本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
12月31日
朝から雪。ときどき突風。洗濯物を干すのにもひと苦労。こういうときに長袖シャツの片身だけが裏返っているのがあると殺意が湧く。

今年一年、さらに収入減。家業のほうもものすごい落ち込み。現在は仕事がまわっているが、数ヶ月前のぜんぜん仕事が無かった時期のツケが来ている。

そんなわけでモチ以外はとくに正月らしいご馳走は準備せず。

来年はもうちょっとマシな年になることを祈りましょーか。
それではよいお年を。
12月30日
恒例のもちつき。今年は15kgのもち米を準備。

台所中が粉(もちとり粉)だらけになるので、あとの掃除が大変。
つきたてのもちをきなこ餅にして昼食。

テルマエ・ロマエ I
テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
(2009/11/26)
ヤマザキマリ

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古代ローマの設計技師(風呂限定)が、ローマの風呂と現代日本の風呂をタイムスリップでいったりきたりする時空を越えた大冒険(風呂限定)。

…という連作集第1巻。なんだこれ。あらすじとタイトルと表紙を見ても、さっぱりわけわからん。とにかく評判がよいので読んでみた。

古代ローマの風呂限定設計技師ルシウスが毎回新しい風呂のアイディアに悩んでいると、なぜか現代日本の色々な浴場(昭和50年代の下町の銭湯、露天風呂、個人宅の内風呂、ショールーム、湯治場)にタイムスリップし、その斬新な魅力に深く感動、戻った古代ローマでその風呂を再現し、皇帝をはじめローマ中の賞賛を浴びる…と、読んだ自分がこんな風に書いてみても、読んでいない人には「なんだそれ」状態だろうなぁ…。タイムスリップものは数あれど、「風呂限定」…しつこいけどホントに風呂だけ!

主人公をはじめ、古代ローマの人々も、現代日本の人々もお風呂大好き!作者の風呂への愛が湯水のように溢れまくっている。風呂好きの日本人の琴線に触れる良作。読んで損はさせません。

同時収録の風呂エッセイに作者がポルトガル在住とあり、そこで「あ、あの『モーレツ!イタリア家族』のヤマザキマリか!」とやっと気がついた。『モーレツ!イタリア家族』はイタリア人のダンナとその家族とのドタバタ生活を描いたコミックエッセイでこれもむちゃくちゃ面白かったが、本作は絵柄が劇画タッチで、同一人物とは最初気がつかなかった。

モーレツ!イタリア家族 (ワイドKC)モーレツ!イタリア家族 (ワイドKC)
(2006/10/13)
ヤマザキ マリ

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★★★
一日中小春日和。

午後いっぱいかけて大掃除する。

夫はワンコとともに車でトンズラ。
12月25日
今夜はカレーライス。え?クリスマス?何それ。

最高のプレゼントを受け取った、てな感じの動画を貼っとく。

アフガニスタンから帰還したご主人様に狂喜乱舞するワンコ。



こちらはイラクから帰還したお父さんに驚く女の子。


人は心底から驚くと声も出ないのね。

…あ、あれ?おっかしーな。なんだか目から鼻水が。

★★★
スタンドへ灯油を買いに。灯油缶のキャップが古くてひび割れてきたらしく、揺れで漏れて車の中が灯油臭い。灯油の臭いは嫌いではないが。

今年のカメムシ大発生時、うっかり踏んづけたり手で触ってカメムシ臭が付いてしまったとき、灯油がとても役にたった。カメムシ臭を知っている人はわかるだろうが、いったん臭いがついたらどんな石けんだろうが台所用洗剤の原液で洗いまくろうが、あの臭いはへたすれば何日も消えない。

灯油で拭くと、灯油臭くはなるがカメムシの臭いは消える。あの吐き気を催すカメムシ臭にくらべたら灯油臭なんて芳しいもんだ。
ベートーベン 交響曲第7番
「のだめ」映画CMでやたらと聴かされる。フルで聴きたくなり、この動画をカラヤンの美老人っぷりとともに、年賀状のプリント作業しつつ堪能。



以前も書いたが、第2楽章は「ザルドス」、第4楽章は「愛と哀しみのボレロ」で使われててどっちも好き。だけど第3楽章だけはどーでもいい。カセットテープ録音で聴いていた時代、いつも第3楽章をトバそうとして、聴いてのとおり同じフレーズが繰り返されるためなかなかタイミングよくトバせず、余計嫌いになってしまった。ディスク媒体録音の現代ではすっかり忘れ去られたメンドくささ。



★★★
作業開始時からプリンタトナー残り僅かの警告が出ていたが、できるとこまでだと、ずーっとプリントし続けていたらそのままプリント完了。消耗品残量強迫観念症の自分は、当然トナーを多めに用意していたのに、交換することなく作業が終わってしまった…。なんとなくくやしい。
フェリシモ500色の色えんぴつ
500色の色鉛筆の色の名前カオスすぎwwwwワロタwwwww

アナタはどの名前で吹き出しましたか?…と尋ねたくなるフェリシモ500色の色えんぴつ。自分は「ぬかるみのムツゴロウ」で決壊。

夫がコンテストに出す写真のタイトルにいつも悩むので、これをブックマークしておいて語彙の参考にしてもらおうかな、と。
12月18日
寒波襲来。

昨日ほとんど一日中ヒーターをつけっぱなしにしていたら、灯油がごっそり減っていったので、今日は試しに外出時のフード付きパーカーを着こんで暖房をつけないでデスクワークをしてみる。

室温5度。指がかじかんでキーボードの操作もおぼつかなくなり、さすがにアホらしくなってきたので、犬を連れて山登りして身体を暖める。

今夜はキムチ鍋。昨日の残りの麻婆豆腐や辛子明太子を並べると、赤色ばっかりの食卓。さつまいもと干しぶどうのマヨネーズサラダも作る。食卓の統一感は全く考慮せず。
美人好きは罪悪か?
美人好きは罪悪か? (ちくま新書)美人好きは罪悪か? (ちくま新書)
(2009/06)
小谷野 敦

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古今東西、実在・創作上の美男美女についての雑学いろいろ。歴史上や古典文学の美女の話から、ひょいとその美女を演じた現代の女優の話になったり、古典的教養とサブカルチャー知識が縦横無尽に繰り出される語り口がもう面白くて仕方がない。以下テキトーに抜き出して要約。

●男同士の美人論議で、「個人差はあるけどそう激しくはばらつかない(一人が美人と思うと同じくそう思う男はほかにもいる)」、の例として「漫画家けらえいこを、いしかわじゅんがかわいいと言ったら、そうでもないじゃないかと言った人がいる。いしかわじゅんは自分の感覚は変わっているから、と説明していたが、筆者(小谷野)も可愛いと思う。」

自分もけらえいこは可愛いと思う。

●浮世絵(特に歌麿以降)の女はとても美しいとは思えない。浮世絵と同じ結髪着物の写真黎明期に撮影された美しい藝者たちがたくさんいる。ということは、浮世絵の女よりも現実の女のほうが美しいということになって、浮世絵の芸術的価値はいったいどこにあるのか。白鳳・天平時代の仏像のほうが浮世絵よりよほど美しい。本宮ひろ志の描く女のほうがずっと美しいし、吾妻ひでおの描く美少女に至っては、浮世絵などよりずっと高度な美を作り出していると思う。

言われてみれば、興福寺の阿修羅像の美しさとくらべると、版や刷りの芸術性はともかく、描かれた女たちが美女とはいいがたい。時代の美の基準どうこうではないレベル。

●美人でなければありえない人生の展開がある、という例としてノンフィクション作家の山崎朋子の自伝「サンダカンまで」の紹介。母親が妹ばかり可愛がって自分には辛くあたる、という少女時代。本人は辛い思い出として書いているが、第三者が読めばそれは朋子の美貌と知性を見抜いた母の嫉妬だと、同じ手法で描かれた萩尾望都「イグアナの娘」をひきあいに出して解く。その後も朋子本人は苦難の人生だったと書きたいのだろうが(本人も恵まれた境遇を自慢するわけにはいかないし)、美しく人間的魅力にあふれモテモテだった真実は隠しきれない。交際を断った男に逆上され鋭利な刃物で顔じゅうに傷をつけられるという、絶望のあまり自殺を考えるほどの出来事が起こるが、その後も複数の男に求婚され、そのうちの一人と結婚(他の魅力を感じなかった男の求婚は断っている)。少々の傷がついてもやっぱり美人は美人だった。

自伝で「自分は美形で魅力的でどこへ行ってもモテまくり」と書くわけはないので、これから自伝を読むときにはそのへん注意して読もうーっと。

ほかにも、美男美女の「もの書き」について。芥川龍之介、曽野綾子(「若き日の曽野の美貌は、日本文学史の奇蹟だ」…こういう文章、面白くて悶える)、最近では川上弘美、桜庭一樹、ロシア文学者の亀山郁夫の美男子ぶりなど。「亀さま萌え」…。

画家・森本草介が惚れこんだモデルや、ヴァイオリニスト諏訪根自子(すわねじこ)などなど、こんな美人がいたのかー!と、Google画像検索しながら読む。

★★★
若い頃は「積ん読」なんてモッタイナイことありえなかったのに…未読、あるいは途中まで読んで放置した本が増える一方。このまま包囲されて一生を終えるのか。
謎の血痕
雨で洗濯物は乾かない。早めに部屋干ししようと、軒下の洗濯物をとりこもうとしたら、自分のシャツに鮮血が飛び散っていた。最初、干すときに手から血が出ていた?と思ったが、すぐ気がつくかなり目立つ飛び散り方で、あきらかに「上から滴った」様子。地面にも僅かだが滴った痕があった。

「ケガした鳥?が屋根と洗濯物の間を通り抜けた」のかなー、というのが一番ありえそうな推測。

シャツはハイターをつけてもう一度手洗い。被害がこの一枚だけでよかった。

最近、家の周りでイノシシだのタヌキだのネコだのがウロチョロしている。屋内では最近生まれたらしい小ネズミがウロチョロ。こぼれたエサ目当てでインコの鳥かごの中に入ったりする。ネズミ捕り板や、ゴキブリホイホイを駆使して3匹駆除。まだ残りの兄弟がいるはず。
ダ・ヴィンチ 2010年 01月号 [雑誌]
ダ・ヴィンチ 2010年 01月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2010年 01月号 [雑誌]
(2009/12/05)
不明

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「テレプシコーラ」、いろいろ描かれてはいたが、結局コンクールが終わるまで六花の進退は保留、ということらしい。決選の審査員にルードラから来ているのが、以前登場したヒゲオヤジという展開がまるでマンガ…いや、マンガなんだけど。

事前提出ビデオの伏線をちゃんと回収してくれるのだろうか。

★★★
飼い犬が糖尿病で死んだという話をおとといの忘年会で聞き、ウチのわんこも気をつけようと思った。あげればあげるだけ際限なく食べてしまうから、デブにするのは簡単なのだ。
12月6日
昨夜は自治会の忘年会。あまり酒は呑まず、料理を全て平らげる。固形燃料で熱々にした蒸し寿司が美味しかった。食べ過ぎて苦しい。

今日は昼前に買い物。空腹だと惣菜コーナーの魅力アップ。最近開店したパン屋にも行ってみる。大賑わい。ピザを買う。で、今日も食べすぎ。

コンシェルジュ 8巻
コンシェルジュ 8 (BUNCH COMICS)コンシェルジュ 8 (BUNCH COMICS)
(2007/02/09)
いしぜき ひでゆき

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あの「美味しんぼ」作者にケンカ売ってる、と評判の回が収録されているこの巻だけ読む。

キモの部分の比較はこちら↓
はたしてどっちが正しい?

少々虫喰いがあって少々形が悪くても、農薬・化学肥料を使わない野菜こそ安全で美味しい!と信じるのは勝手だけど、自然はそんな単純でも人間側に都合よくできてるわけでもネーヨ、というお話。

●農薬(安全基準が定められている)を使わず、病害虫にさらされた植物は、自分自身で“自然の”農薬様物質を分泌する。その毒性は安全基準値の農薬の数十倍にもなるものもある。
●野菜の美味しさは鮮度に大きく左右される。化学肥料の使用の有無では味にも栄養価にも特に差はない。
●どんな食物にも発癌性はあり、要は摂取する量の問題。たとえば塩だって過剰な量を連日摂取すれば死に至る。

農薬についてはこの著者の本がとてもわかりやすい。

踊る「食の安全」―農薬から見える日本の食卓踊る「食の安全」―農薬から見える日本の食卓
(2006/06)
松永 和紀

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今手許に本がないので、一つだけ覚えていること。
地中で実るから農薬がいらないニンジン。それなのにわざわざ「無農薬ニンジン」とうたって高い値段で売ってあったりする。

★★★
義父母の作った畑の野菜を色々食べているが、身近で作られた野菜の現状を知るだけで、いろいろなことがわかる。素人が美味しい作物をハズレなく作り続けるのは大変!

自分では何にもしてないから何ですが、ハズレた大量のまずい収穫物を調理し続けなくてはいけないのは正直辛いっす。今日は真ん中に「ス」の入ったダイコンを使って酢の物w
機動戦士ガンダムさん いつつめの巻
機動戦士ガンダムさん いつつめの巻 (角川コミックス・エース 40-23)機動戦士ガンダムさん いつつめの巻 (角川コミックス・エース 40-23)
(2009/10/25)
大和田 秀樹

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たまに巡回しているブログで、新シリーズ「ガンダム創生の章」が面白いと書いてあったので買ってみた。

…買わなくてもよかった…。

ところで、トニーたけざきのほうの続きの巻はいつ出るの?

★★★
先月は本を買いすぎた。新刊もけっこう買ったし、古本だって数がかさむとかなりな額に。おまけに去年の今頃片付けたスペースがたちまち埋まってしまった。つまんねーマンガなんか買ってる場合じゃない。
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