本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
6月30日
明日は豪雨らしい。
今日のうちに仕入れと買い物をみっちり済ませておいた。

今日で半年任期の「班長」は終了。6年後にまた回ってくるけど。

最後の日になって、回覧が届いた。しかもどーでもいい通販のカタログ。しかし「これは知っておかねば!」という回覧なんて数年に一度ぐらいしかお目にかかれない(それにしても、せいぜい通行止めのお知らせとか)。
空耳界の名作(マイコー編)


ところで「Smooth Criminal」のPV↓の7分過ぎころに、直立したまま身体全体をゆっくり前に倒す動きがある。てっきりワイヤーで吊っているかと思っていたが、床と靴に仕掛けがあって、その特許をマイケルが取得しているんだそうな。仕掛けがあるとはいえ、身体能力も必要なので、それができるダンサーをオーディションで選んだとか。



「パン、茶、宿直!」が脳内でエンドレス状態。
R.I.P
音楽のみならず映像からも強烈なイメージが刷り込まれているだけに、なおさら…。

Michael Jackson-In the closet

ナオミ・キャンベルがシコふんでます。

「Beat It」が大ヒットしていたとき(MTVを放映する番組がベスト・ヒットUSAしかなかった時代)、MTV録画を(洋楽をまったく知らない)級友たちに観せたら、
「あ、トシちゃんだ、トシちゃんの踊りそっくり」

逆、逆!田原俊彦がマイケルの大ファンで踊りをコピーしてるの!
リトル・トリー
リトル・トリーリトル・トリー
(1991/11)
フォレスト・カーター

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ブックオフ105円コーナーの常連本。つまりそれだけ普及しているってことでもあるけど。

「本書は、東チェロキーの山中における著者と祖父母との生活をつづった自伝的な回想録である。1930年代、経済大恐慌下の一生活記録として貴重だが、単にそれだけのものにとどまらず、どんな時代のどんな人にも共感を与えうる人間的な記録に高められている。万人の精神に語りかけ、魂の最深部に訴えかける力を持っている。」

てなフレコミの本だが、作者はKKK団の一員で、つまり人種差別主義者、もちろんチェロキー・インディアンとは何のかかわりもない人物。書いてあるチェロキーについての記述も嘘。

かの名高い人種差別主義者団体に属していた人間が、なにゆえ身分を隠してネイティブ出身を称し、その文化や精神を讃える本を書いたのだろうか。その精神構造のほうがノンフィクションとして興味深い。

チェロキーの血をひくリチャード・L・アレンという人物によると、この本はいわゆるニューエイジと呼ばれる「いとも簡単に答えが与えられると信じた人たち」の市場をにらんで創りだされたもので、欧州による植民地化を正当化するためにつくりだされた作品のひとつと結論づけた、ということだそうだ(http://native.way-nifty.com/native_heart/2006/01/post_da23.html)。

日本の出版社は(意図的に真実を伏せた上で)「あるネイティブの家族を描いた自伝的作品」として、この本を売り続けている。Amazonのレビューを読むと、作者の真実が知られてもなお、絶賛され続けているのが、なんだかなー…だ。

こんなのにまで収録されている。↓

齋藤孝のイッキによめる! 名作選 小学6年生齋藤孝のイッキによめる! 名作選 小学6年生
(2005/07/14)
森 鴎外町田 康

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ま、どーせ齋藤孝だし…。

★★★
暑い日々が始まり、2階は一日中おてんとさんに照らされているので、日が暮れても部屋の温度が30度から下がらない。1階との温度差がありすぎだ。
筒井漫画涜本
筒井漫画涜本筒井漫画涜本
(1995/10)
相原 コージ筒井 康隆

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超グロからほのぼのまでバラエティ。当時断筆中だった筒井康隆へのオマージュなのだろうか、そうそうたるメンバーによる筒井作品のコミカライズ集。

収録作品:
内田春菊「ムロジェクに感謝」
相原コージ「死にかた」
南 伸坊「法子と雲界」
喜国雅彦「鏡よ鏡」「特効薬」「正義」「美女」
蛭子能収「傷ついたのは誰の心」
清水ミチコ「傾斜」
まつざきあけみ「イチゴの日」
しりあがり寿「樹木 法廷に立つ」
けらえいこ「妻四態」
吾妻ひでお「池猫」
矢萩貴子「セクション」
ふくやまけいこ「かいじゅうゴミイのしゅうげき」
山浦 章「星は生きている」「ウイスキーの神様」
三条友美「亭主調理法」
とり・みき「万延元年のラグビー」
加藤礼次朗「トラブル」
いしいひさいち「大富豪刑事」

この中で一番気に入っているのは、「イチゴの日」。この作品は絶世の美少女と、超ド級の○スが描けないといけない。繊細な描線でクラシック少女漫画の美男美女を描く一方で、もの凄いお下劣なブサイクも丁寧に描ける、まつざきあけみは適役。

とり・みきの模写漫画は圧巻。43もの他作家の漫画作品から模写・コラージュしてひとつの作品に仕上げている。想像しただけで気の遠くなるような作業。

吾妻ひでおの荒れた描線は、ある意味記念に思えたりして。

★★★
美術館へ。

「本日1万人目ご来場!」の裏事情というか仕組みを間近で見てしまった。テレビカメラ写りのいい人をひたすら待っているのがバレバレ。

選ばれたのは、「父の日」にふさわしい、車椅子のお父さんとその子ども夫婦with孫。も、完璧。
家族八景(清原なつの・漫画)
家族八景 上巻 (KADOKAWA CHARGE COMICS 16-1)家族八景 上巻 (KADOKAWA CHARGE COMICS 16-1)
(2008/03/05)
筒井 康隆

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筒井康隆原作、美貌のテレパス・七瀬シリーズ第一弾「家族八景」を清原なつのがコミカライズ。

…えーー?清原なつの?あの可愛らしい絵で、あのドロドロした話を描くのか?と思って手にとった。………うーん。淡白な絵柄に、原作に忠実なぎっしりネーム。意外と悪くなかったけど、原作を十代の時に読み込んでいるせいか、自分の築いていたイメージとの差が埋まらず。

結局、「清原なつの」の作風にあまり興味が無いせいかも。彼女のファンが読めば、筒井康隆がこの本の下巻の解説で書いているように、「初めて読む物語のように夢中になって楽しませてもらった」と思えるかもしれない。

★★★
夏らしくなってきた。真夏体勢の一式に衣替え。
すすんでダマされる人たち
すすんでダマされる人たち ネットに潜むカウンターナレッジの危険な罠すすんでダマされる人たち ネットに潜むカウンターナレッジの危険な罠
(2008/12/11)
ダミアン・トンプソン

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久しぶりに「ニセ科学」モノの本を読む。原題は「カウンターナレッジ(Counterknowledge)=反知識」。

アンチ進化論、擬似歴史学、危険な代替医療、そういう「反知識」をデマとわかっているくせに儲けんがためにバックアップする巨大産業、最後に「(決して無くならない)デマと生きていくにはどうすればよいのか」といった内容。

ID論とかホメオパシーだのといったお馴染みのものから、「ダ・ヴィンチ・コード」がらみの擬似歴史ネタ、擬似歴史がイスラム世界に浸透していく恐ろしい現実など、比較的新しいの状況がわかる。

翻訳文もまぁまぁ読みやすい。大槻教授のあとがきは不要。

★★★
この本に、こんな記述があったけど↓
ロンドンでパーティーに出かけて、その場の雰囲気をぶちこわしたかったら、人種問題に関するジョークは別格として、代替医療の効果を話題にするのがいちばんだ。

こないだの自治会の役員会で、80万円で購入した電位治療器(商品名はヘルストロンとかいう椅子型のやつ)の自慢をする人がいたらしい。ぜひ自宅にきて試してみないか?とか誘われたって。

ま、もちろんその場では断って、帰宅後さっそく検索。昔からあるわりとポピュラーな商品らしいが、身近にないので知らなかった。いちおう確実に効果が認められるのは、血行が原因の肩こりとか不眠とか便秘とからしい。

すすめてた人は、それ以上の効果があるような勧め方だったらしいけどね。

肩こりに80万円… ( ´_ゝ`)…フーン。
清掃日と直会
先週は定例の婦人会の集会所掃除、今週は男のほうが出る道路清掃の日。掃除は午後から1~2時間程度で終わり、夕刻またあらためて集まって直会(←たかが短時間の掃除ぐらいでどうしてこう、イチイチ飲み食いするのかねー。それでいて今年から不景気で補助金が減らされて予算が足りないから会費を上げるとか…アホか。酒代減らせ)。

役員の夫は世話役で出ずっぱり。自分はわ~い♪のんびり読書♪とか思っていたらバチが当たったのかいきなり腹下し。それも気を失う寸前までいく猛烈にキツい症状。年に1~2度はこういう目にあう。滝のような汗が流れ、まわりの音が遠くなっていって、まるで日が暮れていくように目の前が暗くなっていく。なんとかトイレから生還したけど、ヘロヘロなので、今夜の夕飯は卵かけごはん。

夜に帰宅した夫は、直会の仕出しの残りをどっさり持って帰ってきた。直会にはほとんど人が来ないからたくさん残るのよね。だからそういうのはヤメてしまえばいいのに。ウチも役員じゃない年は出席していないもんね。

とはいえ、これで明日のお昼(さらに夜にも流用可能)は確保。終わりよければすべてよし。
ダ・ヴィンチ 2009年 07月号 [雑誌]
ダ・ヴィンチ 2009年 07月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2009年 07月号 [雑誌]
(2009/06/06)
不明

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「テレプシコーラ」休載だから買わないつもりだった。今日ふと、立ち読みしたらサイバラの特別描き下ろし「西姫 バラプシコーラ」が面白くてついつい購入。

「天人唐草」←そのまんま
「馬やどのなにか」←ところてん
「何だっけコレ気のふれたライオン」←スピンクスだろーな
「黒鳥もばっさばっさ」←黒鳥、まんま
「たしか牛がばんばん踊ってたよな」←これがわからない。「牧神の午後」か?

サイバラフィルターを通した山岸ワールドにバカウケ。

それにしても「天人唐草」の発狂したヒロインが叫ぶ「きえーーーーーっ」は、「ひでぶ」と並び漫画界寄声ベスト10に入るな。ほかに思いつかんけど。

★★★
ウチの家業が下請けをやっていた某機器会社が自主廃業。メンテナンス部門だけ残すそうで、細々と部品の発注が来ることになるらしい。

製造業界、ぼちぼち在庫が底をうって発注が来だしてはいるが、小さくなる一方のパイを奪い合う感じ。
ロシア文学の食卓
ロシア文学の食卓 (NHKブックス)ロシア文学の食卓 (NHKブックス)
(2009/01)
沼野 恭子

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シチー、カーシャ、ピローク、プリャーニク、ブリヌィ、クワス…。まったく食べたことがないので、味の想像がつかない。本の構成はといえばカラーページは巻頭の8ページのみ、本文の写真はモノクロで、ビジュアル的には乏しい。

…なのになぜこんなに食欲・読書欲そそられまくってしまうのか。

ロシア文学にもロシア料理にも全然縁が無くてもぐいぐい読める一冊。

★★★
梅雨入り宣言したとたん晴れ続き。毎年よくあるパターン。
禁句インコ
投稿サイト「発言小町」。なんというか、うっかり読みふけってどっと疲れる話題が多い場所。しかし、このような一陣の涼風のようなトピックが今、各所で話題に。

「禁句」を連呼するセキセイインコ・・・どうしたら?
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2009/0603/243553.htm?o=0&p=0

あからさまなネタも多い「発言小町」だけど、トピック主が動画をアップ。禁句インコは本当に実在した!



4つ動画がアップされているが、これが一番ウケた。「笑うんじゃないの」と叱られて、しばらく沈黙の後、「………わかっ……た」。…て“タメ”の間が絶妙。

★★★
ウチのインコはいつも仲間同士でおしゃべりしあっているせいか、ぜんぜん言葉を覚えてくれない。
ホタルの名所
峠を越え、ホタルの名所へ。

名所ということで、街灯もこの時期はわざと消したりしているらしい。しかし、みんな車で観にくるわけで、ヘッドライトが通過するたび、しょっちゅうホタルの光が台無しになってしまう。

それと保護区なのに、タモと虫かごをもって「とれたー♪」とか言ってる爺と孫とか(おいこら)、撮影するのにフラッシュたいてる阿呆とか(フラッシュたいてホタルの光が映るわけないのに気づけっつーのおまえがホタルになってどうする)色んな人がいました、まる。
ヴィリ
ヴィリ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)ヴィリ (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
(2007/10/23)
山岸凉子

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「テレプシコーラ」第一部と第二部との間に連載されたバレエコミック。連載中も読んでいたけど、コミックスで再読。

43歳というバレリーナとしては円熟期の女性を主人公にしたバレエコミックというのは、今のところ唯一無二かな。バレエ団経営者としての責任と重圧、自分を凌駕する次世代、そこそこの実力がありながら最後まで脇役に徹する存在の重要性、などなど少女が主人公のコミックでは描けないモチーフを絡めつつ、「現実から目を背けるものには大きな落とし穴が待っている」という山岸凉子お得意のテーマが今回も登場。

自分にも他人にも厳しかったはずの主人公が直面する現実はかなり残酷。てか、文字通り“奈落”に落とされる。ファッション業界やマスコミが「アラフォー」だの「いつまでも恋愛現役」だのと調子よく喧伝することが、いったいどういう現実を突きつけることになるのか、…こういうことなんだわ、こわいこわい。

主人公の復活の兆しでしめくくって、救いのある佳作となっている。…でも後半のオカルト風味は余計だったような気が。

★★★
http://ottava.jp/index.html
一日中クラシック音楽が聴けるので、仕事のBGMにばっちぐー。
ゾラの生涯
ゾラの生涯 [DVD] FRT-187ゾラの生涯 [DVD] FRT-187
(2006/12/14)
ドナルド・クリスプ/グロリア・ホールデン/ポール・ムニ/ゲイル・ソンダーガード/ジョセフ・シルドクラウト

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遅い昼食時、衛星放送でやっていたのを途中から観始めたら、面白くて止まらない。最後まで観てしまった。

タイトルそのまんま、エミール・ゾラの生涯を描いた映画。貧乏な屋根裏部屋暮らしから、「ナナ」の大ヒットで一躍人気作家に。次々と大作をモノにする。

人気も名誉も財産も得て、美食・贅沢な生活を楽しみ、肥え太る。そんなゾラに貧しい時代からの親友セザンヌは、「芸術家は満たされていては作品が創れない。自分は満たされたくない」、とゾラのいるパリから去って行った。

親友との決別に寂しさを覚えつつも「自分は今までの生涯でもう、十分闘ってきた」と、アカデミーの会員に近々推薦されるとの吉報に酔うゾラ。しかし、国を揺るがす大醜聞ドレフュス事件へ対峙し、ふたたび彼のペンに正義の情熱が宿る…。

映画であるからして、史実と異なる脚色がしてあるのを差し引いたとしても、ゾラというペンで闘った男の生涯を知るには十分。「人生やるべきことはやった」と、執筆への情熱を失ってしまったゾラが、ドレフュス事件のために再びペンをとり、今まで築き上げた名声をふいにしてまで闘い抜き、ついに正義の勝利を得る…観てるこっちも燃えます。

救急外来
風呂用薪割りをしていた夫があやまって親指を怪我してしまった。本人曰く「20年もずっと失敗無しでやってきたのに、今日初めて違うやり方を試したためにこうなった」。

変わったことをすると、身体がもう対応できないのかもね。

時間外なので、近くの総合病院の救急外来へ一緒に行く(親指だけとはいえ、ハンドル操作を誤ったら大変)。

レントゲンをとって「ハイ、骨折ですね~」斧の刃のほうだったら間違いなく指切断だったが、逆だったので骨折ですんだ。折れたほうの反対側からじわじわ出血が続くのをパットで押さえ、添え具をあてて包帯、終了。

救急外来は、怪我したてのホヤホヤの人が来るから、生々しい。いろんな人を観察してしまう。
しゅふと紙ヤスリ
今日も一日素晴らしい晴天。明日も晴天。

トイレの手洗い場の、長年こびりついていった汚れ。ナイロンタワシだの金タワシだのメラミンスポンジだの色々ためして効果が無かったが、なんのことはない、サンドペーパーでこすれば簡単に落ちることがわかった。ホーローのところは駄目だけど、陶器のガンコな汚れにはサンドペーパー。しゅふ歴16年にして初めて気がつきました。

ドイツ流 掃除の賢人―世界一きれい好きな国に学ぶ (知恵の森文庫)ドイツ流 掃除の賢人―世界一きれい好きな国に学ぶ (知恵の森文庫)
(2005/08)
沖 幸子

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ドイツ人って常にどこもかしこもピッカピカにしているイメージがある。
それにしても「賢人」…って…。大きく出たな。
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