本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
9月29日
3ヶ月前ぐらいからずっと胃もたれ・胸ヤケ・胃痛・消化不良に断続的に苦しめられる。頭痛持ちのため鎮痛剤が欠かせないのが一番いけないんだろうけど、頭痛がひどいと何にもできないし。最近やたらと啓蒙CMを見る「逆流性食道炎」かも?とかから、最悪の病まで、あれやこれや気に病んでしまって、そういうのもさらに胃に悪影響。

で、やっとこさ3年半ぶりの胃カメラを予約。毎年受けたほうがいいのはわかっちゃいるけど、結局、具合が悪くなってから重い腰を上げることに…。

3年前と同じ病院で、エコーで胆石などの異常が無いのを確認してから、いざ、鼻から胃カメラ。モニターに恐ろしいものがうつったらと思うと怖かったが、幸い何にもナシ。ってことはこの胃の不調はいったいなんなんだ。制酸剤を一ヶ月分もらい、様子をみましょう、ということで終了。

安心はしたものの、帰宅後食事をしたら、また胃痛。カメラつっこんだ影響もあるのかなぁ。ついで、予想はしていたけど、やっぱり安心したために片頭痛勃発。仕方がないので鎮痛剤を飲んで午後はずっとぐったり。
9月25日
じえーたいのおニューのひこーきがやってくるというので、隣県の空港へ行きました。
撮影ポイントにはすでに、ひこーきが大好きなおっきいおにいちゃんやおっちゃんたちがいっぱいです。

そのひとりであるウチのツレは滑走路から少し離れたところで待機。わたくしは送迎デッキで太陽の恵みを一身に浴びながら(しかも逆光)コンデジで撮影。アタマが焦げそうです。

となりに子連れで来ていた人がいて、子供が「ママはどこー?」と訪ねると、父「ママは家」と答えていました。わたくしには目に見えるようです、「同行を拒否するママ」が。

新型機は何度かタッチアンドゴーを披露して去っていきました。
9月24日
11月にある婦人会定例の掃除後、ご近所の歯医者さんをお招きして「歯の健康について」お話いただくということに決定。例の一人で張り切っている人と一緒に、その歯医者さんのところへ行って打ち合わせ。

打ち合わせ半ば、その張り切っている人が「私、悪いけど当日法事で休むから~」などと唐突に発言。言いだしっぺがトンズラですか…。あきれてあいた口があいたまま。自分が企画しといて、実行は人にやらせるという図太さをわたくしも身につけねば(違)。
世界の果てでも漫画描き 2 エジプト・シリア編(ヤマザキマリ)
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(2011/09/15)
ヤマザキ マリ

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最近ヤマザキマリの新刊ラッシュ。コレと風呂と伊家族だけ買ってる。

パワフルなヤマザキさんという印象の前巻キューバ編だったが、2巻は学者夫ベッピーノのヲタパワーにひっぱりまわされてる。タクシーにぼったくられないために、観光に行くだけなのに車中ずっと陰鬱な顔をし続けるという方法はイイね。

ところで、外国だとアシスタント雇うというわけにはいかないから、風呂漫画も全部自分でお描きになっているのだろうか…。
9月17日
「矯正展」をやっているのを知り、久しぶりに行ってみたくなった。今日だけの催しなので、姑を誘って一緒に行く。

…なんて常にないことを思い立ってしたのがマズかったのか、駐車場で左折時路肩に乗り上げてガリガリガリ!「あー!やっちゃった、あー」と絶叫。下りて見ると、前進すれば路肩から脱出できるようになっていたので、ふたたびガリガリガリガリと音を響かせながら脱出。姑に「うちのじーさんはそういうことしょっちゅうだって。よくあること」と慰めてもらう。

いちおう展示も見たけど、脳内でお札がヒラヒラと飛んでいっているので、気もそぞろ。

帰宅して夫に見てもらったら、すぐ修理して済む程度だった。外れかけてグラグラしているのは、後からつけた泥よけパーツで、三箇所とめてあるうちの一本のビスが外れていた(現場に落としたかもしれないが、見てない…)。あとの二本を締め直し、端を瞬間接着剤でとめて修理完了。

「この接着剤でとめたところ、“オランダの堤防を守った少年”みたいに一晩中押さえとくんですね!」と言ったけど、夫はこの逸話を知らないのでスベった。

気持ちが落ち着いてようやく展示品のあれこれを思い出し、「獄」マーク入りのグッズを買っておけばよかったー!と後悔しながらふて寝。
9月13日
今月、久しぶりに支払いがあるので、例の借金爺からまたもやなるたけ早く払ってくれ、のTEL。懐かしーなー(ヤケ)。

倒産したかつての会社、売りに出してはいるがいつまでも売れない(山の中だし、売れるわけないよな…)。んで、固定資産税の支払いがあるので、そのために急ぐとのこと。

もう三割さっぴくことに文句は言わなくなったし、さほど高額でもないので、全部支払ってしまうことにする。今までと違って和やかに終了。

見送っていると、壁をつたい歩きするほどヨボヨボ…。返してもらう金はまだ50万円以上あるが、全額は多分無理だろうなこりゃ。
9月10日
先月からずっと危篤状態だった人、お亡くなりになったというお知らせ。一人暮らしだったが、自宅で葬儀とな。まぁ費用のためだろうが、自治会の同じ班の人は大変だろう。

明日香典を持って行く準備。

同じ自治会のゴシップもついでに伝わってくる。某家でヨメが出て行ったとか。そこのダンナは「稼がない(定職につかず、家の田んぼや畑を老母と細々と耕している)・酒乱」で有名。自治会の男同士の集まりでも、おひらきでみんなが片付けをしているのに、いつまでも座り込んで呑み続けているので顰蹙を買っているというから、家でもどういう態度か推して知るべし。子どもも三人いるが、ずっと正社員で働いてきたそのヨメさんが一家を支えてきたようなもの。子どもが成人したら離婚だ、と以前から宣言していたそうだ。一番上の子どもは就職したので、下の二人を連れて出て行ったとか。

この話を聞き、どういう感想を持つかによって人格が現れるとは思う。

わたくしは「ザマーミロ、メシウマ」と思い、ホントに食欲も高まってごはんをおかわりいたしました。

↓ そのダンナ、まさにこういうルックスなんだわ…。

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(2007/10/30)
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9月6日
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昨日のフレディ見逃したー!と思ったらあったわ。
今日は星新一生誕85周年。

★★★
台風一過、爽やか晴天。
被害報道を観ると、あの降雨がウチの近辺だったら同じような大災害になるのは間違いなし。
怪しいPTSD―偽りの記憶事件(矢幡洋)
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(2010/01)
矢幡 洋

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善良な老父母が、大人になった娘からある日突然、「幼少時、両親によって悪魔崇拝儀式に参加させられ、性的虐待を受けていた」という理由で訴えられる。

1990年代の米国で、こんな突拍子も無い訴訟が多い時に年に数百件もおこされ、娘の告発のみを根拠として何の罪も無い老父母たちが有罪とされ、刑務所送りにされていた。心身の不調でカウンセリングを受けた女性たちが、「記憶回復療法」により封印されていた記憶(実はカウンセラーによって誘導された偽りの記憶)が蘇ったと主張し、次々と自分たちの親を訴えだしたのだ。

「記憶回復療法」隆盛のきっかけとなったのは、ジュディス・ハーマンの著書「心的外傷と回復」。日本でも感動の書籍、メンタルヘルスの基本図書として人気が高いらしい。米国でも当初神格化されたほどの書籍だったが、現在では札付きの悪書として扱われている。

ハーマンと「記憶回復療法」の隆盛、それによる悲劇、冷静で勇敢な批判者たちによりその理論の凶悪さが暴かれ、論破され、葬られるまで。本書の前半はそういう推理小説のようなノンフィクションの面白さに満ちている。なぜ上記のような、んなアホなと思うような告訴理由が出来あがってゆくのか、読んでいくと納得。

後半は、現代日本の(一部の)精神分析療法に、ハーマンの理論がまだ生きていることを警告している。米国(特に敬虔なキリスト教徒)と日本との違いは、告発の対象が主に母親へ向かうこと。「親のせいで私はこんなに不幸になった」と自称アダルトチルドレンたちが大量に出現したのは日本でも1990年代だった。

90年代以降に先進国社会に共通して蔓延した巨大な感情は「自分自身の人生からの責任放棄」というものであった。そして、その根拠を与えたのは「幼児期の出来事によって人間はその後もずっと支配される」とする精神分析学の教義であった。

最終章と「おわりに」に述べられる、初期の親子関係のみが人間の発達の決定因ではない、人はいつでも自分の力で成長できるのだ、という事例とメッセージ。よいしめくくり。

★★★
暴風雨がうるさくて夜中に何度も目が覚める。どーせ眠れないなら、と読み始め、面白さで止まらなかった。

「心の問題」に過剰に注目しすぎて、「社会問題」などそれ以外の問題を軽視する傾向を生んでいないか、とか。「子どもたちの心のケア」って最近すぐ言われるけど、もっと優先しなきゃならない問題があるんじゃないの。
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