士さんと話したが、会社名義で購入してもそんなに問題にはならなかったみたい。むしろ減価償却できたほうがよかった。もう遅いけどさー…。これからはガソリン代はもとより税金も3年後以降の車検費用も、それから考えたくもないけど修理が発生したとしてもすべて会社へまわす。
ロココの冠(名香智子)
ロココの冠 (フラワーコミックスアルファ ブルボン王朝シリーズ)ロココの冠 (フラワーコミックスアルファ ブルボン王朝シリーズ)
(2012/08/09)
名香 智子

商品詳細を見る
ルイ15世の宮廷を舞台としたシリーズ。「山猫天使」「黒百合の騎士」「ヴェルサイユのシンデレラ」に続く最終巻。シリーズ前半は架空の登場人物が中心にお話が進んでいったけれど、だんだん史実に沿ったお話に。最終巻はいよいよ寵姫ポンパドール夫人登場。

彼女は単なる愛妾という立場を超えたスケールの大きい女性で、王の夜のお相手を退いた後もかけがえの無い存在であり続けた。それがどれだけ凄いことだったのかは、歴代王侯の愛妾たちの栄枯盛衰の激しさを知ればすぐわかる。本巻では虚実おりまぜてかけ足で彼女の人生をつづっているが、じっくり評伝を読みたくなった。

ところで、このコミックの虚実のからませかたで面白いなーと思ったのが、王妃とポンパドール夫人との関係。史実では、性悪な他の愛妾たちの時代には軽んじられ苦しめられた王妃マリー・レクザンスカは、ポンパドール夫人が愛妾だった時代には王にも尊重され、平穏な日々を送ることができた。もちろんそれはポンパドール夫人がそうするように王にプレッシャーをかけていたからだ。

そのきっかけは愛妾と王妃のお目見えの儀式。王妃は通常は愛妾に対して形式的な言葉をかけるだけにすぎなかったのが、緊張して王妃の前にかしずく夫人に対して、共通の知り合いの話題から始まり、なんと十二回も言葉を交し合った(勘定した廷臣がいた。王妃と愛妾の接見の場というスリリングな見世物にほとんどの廷臣が部屋に押し寄せ、固唾をのんで見守る)。これは異例のことで、これで平民出身の夫人はヴェルサイユ宮廷に迎え入れられることが確定した。ポンパドール夫人はこの恩を決して忘れず、王妃もその優しさが後々まで報われることとなる。

…という事実があって、なぜ王妃が夫人に最初から好意を示したのかは謎なんだけど、このコミックではそれがなぜなのかを、うまいこと架空の人物のストーリーと一致させている。

とまぁ、歴史のこまけぇことが好きな自分にはたまらん内容で、もちろん作者のゴーヂャスで華麗な描写(衣装、宝石、家具調度…)を堪能するだけでも読む価値あり。
聖☆おにいさん(9)(中村 光)
聖☆おにいさん(9) (モーニングKC)聖☆おにいさん(9) (モーニングKC)
(2013/08/23)
中村 光

商品詳細を見る
あいかわらずゆるーい9巻目。

「メーラーデーモン」オチ笑った。何年も前のヤフオクの評価欄で「メーラーダエモンさん、英語でメール返信するのはやめてください!」と怒り狂っていた人が晒されていたのを思い出した。

しかしブッダとイエスの二人は、この休暇をどのように締めくくるのだろうか。
copyright © 2005 本に包囲された日々 all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.