本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
12月31日
大雪。朝からみるみる積もっていく。今年最後の買い物を済ませ、もう外出せずに済むことを感謝。

午後、少し寒気がゆるんだので、雪かき。腰がキツいけど、身体を動かして一時的にでもあったまるのは気持ちが良い。

燃える動画もついでに貼っとこ。↓

12月29日
去年の日記に年末はどういうスケジュールで何をしたのか書いておいたので、今年もそれに準じてぼちぼちと。

悪天候が続くと思われたが、今日は時々晴れ間がのぞくので、家や隣の工場の窓ガラス外側をスクイジーで掃除。すると途中からいきなり吹雪。お掃除ハイになっていて中断したくないからそのまま最後まで続ける。

楽天ブックスから予約していた本が到着。意味不明の遅延があり、本自体には罪はないのに、怒りのレビューで埋め尽くされていた。予約しているのに、地方の書店売りより遅いんだもんなぁ…。



「交渉人シリーズ」の番外編。
聖☆おにいさん(6)
聖☆おにいさん(6) (モーニングKC)聖☆おにいさん(6) (モーニングKC)
(2010/12/24)
中村 光

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予約していたのが本日着。発売日12月24日というのは思いきりねらってるな。

馳せ参じる動物さんたちが好きだ。今回はイルカ。ちっちゃく端っこに書き込まれているギャグにも、ときどき笑いのツボを突かれる。「聖人向け情報誌、R2000」だとか…。

ネタがいろんなジャンルに広がっているので、全部理解しきれていない気もする。

★★★
寒波。

地方新聞で募集していた投稿写真のために、マロをモデルに二人がかりで吹雪の中を撮影。
舞姫(テレプシコーラ) 第2部 5
舞姫(テレプシコーラ) 第2部 5 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)舞姫(テレプシコーラ) 第2部 5 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
(2010/12/22)
山岸 凉子

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帯に「第2部ついに完結」とあるので、「完結したのはあくまで第2部」…と含みを持たせているのか。作者は「おかげさまで完結とあいなりました」とハッキリ書いているけどね…。作者は最終回を描いたのに編集が勝手に「次回をお楽しみに!」と“ハシラ”に写植を貼ってムリヤリ連載を続けさせるという「サルまん」の場面を思い出した。

ところで、バレエ漫画を描ける新しい世代って育っているのだろうか?今世紀で本格的バレエ漫画を描いているのは山岸凉子、有吉京子、槇村さとる…それ以降の新しい人のことをぜんぜん知らないんだけど(曽田正人は読んでない)。

★★★
年賀状印刷する。年々枚数が減っていく。老人夫婦と中年夫婦の世帯だからな…。
伝説巨神イデオン 総音楽集
「アオイホノオ」のおかげで、80年代の記憶へしょっちゅう旅立つ。

伝説巨神イデオン 総音楽集伝説巨神イデオン 総音楽集
(2009/08/26)
アニメ主題歌、たいらいさお 他

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こんなオトクなCDが発売されていたのも知らなんだ…。楽天ポイントがなるべく有利な店をさがして購入。アナログレコードを録音したカセットテープがこれで捨てられる。

何年ぶりに聴いただろう。ハネケンこと、今は亡き羽田健太郎氏のピアノにあらためてシビレた。

アオイホノオ 2(島本和彦)
アオイホノオ 2 (少年サンデーコミックススペシャル)アオイホノオ 2 (少年サンデーコミックススペシャル)
(2009/05/11)
島本 和彦

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2巻目。冒頭、アニメの「ドラマ編」LPレコードを聴くホノオ君…。ビデオが無い時代、自分でカセットテープに録音したTV放映音源か、「ドラマ編」LPレコードを再生して、脳内リプレイするしかなかった。

ウチは新しモン好きの父のおかげで比較的早くビデオデッキがあったけど、初期機種だったから「静止画像」や「コマ送り」もできないヤツだったなぁ。それでも友達からは羨ましがられたもんだった。

自分はサンデーやスピリッツ創刊時の読者ではなかったので、あだち充や高橋留美子のエピソードには、へー、あの当時はそれほど画期的だったのかー。と思った。

本屋のおばちゃんがTV放映の「イデオン」を観ながら、「これ、おばちゃん、難しゅうて、ようわからんねんやけど、オモロい?」とホノオ君に訪ねるシーン。旧来のロボットアニメを観る感覚で観ていてはきっとわけがわからないアニメ、イデオン。

それよりも、トン子先輩が何を考えているかのほうがよくわからない…。魔性の女?

★★★
先日お会いした恩師から、こないだのお礼にと、特産のネギが届く。別便で論文集もどっさり届く。ネギと論文。ネギは今夜の鍋でさっそくいただき、論文は自分のオツムに不安を感じつつこれから読む。
アオイホノオ 1(島本和彦)
アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)
(2008/02/05)
島本 和彦

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島本和彦初読み。

漫画やアニメが新しい時代に入ろうとしていた1980年代初頭、作者の大阪芸術大学時代を舞台とした自伝的コミック。ほぼ同世代なので、読んでいるとあの時代の熱い色々、ついでに恥ずかしいイロイロな思い出が津波のように押し寄せてくる…。表紙をめくると、どデカく「この物語はフィクションである。」。でも庵野秀明をはじめとして、その後名を上げる作者の同窓生たちが次々と実名で登場するんですが…。で、そこをめくると裏でさらに笑う。

漫画家を目指すも、まだ最初の一歩すら踏み出していない主人公ホノオ君の焦燥、根拠の無い自信過剰、新しい才能の台頭を知るたびの物凄い敗北感…青春のこっ恥ずかしさが満載。

巻末には庵野秀明と作者との「熱血青春対談」が収録されている。庵野監督が中学生時代、「ヤマト」TV本放送を「120分のカセットテープ3本」(当時のおこづかいではカセットテープをそれ以上増やせない)を繰り回して録音、古い回を消去する前に何度も聴いてセリフを覚えた、という思い出話に泣ける。「TV番組をカセットテープに録音する」という行為…個人で楽しめる映像ソフトなど夢のまた夢、とにかく資料媒体に飢えていた時代だった。

あちこちにいろんなマンガの模写が登場するが、「ブルワーカー」雑誌宣伝の4コマ漫画まで出てくる(ホノオ君は結局、もっと安いブルワーカーのパチモンを購入)。男子向け雑誌に必ずといっていいほど載ってたよね、ブルワーカー。女子は「日ペンの美子ちゃん」だった。

1980年代に、漫画やアニメにハマった世代だったら、悶えながら読むこと必至。

★★★
灯油を買いに行く。タンクのふたがひび割れてモロくなっていたのが、帰宅途中、揺れで波打った灯油につきあげられてパックリ抜けてしまっていた。当然、車内に灯油がこぼれまくり。臭ッ。
嘘つきは紳士のはじまり(松尾マアタ)
嘘つきは紳士のはじまり (EDGE COMIX)嘘つきは紳士のはじまり (EDGE COMIX)
(2010/07/23)
松尾 マアタ

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紳士というからてっきり英国が舞台かと思ったらアメリカだった。

偽装結婚だけど家庭を大事にしている大学教授と教え子の不倫…関係の始まったきっかけも不純で、BLではかなりご法度の人物設定。BLというよりゲイテイスト。洋画っぽい。駆け引きのあいまに微妙に見え隠れする心情。一歩間違えばドロドロ陰惨話になってしまう設定なのに、主役の二人=薄くなる一方の頭髪を気にする教授と、ツンデレの学生ジョナサンがいい味出していて、スマートで上手い絵・セリフ回しとあわせて、不思議と爽やかな読後感。この先二人はいったい…?と、どうとでも想像できるラストの余韻も素晴らしい。

これが最初のコミックス、しかもほぼ一年に一作というペースで描かれた連作短篇集とは思えない、うまくまとまっている。どこのレビューをみても高評価だが、納得の内容。

★★★
台所の流しの水道栓、レバー式に交換するためホームセンターへ。2軒ハシゴして購入、取り付け。自分は見てるだけだが。
12月8日
頭痛が一週間続いた。ようやく今日…終わった?

発作が長引くと、終わっても頭の中の血管だか神経だかに影響が出るみたいで、頭痛とは違う痛みが残る。目線をぐーっと上にもちあげると、その箇所が押さえられるような感じで、キリキリと痛む。最初、この痛みを自覚したときには「脳内に何か異変が!?」とあわてて脳神経外科を受診してしまった。CT撮ったけど何もなし。三叉神経が片頭痛の影響を受けているかもしれませんねぇ、とのことだった。三叉神経って顔が痛むんじゃなかったっけ?
美女たちの西洋美術史 肖像画は語る
美女たちの西洋美術史 肖像画は語る (光文社新書)美女たちの西洋美術史 肖像画は語る (光文社新書)
(2010/11/17)
木村泰司

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中野京子「怖い絵」のヒット以来、この手の本にすぐ手が出てしまう…。美術史というより、肖像画から見る西欧王室史という感じ。

文章が苦手な「ですます」調だったので、買うのをちょっと躊躇したが、掲載されている絵画にそそられて購入。ヴィンターハルターの項が新鮮だった。ヴィンターハルターといえば、オーストリア皇后エリザベート(あの有名な肖像画)や、ナポレオン三世妃ウージェニーなど美化する必要の無い人物はもちろんのこと、ヴィクトリア女王のような美女とは言い難い人物まで、とにかく美しく描きまくった画家。これだけ顧客サービス満点に描かれれば肖像画の依頼人は大満足で、当時のモラルにも合致していただろうが、彼女たちの複雑な内面は肖像画からは伝わってこない…。美術史的には厳しい評価が下される、とのこと。なるほどなー。でも鑑賞しててそれなりに面白いけどな。

★★★
注射の副作用がそろそろ出てくる。関節痛はあきらかに副作用だとわかるけど、頭痛はもとからあるので、副作用だかどーなんだかわからん。

東京まで遊びに行っていた夫を空港まで迎えにいく。空港の名前が変わってから初めて行ったが、全面リニューアルされてピカピカになっていて驚く。ブームのおかげで潤った金をつぎこんだのか?
この世でいちばん大事な「カネ」の話(西原理恵子)
この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)この世でいちばん大事な「カネ」の話 (よりみちパン!セ)
(2008/12/11)
西原 理恵子

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これも「よりみちパン!セ」の一冊。「知のジュエリー12ヵ月」と一緒に借りた。

西原理恵子・自身の半生を語る、といった感じ。極貧の生い立ちなど、タイトル通りカネがないことがいかに悲惨なことか、これでもかこれでもかと。カネも大事だが、加えて「希望を持ち、働き続けることが生きること」と説く。

叶恭子の本のすぐあとに読んだので、文体の落差が激しかった…(比べるもんではないが)。サイバラの文章はあまり好みではない。「○○○ってこういうことなんだよ、わかる?」という語り口にちょっと辟易。

これもリアル十代の感想を知りたいところだが、「貧困の連鎖」真っ只中にいるような子供は、そもそも本なんか読めない・読まないんじゃないかと思ったり。

★★★
無駄に良い天気。10月並みの暖かさ。
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