本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
8月28日
今朝、出棺のお見送りへ行く。自分はこれで終了、受付の夫にじゃーねーと手を振って帰宅。総勘定元帳の作業を続ける。

夕刻帰宅した夫によると、出棺後に、同じ自治会だが違う班の人(班が違うから手伝いはしない)が車で出かけるのとスレ違い、みんなで挨拶。午後の葬儀が終わるころ連絡があって、その人が道端に車を停めて意識を失っているのが発見されたそうだ。現在集中治療室にいるが、脳梗塞だか脳内出血だかでもう瞳孔が開いているとか。また葬式か…。中国人の妻子と離婚して一人暮らしの人なんだけど、こういうとき誰がどうするんだろ。
8月27日
「預り金」調べたが結局わからん。とにかく6月に納めた源泉税の合計に間違いは無い。

税理士から、次のチェックの時には開始月からの総勘定元帳をもってきて、と言われたので、これからプリントし直してインデックスを手作業でぺたぺた貼っとこうと思う。

ちょっと仕事がひと段落したため、緊張が緩んでいつもの頭痛がきたかな…という今朝、自治会同じ班の不幸のお知らせ。また緊張し始めたせいか、頭痛がひっこんだ。

不幸のあった家は、数年前も葬式があり、いまどき珍しく仕出しもとらず全部手作りでの自宅葬儀だった。そのため班内男女全員が出動して手伝い。手が痺れるほど酢の物用の大根を刻んだのを覚えている。今度はどうなるかと思っていたが、仕出しをとるので、女手は両隣だけでOKとのこと。あーよかった。でも夫は明日7時半から受付係。

夏物の礼服を買いに「洋服のはるやま」に行く。フォーマルウェアどころか背広さえ数年に一度くらいしか着ない作業着生活の夫、最低ラインの値段にさえビビるのを叱咤する。「ちなみに私のいつも着てる喪服は○万円だったよ~ん」と言うと驚いていた。しかしこの喪服、思えば購入したのは20代前半、つまり20年以上毎回活用している…。元は十分過ぎるほどとれてるな。

結局、最低ラインよりいっこ上ぐらいのレベルの夏用フォーマルを購入。夫もいよいよアジャスター付きスラックス、デビュー。
8月22日
7月11日に税理士に頼んだ5月・6月のチェックが、やっと終わったとのFAX。単なるチェックなので後回しにされていたのはわかるが、それにしても長すぎ。FAXの末尾にもっと催促してもよかったようなことが書いてあって、怒りが脱力感へ。

ま、気を取り直してさっそく受け取りに行く。

「預り金」残高がマイナスになっているのが気になっていたが、今期最初からの間違いらしく、そこへ自分もさらにどこか間違いを重ねているらしい。最初から洗いなおしだ。トホホ。

トラック購入の仕訳、ネットを調べてテキトーに仕訳したのをついでに見てもらう。やっぱり訂正があって、ウチの会社は以前から「リサイクル預託金」は「長期前払金」で仕訳していた(廃車時にやっと経費として落ちる)。こういうの、ネットの一般的な仕訳例にはでてこないよな…。

★★★
福井県立図書館の覚え違いタイトル集
覚え間違いした人のバックグランウンドを想像するとさらにドラマが深まる。
歴代天皇のカルテ(篠田達明)
歴代天皇のカルテ (新潮新書)歴代天皇のカルテ (新潮新書)
(2006/07/14)
篠田 達明

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同じ新潮新書から出ている「徳川将軍家十五代のカルテ」が面白かったのでこれも読んでみた。

徳川将軍家は墓の発掘・遺体の調査もあって、かなり事実に即した上での読み物になっていたが、この本は当たり前だが客観的資料も無く、時代も長すぎ、推測ばかりで、かなり流し読み。結局、医療記録がある明治・大正・昭和天皇の記述が一番読みごたえがあった。

★★★
こうすれば読書感想文が書ける/今すぐ使える穴埋めシートと構成パターン

この理論で、読書感想文自動生成ソフト開発ができるのでは。
動画比較でバレエの上手い下手が学べる…かも
バレエを知らない人から「どういうのが上手なのか、よくわからない」ということをよく言われるが、この動画を見比べれば、なんちゃってプリマと真のプリマの違いがよくわかるんじゃないかと思って貼っとく。

同じ1965年生まれの日本人が踊る、「眠れる森の美女」第一幕から、オーロラ姫の登場~求婚者たちとのローズ・アダージオ。



技術的なツッコミ所無数。サポートする男性の努力が涙ぐましい(いつもより力を入れて廻しております…って感じ)。カリスマ性がある美女だけに、踊り始めたときのがっかり感がハンパ無い。メディアはこぞって彼女を「期待の新人!」「日本を代表するプリマ!」と大プッシュしていて、何年もバレエを鑑賞してきた自分の目がおかしくなったのかと思っておりました…。まだパソコン通信の時代、Niftyのダンスフォーラムで彼女が話題になり、やっと自分は間違ってなかったと安心できたのも懐かしい思い出でございます。



ロイヤルのダンサーだったなら、アティチュードのバランスをもっとキープしてほしい、と贅沢なことを思ってしまいますが、まぁ上の方とは格が違います。
8月12日
お墓を掃除して花を供えているその時だけ大雨が降る。ずぶ濡れになるが、その後すぐ晴れてたちまち乾いた。で、こんどは汗で濡れる。お供えにのし紙をつけるのを忘れたが、クソ暑さにもはやどうする気にもなれず、そのまま供える(をい)。

お盆休み前なので、従業員の人たちにおやつを準備(するよう、夫に頼んでおいた)。帰宅後レシートを見たら、やっぱり自分が食べたいものを買ったな、と思った。当たり前か。

★★★
英Amazonで武器がバカ売れ バットの売上が65倍に

Amazonで武器を調達する時代か。クリケットのバットのほうが倫敦らしいけど。

FumiHawk氏による『ロンドン暴動』の分析・考察

「暴徒はギャングの弾除け。」犯罪プロのギャングは顔を隠して換金率の高いモノを盗み、アホ暴徒は顔をサラして自ら被害者の憎悪の標的になる。脳足りんのガキはこういうふうに使い捨て利用される。

「ロンドンはヨハネスブルグに改名いたしました」というジョークがシャレにならん。
拙者は食えん!―サムライ洋食事始
拙者は食えん!―サムライ洋食事始拙者は食えん!―サムライ洋食事始
(2011/04)
熊田 忠雄

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「まったく馴染みの無い西洋料理、それを食べるしかない状況に追い込まれてしまった幕末の日本人の記録」を集めた内容。主に、咸臨丸をはじめとする米国・欧州へ友好・通商交渉へ赴いた幕末の志士たちの個人的な日記から丹念に拾い集めている。

パンや肉の素材そのものからして駄目、味つけは何もかもバター臭く(バターへの拒否感の記述はダントツ)、塩味が無い。拒食と船酔いでふらふらになった遣仏使節団たちが、せめて粥を…と所望し(米は日本から積んできていた)、汲み上げた海水を使って粥を作ったという話が印象深い。出来上がった粥に一同喜び、「乞食の飯台に付きたる如く」脇目もふらず食べたとか。飯、味噌汁、魚、煮物、漬物の単調な繰り返ししか知らない日本人が、西洋料理に馴染めず、苦闘するさまが可笑しいやら可哀想やら。受け入れやすかったのは「甘み」で、果物、アイスクリーム、シャンパンはみなスムーズに受け入れ、舌鼓を打っている。

途中寄港したインドネシアで、なんと醤油を発見(長崎経由?)。高価な上に、年月が経って風味が落ちているのに、背に腹は変えられないとばかりに大量に買い込み大喜び。醤油への渇望が強烈で、異国の地で醤油に出会った喜びがあちこちに登場する。

それでも何とか馴染んでいって、旅がおわるころにはいっぱしに欧州の国ごとの料理優劣を批評したりして…。個人差はあれど、無理矢理食べていくうちに慣れていくんだなぁ、と。

日本国内での洋食事始、という本はたくさん出ているけど、こういうアプローチは珍しい。タイトルもキャッチー。

★★★
連日大量に汗をかくせいか、余ったご飯を塩むすびにして食べると美味しい。コンビニおにぎりはご飯全体に塩味がついているけど(防腐のためでもあるが)、手に塩をつけて握ったおむすびは、表面の塩味がうっすら中心へむかってしみている感じの味わい。自分で握って自分で食べてしみじみ。
永遠のジャック&ベティ(清水義範)
永遠のジャック&ベティ (講談社文庫)永遠のジャック&ベティ (講談社文庫)
(1991/09)
清水 義範

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直訳調といえば思い出す、この表題作。英語の教科書の登場人物だったジャックとベティが50歳になって再会。二人はついつい昔のクセで直訳調の会話になってしまう…。

★★★
中学生時代、習った教科書は「New Horizon」。ジャック&ベティではなく、日本人のKenとEmi、アメリカ人のMike Smith一家が登場人物だった。昔の職場で、お子さんが中学生の人に「教科書はNew Horizon? じゃ、まだマイクとか出てくる?」と訊いたことがある。自分の時代は日本人と白人だけ(Mikeの友人たちも全員白人)だったのが、近年は友人たちは黒人やエスニックとなっているそうだ。そりゃそうだわなー。

http://www.casphy.com/bbs/test/read.cgi/newhorizon/1255247123/l50
↑そんな展開になっとるのか。あらまぁ最近の若い人は。
無力感は狂いの始まり 「狂い」の構造2
無力感は狂いの始まり 「狂い」の構造2 (扶桑社新書)無力感は狂いの始まり 「狂い」の構造2 (扶桑社新書)
(2010/09/01)
春日 武彦、平山 夢明 他

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春日武彦氏(精神科医)と平山夢明氏(作家)の対談本その2。最初の本でも冒頭の「面倒くさい」が狂いのはじまり、からなるほどなぁと思いつつ、「いいんですか、そんなこと言っても」のオンパレードだったけど、今回もそのノリが続く。春日氏の患者さんとかご家族はこの本を読むのだろうか…?

「ちゃんと子どものときに(昆虫とか)殺しとかなきゃ」と“殺育”を推奨。あれ?こういうことをいっている文章、むかしどこかで読んだけど誰だっただろう。自分の読書歴を思うにSF作家の誰かだったような気がする。

★★★
古トラックにサヨナラ、新トラックの保険手続きも完了。あー、すんだすんだ。あとは帳簿の仕訳なんだけど、税理士事務所から5月・6月分のチェックがまだ返ってこない。返却時に訊こうと思っているのに。

★★★
義父母の家庭菜園。キュウリ地獄がひと段落ついたら今度はトマト地獄が始まった。
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