本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
恐怖と愛の映画102
恐怖と愛の映画102 (文春文庫)恐怖と愛の映画102 (文春文庫)
(2009/07/10)
中野 京子

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「怖い絵」シリーズでファンになった中野京子の新刊。映画エッセイ、しかも文庫だったので即買い。最初に本屋でパラッと見たところ、ひとつひとつの項目が短くあっさりしてて、ウスくてつまらないかも…と少し買うのを迷った。

しかし読みはじめると、たしかにひとつひとつの項目は短いが、さすがに「怖い絵」と同じく、独特の目のつけどころでピシッと紹介されていて(ひとつの映画の「ある一面」を鮮烈に切り取って紹介、という手法)、観たい&観直したい、という衝動にかられる映画がつぎつぎと。

★★★
昨夜からお腹の調子が悪くて、買い物へ行くのもおそるおそる。
ユニクロへ行って、部屋着を購入。それとは別に目にとまった服を試着してみるが、全ッ然似合わないのがわかってやめた。土日は試着ですら行列になるユニクロ、平日に行くに限る。

その後に寄ったスーパーの強烈な冷房で、またもお腹がピンチになったのであわてて帰宅。
La Traviata(ラ・トラヴィアータ 椿姫)
La Traviata (1982) (Ws) [DVD] [Import]La Traviata (1982) (Ws) [DVD] [Import]
(1999/04/13)
Teresa StratasPl醇@cido Domingo

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邦版は現在廃盤。

封切時に観た。ルキノ・ヴィスコンティの弟子(兼・愛人)のフランコ・ゼッフィレリ監督の美的感覚がこれでもかこれでもかとスクリーンいっぱいにひろがる。豪華絢爛な家具調度、花、ドレス、レース、宝飾、燭台、シャンデリア、鏡…。視覚で胸ヤケするという初めての経験。

本編幕開けから“乾杯の歌”まで

スクリーンでも耐えうる美女のストラータスと、映画のために激ダイエットしたドミンゴ。ストラータスは、瀕死の鬼気迫るやつれかたとか役柄にぴったりのルックスなのはいいけど、声が…。冒頭第一声「フローラ、みなさん…」を聴いたときは、あまりの野太いソプラノにがっかりした…椿姫向きの声質ではないような…。

今映画化されたら、↓この人が選ばれたかも。

エカテリーナ・マクシモワ(Ekaterina Maximova)
2009年4月28日 ... エカテリーナ・マクシモワさん(ロシアのバレリーナ)が、イタル・タス通信によると、28日未明、モスクワで死去、70歳。

Funeral of Ekaterina Maximova

今年4月にお亡くなりになっていたのね。ボリショイ・ソリストの岩田守弘氏のブログによると、突然の死だったらしい。そういやエヴァ・エフドキモワは3月。ベスメルトノワ(←なんだかんだ言ってけっこう好きなダンサー)も…。往年の名バレリーナの逝去が続くなぁ。

YouTubeで踊る映像がいろいろ鑑賞できるけど、主役で踊ったマトモな映像が日本で発売されていたっけ?今はあるかもしれないけど、昔(20年以上前)は、オペラ映画「La Traviata(椿姫)」に出演した映像しかなかったような…あとは「ボリショイ・バレエ」紹介ヴィデオにちょこっと姿を見せているくらいで。

全編ゴージャスの塊のような豪華絢爛なオペラ映画。そのなかでもひときわ華やかなバレエシーン。お相手はもちろんワシリエフ。



バレエ界きってのおしどり夫婦としても知られていた。残されたワシリエフの心境は…。

★★★
今日も雨。えーと、このへんの梅雨明け宣言はまだだよね。

連日畑でとれた夏野菜を消化しまくっている日々。だんだんヤケになってきている。
部分日食
いい塩梅の曇り空のおかげで、肉眼でたっぷり拝むことができた。

となりの奥さんが、小学生の孫ちゃんを連れてきてみんなで一緒に眺めて、なんだかピクニック気分。日食が終わったあとも、ずっと涼しい風が吹いていて、快適な一日。
訴えられましたw
「民事裁判通告書」というハガキが届く。

…検索すると山ほどヒットする振り込め詐欺の一種なんだけど、調べるまでちょっぴりドキドキ。落ち着いてハガキをよく見れば、官製ハガキにインクジェットプリンタとそれをコピーしたであろう質の悪い印字、異常に早い「裁判取り下げ期日」、問い合わせ先は「日本管理事務局」。日本を管理って大きく出たな。

でも、調べる前は、「取り下げ期日を過ぎますと裁判所から出廷命令通知が届きます」とか「出廷しないと全財産を差し押さえられます」という不安をあおる箇所ばっかり目にとびこんでくる。これって、訴訟がからむトラブルを抱えている人に届けば、もっと効果があるんだろうな。

ところで、この「日本管理事務局」(〒104-0042 東京都中央区入船1-11) 03-3530-2471 電話受付時間は9:00~19:00(土日祝日を除く)だそうです。カレンダー通りに休める、いい職場ですね。
キートン動物記(MASTERキートン番外編)
キートン動物記―MASTERキートン/番外編 (Big comics color special)キートン動物記―MASTERキートン/番外編 (Big comics color special)
(1995/04)
勝鹿 北星浦沢 直樹

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キートンたち人間のメインキャラクターたちは脇へまわり、動物を主題にした番外編本。一作品につき、キリンだのカラスだのといった動物をそれぞれ主題にした読みきり作品集で、動物たちの生態が物語のキーになっている。ほのぼのとしたストーリー、各話に解説もついており、なつかしい“学習まんが”な構成になっているのはやっぱり小学館発行だから?ハードカバーB5版、フルカラーの贅沢なつくりのコミックス。

大人の事情で「封印作品」になってしまった「MASTERキートン」だが、なんとかならないのか。

★★★
夏になると読書に占めるコミック率が高まる。

本屋へ行くとジャケ買いしたくなってしまう。
だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ
だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだだれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ
(2008/02/28)
都築 響一

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「TOKYO STYLE」をはじめ、素晴らしい着眼点の写真集を出版し続けている都築響一による書評集。タイトル通り、出版洪水の波にあっという間に押し流されて消えてしまいがちな本の数々を紹介している。書名をメモりながら読んでいた。

2008年発行の本であるにもかかわらず、紹介されている本のかなりの数が(メジャー出版社刊行の本でも)「現在取り寄せ不可」になってしまっている。単に読むだけなら、多少日数がかかっても、どこの図書館からも取り寄せて借りることができるけどね。

★★★
朝から熱風が吹きまくり、洗濯物が一時間ぐらいで乾いてしまう。その後、晴天にわかにかき曇り、スコールといっていい勢いの猛烈な雨。朝から30度を超えてきた気温が、いっきに20度ちょっとに。快適さにくつろぐ。
ダ・ヴィンチ 2009年 08月号 [雑誌]
ダ・ヴィンチ 2009年 08月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2009年 08月号 [雑誌]
(2009/07/06)
不明

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書影がアップされるのを待っていたけど、どうやら今月号はだめみたい。Amazonはちゃんと仕事して、日本国に納税してくれ。

で、「テレプシコーラ」。

ここまでひっぱった風邪ネタがこういう伏線だったとは。プロポリス山田、じゃなかったケント少年と親しくなるためだけの伏線じゃなかったのね。

来月号からやっと準決選?六花の風邪が他の出場者に伝染るとかの展開だけはやめて欲しい…。
マドンナのマイケル追悼パフォーマンス
ここの↓
http://www.tbsradio.jp/kirakira/2009/07/200978-2.html
前半で紹介される、マイケルとマドンナと日本人ダンサーとのエピソードを聴いてから、

マドンナのオフィシャルサイト
トップで公開されている7月4日マイケル追悼パフォーマンス動画を観ると、感動もひとしお。
Smells Like Teen SpiritとSmells Like Nirvana


ニルヴァーナの名曲「Smells Like Teen Spirit」なんだけど、↑このPVをよ~く観てから
↓こっちを観ると大笑い。
http://www.youtube.com/watch?v=mxh5v5MpEB8

映像のキメこまかなおちょくりもさることながら、同じメロディで、I don't know what I'm saying(何を言っているのか自分でもわかんねぇ)と、難解な元歌の歌詞やカートの不明瞭な唄い方を徹底的にパロっている。

マイケルのBeat ItをパロったEat Itも傑作だけど、こっちも抱腹絶倒。
7月7日
西へ仕入れに行った帰り、大渋滞。反対車線はスイスイ通っているので、「事故で誘導がうまくいってないのか?」と疑心暗鬼に陥る。

結局、検問だった。

夕方のニュースで、西の市内で殺人事件があったとのことで、ようやく検問の理由がわかる。
7月6日
最近の雨の予報はハズレまくり。
おかげで、ジーンズとかたくさんの洗濯物がバリバリに乾いた。

一人暮らしをしていた時に使っていた小さめの2ドア冷蔵庫、数年間物置にほったらかしだったのを出してみたが、冷蔵部分が壊れていた。
またプチ登山
隣県まで行き、30分ほどで頂上のプチ登山。

虫がぶんぶん五月蝿くて、登山帽子に布がひらひらさがっているわけがはじめてわかった。夏山登山には必需品なのね。そんな装備はないので、帽子を振り回しながら登る。

頂上は石碑があるだけで面白くもなんともないが、別経路をたどって滝の頂上部分とか、ロッククライミングの頂上箇所へ行けたりする。

滝の箇所は確か冬に墜落死人が出たとこ。ここから落ちればそりゃ死ぬよな~と、ぞわぞわしながらのぞく。山の水は手をずっと入れていると冷たさで痺れるほど。

帰りは港町の巨大スーパーへ。すぐ食べられる惣菜その他を買い物して帰宅。ここの「25円コロッケ」は値段のわりに美味しい。
怖い絵3
怖い絵3怖い絵3
(2009/05/28)
中野京子

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シリーズ3冊目にして最終巻とのことで残念。

ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」のような超有名絵画を筆頭に、今回も魅力的な絵画と解読の目白押し。作品が生まれた時代背景・作者・描かれた事物などへの知識があることで、どれだけその作品の魅力に迫れるか。それを怠り、「何の先入観もなしに作品を鑑賞する」ことがいかに無謀で無意味なことか。あらためて目をひらかされた。

今回はレッドグレイヴという画家のことを知ったのが一番の収穫だった。

レッドグレイヴ「かわいそうな先生」↓
かわいそうな先生

“零落したお嬢さま”であるガヴァネスを描いた絵画。お針子だの未婚の母だのといった社会的弱者を描いた画家だそうだ。マリー・キュリーもガヴァネスとして辛い経験をしていたのも初めて知った。キュリー夫人の(大人向けの)伝記って、上下2段組文字びっしりのハードカバー、ちょっと手を出せずにいたが、読む気が湧いてきた。

★★★
なぜか昨夜は眠りが浅く、ブツ切れ。ようやく熟睡した明け方、家の前の県道で、車がガードレールに衝突して大破。その音で家族中が目を覚ましてしまった。車はありゃあもう廃車だね、という壊れ方だったが、運転者が携帯で話しているのが見えてどうやら無事だったようだ。
7月1日
え、もう一年の半分が終わったのか、という気分。


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