本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
5月31日
天候が回復するという見込みで、登山の準備を整えて西へ向かうが、曇り空がいっこうに晴れそうもないので登山はヤメ(登山が目的ではなくて、高いところからの眺めを観るのが目的だから)。

帰り道の途中、道の駅で遅い昼食。

さらに途中の町で、「町おこしのためにムリヤリ名所っぽくつくってみました」という感じの場所に寄ってみる。そのあまりのムリヤリ感のショボさに、心の中を哀しい風が吹き抜けていった。

帰宅後、みるみる素晴らしい晴天に。

失意の夫においうちをかけてさしあげる↓


ねぇねぇ、晴れちゃったけど
今どんな気持ち?
        ∩___∩                     ∩___∩
    ♪   | ノ ⌒  ⌒ヽハッ    __ _,, -ー ,,    ハッ   / ⌒  ⌒ 丶|
        /  (●)  (●)  ハッ   (/   "つ`..,:  ハッ (●)  (●) 丶     今、どんな気持ち?
       |     ( _●_) ミ    :/       :::::i:.   ミ (_●_ )    |        ねぇ、どんな気持ち?
 ___ 彡     |∪| ミ    :i        ─::!,,    ミ、 |∪|    、彡____
 ヽ___       ヽノ、`\     ヽ.....:::::::::  ::::ij(_::●   / ヽノ     ___/
       /       /ヽ <   r "     .r ミノ~.    〉 /\    丶
      /      /    ̄   :|::|    ::::| :::i ゚。     ̄♪   \    丶
     /     /    ♪    :|::|    ::::| :::|:            \   丶
     (_ ⌒丶...        :` |    ::::| :::|_:           /⌒_)
      | /ヽ }.          :.,'    ::(  :::}            } ヘ /
        し  )).         ::i      `.-‐"             J´((
          ソ  トントン                             ソ  トントン
私の血はインクでできているのよ
私の血はインクでできているのよ (ワイドKC)私の血はインクでできているのよ (ワイドKC)
(2009/02/13)
久世 番子

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小さい頃からマンガや絵を描くことが大好きだった作者が、自分や友人たちの描いてきた大昔の(超恥ずかしい)絵を晒しつつ、最後に漫画家としてデビューするまでをつづったコミックエッセイ。

『私の血はインクでできているのよ』と言っておきながら実は開明墨汁で描いてます、とか、小ネタがふんだんにきいてて、笑った。

こども時代に考え出したお絵描きの工夫、ってので

●「ん」を連続して描くとレースになる(ドレスのすそとかのビラビラな感じ)。
●「ソ」を重ねて描くとニットになる(網目の模様)。

↑これで思い出したけど、「と」と描いたあと、(字の)両側をカッコで埋めて、…(と)←この両側のカッコをもっと「と」にひっつける。凹んでいる上部にちっちゃくとんがり山を描けば、チューリップの花のできあがり!と描いていたのを思い出した(…ってこの説明でわかっていただけるでしょうか?)。

読み進むにつれ、自分の黒歴史が無数に思い出されてしまった。

★★★
家のチェーンソーはぶっ壊れてしまったため、ウチの社員さんに彼の家からチェーンソーを持ってきてもらう。夫と舅が家の裏のどーでもいい樹を切り倒す。

チェーンソー、たまにしか使わないので買えずにいる。5万くらいするし。
黒衣の女王 グイン・サーガ126
黒衣の女王 グイン・サーガ126黒衣の女王 グイン・サーガ126
(2009/04/05)
栗本 薫

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とうとう未完に。

近年「栗本薫」の小説には興味を失ってしまった自分だが、青春期の読書に多大なる影響をもたらしてくれた「中島梓」の評論・エッセイの何冊かは手離せない。

…にしてもお昼のNHKニュース、麿の口から「グイン・サーガ」なんて単語が発音される日が来るとは。
コスプレ なぜ日本人は制服が好きなのか
コスプレ-なぜ日本人は制服が好きなのか (祥伝社新書128)コスプレ-なぜ日本人は制服が好きなのか (祥伝社新書128)
(2008/09/26)
三田村 蕗子

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スチュワーデス、ナース、学生服、OL事務服、など制服についてあれこれ。

アメリカの病院のほとんどで看護服として採用されている「スクラブ」というコスチュームを初めて知った。「ER」とか観てたら馴染みがあるかも。「上はカラフルな色か柄物のVネックのプルオーバー、下はパンツ」というスタイル。適度にフィットして動きやすく、色や柄が豊富。トムとジェリー、ベティ・ブープなどのキャラ物もあってその派手さや大胆さはとても看護服にはみえない(だから動きがとても楽で実用的なデザインにもかかわらず、日本の病院ではなかなか採用されない。「柄物なんてふしだら」と反対した看護婦長さんもいたとか)。

チェロキーのスクラブ、最新カタログ見たら、欲しくなってきた。…けど、個人で選べて気軽に買えるサイトってなさそう。楽天で検索しても、「ナース・プレイ用コス」とかが上位に。
雑草館の住人たち
雑草館の住人たち (BLADE COMICS)雑草館の住人たち (BLADE COMICS)
(2007/09/10)
影木栄貴

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両親の海外赴任をきっかけに一人暮らしを始めた高校生・新が住むことになった「雑草館」。そこは「10歳の18禁マンガ家」「小学校教師のロリショタ作家」「ライバル社の看板マンガ家でもある編集者」「ノンフィクションホモマンガ家」たちが住む、「平成のトキワ荘」だった!

ま、これもお約束で面白い。

「少年よ耽美を描け」でも思ったけど、“素人の下手絵”を絵心のあるひとが描くって逆に難しい。このマンガでも主人公が(無理矢理手伝わされたために)背景とかを描くのは上手くなったけど、メインキャラが全然描けないってエピソードがあって、そこのヘタ絵を作者の実弟DAIGOが代わりに描いてあげているのが微笑ましい。本のカバーをめくるとそこにもDAIGOの「お姉さん(コミックス)発売おめでとう」のメッセージと自画像が描いてあって、作者から「素人にしか描けない絶妙な下手絵をありがとう!!」とのお礼メッセージが。

★★★
最近ずっと本は楽天ブックスから注文していたが、こないだAmazonにしか在庫がなかったので、新書を2冊、久しぶりに注文。楽天より早く届いたことと、新書が2冊だけというのにハードカバーが2~4冊くらい入りそうなダンボール箱に入っていたことに驚く。

早く届くのはいいけど、Amazonは他サイトを通してのポイント稼ぎができないのであまり利用したくない。
少年よ耽美を描け
少年よ耽美を描け―BOYS BE TAMBITIOUS (1) (UN POCO COMICS)少年よ耽美を描け―BOYS BE TAMBITIOUS (1) (UN POCO COMICS)
(2007/10)
ミキマキ

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副題「Boys be Tanbitious」。

生まれた初めて女にフラれたモテ高校生の主人公。フッたのはBL漫画にハマる腐女子。BL…BLって何?何だか知らないけど彼女を見返すために凄いBL漫画を描いてやる!…と熱く誓って突き進む、というタイトル通りのマンガ。

まったく未知のBLになぜか自信満々に挑む主人公。同じくそんな世界全く知らないけどなんとか理論的にBLを理解しようと研究する秀才生徒会長(もちろん眼鏡)。バンドをやっているのになぜか耽美なキャラが上手く描ける同級生。腐女子の姉のパシリで鍛えられ、メインキャラは稚拙なのに背景や効果線を描くのは異常に上手い下級生(白い学ラン…)。

彼が無理矢理巻き込む友人たちもキャラ立ってます。

BL界のお約束ごとが細かくギャグになっているので、まー、わかる人には面白い。続刊期待!と思ってたらもう出てた。

★★★
先日の衝動買いが引き金となって、本のお買い物熱が盛り上がる。楽天ブックスがまた全品ポイント5倍だし。とりあえずエントリー。
おまけより割引してほしい
おまけより割引してほしい―値ごろ感の経済心理学 (ちくま新書)おまけより割引してほしい―値ごろ感の経済心理学 (ちくま新書)
(2006/11)
徳田 賢二

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おまけとか割引とか、衝動買いとか、この値段なら…という満足度とか、高く感じるとか安く感じるとか、お買い物時のあれこれの心理状態を具体例をあげていて、日ごろ買い物するときの、普段は意識していない心の動きを思い出しながら読む。へー、ふーん、ほー、とパラパラッと流し読みして終了。

★★★
不注意で、ネットで「間違った買い物」をしてしまう。取り消すことはもうできないので、直後、衝動的に「本来の目的の割高な品物」を購入。われながらアホな買い物を…と思いつつも、その瞬間「後戻りできない心境」になっていた。んな、大袈裟な金額でもないんだが。

あー、届くのが楽しみだ(投げやり)。
『こころ』は本当に名作か
『こころ』は本当に名作か―正直者の名作案内 (新潮新書)『こころ』は本当に名作か―正直者の名作案内 (新潮新書)
(2009/04)
小谷野 敦

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古典名作案内本として、モーレツに面白い。こういうのを読むと、あらためて自分が古典名作をほとんど読んでいないのに気づかされる。人生とっくに折り返し地点を過ぎたというのに。

ところで夏目漱石は現在では教科書から消えているらしいが、自分は『こころ』を高校時代の現代国語で習った。「先生」の手紙のくだりで、「先生」の親友「K」が自殺するところまで抜粋されていたと思う。あらためて思い返すと、なんでこのくだりが抜粋されたのだろうか。「“友情”“裏切り”“失恋”みたいなのがからむし、学生向けじゃないすか~?」てなノリだったのか?

「先生」が部屋で自殺した「K」を発見し、ふすまには(Kが命を絶った時の)鮮血のほとばしりが、などとあって(←記憶で書いているからこんな表現じゃなかったと思うが)、その授業中、陽射しが差し込んで明るい教室なのに、自分たち生徒のなんともいえない、どよ~んとした雰囲気を今でも覚えている。

★★★
インフルエンザ、いつのまにかアジアでは日本がいちばんの汚染国。感染の恐怖に神経をすり減らすうちに、どんでん返しの心境になってきて「感染済ませたほうがむしろラク」となってしまったりして。健康体の人に限るが。
砂糖の文化史
砂糖の文化誌―日本人と砂糖砂糖の文化誌―日本人と砂糖
(2008/12)
平野 雅章吉田 菊次郎

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砂糖の成分・栄養学・歴史・貿易史・交流史・和菓子・洋菓子・味覚・料理・おせち料理・漬物づくり・さとうきび・黒糖・氷砂糖・クスリとしての砂糖、と項目ごとに違う人が執筆し、日本人と砂糖とのかかわりを述べた内容。

何世紀にもわたって、人類を楽しませ役に立ってきたお砂糖さん、ありがとう!ってな気持ちになってくる。

とくに、“ブールミッシュ”の吉田菊次郎(「甘いものはうまいもの」という項目を担当)が、やたらと「甘さひかえめ」「甘くないお菓子」が喧伝される風潮に異議を唱えているのを読むと、その気持ちがより高まった。

「甘くあるべきものはできる限りその特性を損ねず、あるがままにが望ましい。いつの世も甘いものはおいしいもの。お菓子はやはりしっかり甘いがよくはないか。」

過剰摂取がいけないのは、なにもお菓子に限ったことではない、ってことで。

★★★
近所の同年代のヨメさんのお見舞いに行く。

骨の手術で、リハビリ含めて3ヶ月くらいの入院と聞いていたから、手術後2ヶ月以上たったころをみはからってのお見舞い。予想通り、退院も間近く、松葉杖で歩ける状態だったので、フロアまで出てゆっくり話す。
明治のお嬢さま
明治のお嬢さま (角川選書)明治のお嬢さま (角川選書)
(2008/12/10)
黒岩 比佐子

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お嬢さまがたの記事が満載の当時の雑誌を資料として、百年前のセレブたちの素顔に迫る。現代のセレブ~な記事同様、当時のお嬢さま方も年齢・経歴付きで、雑誌のグラビアに登場している。当時の読者もその美貌や衣装や経歴をうっとりチェックしていたんだろうな。

ただ、恵まれてはいても不自由で窮屈な生活でもあり、籠の鳥のように大事に守られながら、大勢の使用人にかしずかれる。住んでいるお屋敷が広大すぎて、運ばれてくる食事が冷めきってしまうほどだった、とか。桁違いの資産や財産をバックに持っていても当たり前だけどそれは自分の自由にはならず、結局求められるのは美貌、めざすゴールは結婚しかない。

雑誌に「令嬢」として掲載された数年後には、こんどは「新夫人」「若夫人」として登場、という流れ。

ところで、美人コンテストで日本一となってしまったために女学校を退学になった末弘ヒロ子。乃木将軍のはからいで後に良い縁談を得た、というのが通説になっていたが、この本によると結婚の約束は騒動の何年も前から決まっていたもので、乃木は関係無いらしい。

★★★
義父母へ、地区の老人会からの誘いがたびたび来る。自治会とかまた別の組織だそうで、これに入るとまた役員だとか、地区の花壇の整備だとか、いろいろあるらしい。のらりくらりと断っているみたい。

近所に、この会の婦人部というか通称「ババ会」のお茶会中にいきなり死んでしまった人がいた。かなり天国が近い会。
ダ・ヴィンチ 2009年 06月号 [雑誌]
ダ・ヴィンチ 2009年 06月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2009年 06月号 [雑誌]
(2009/05/07)
不明

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「テレプシコーラ」、毎月毎月最終ページは風邪ネタでひっぱるひっぱる。マンガ内の時間は3~4日ぐらいしか経っていないけど、読んでるこっちは1年以上も主人公の風邪が徐々に悪化していくのにつきあっていることになる。もうひっぱられすぎて千花ちゃんの靭帯のように伸びきってしまった心境。

今月も付録がついていて「テレプシコーラ」のクリアファイル。中学生時代なら喜んで学校にも持っていって眺めたりしたんだろうけどなー。ファッション雑誌とか付録がついてヒットしたからといって、この雑誌の読者層がそういうものを求めているのだろうか。

ダ・ヴィンチ、いろいろ試行錯誤しているということは、売り上げ落ちているのでしょうね。…と思いつつも、来月号は「テレプシコーラ」休載なので買わなくていいや。
Flash Gordon
おぐしの豊かな時代のティモシー・ダルトンを探して、懐かしいこの映画にたどりつく。

あまりアタマを使わなくてもいいストーリーで、QUEENの超有名主題歌と、宇宙征服を企むモンゴ星のミン皇帝(マックス・フォン・シドー…仕事を選ばなさすぎの名優)が「地震」って書いてあるボタンを押したら地球に地震が起こるというとてもわかりやすい攻撃方法、ミン皇帝の娘でお色気担当オルネラ・ムーティ、といったところが自分の記憶に刻まれている映画。あと何かあったっけ?



ティモシー・ダルトンは緑の惑星(うろ覚え)の王子さま役。

確かこの映画、ラストに「to be continued」とか表示されていたが、誰も作ろうともしなかったはず。濃いのが目白押しの脇役たちに比べてあまりにウスい主人公だったのも一因か。

★★★
朝日が早く差し込むようになったせいか、目の覚めるのも早くなってしまい、仕方がないので早起き。
ホット・ファズ
ホット・ファズ~俺たちスーパーポリスメン!~ [DVD]ホット・ファズ~俺たちスーパーポリスメン!~ [DVD]
(2008/12/04)
サイモン・ペッグニック・フロスト

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近くのツタヤに3枚だけあって、週末はいつもレンタル中でなかなか観られなかったがようやく観ることができた。「俺たちスーパーポリスメン!」なんて勝手な副題が付けられたため、ドタバタコメディと誤解されそう。確かにコメディ&アクション映画であるけど、残虐なシーン(『オーメン』のパロディだろうが本家より凄まじい)にはびっくりさせられるし、登場人物の成長ぶりには感動させられる。

スーパーマーケットでの銃撃戦シーン。映画の創り手となることを夢みながら、ド田舎のスーパーマーケットでうつうつと働いていたという監督、彼の当時の妄想が炸裂しているんだろうな…と知った上でみるとさらに味わいが増す。

キャストにちゃんと名前が載っている白鳥さんも大活躍。ティモシー・ダルトンの頭頂部がかなりキていたのに歳月を感じた。

http://hotfuzz.gyao.jp/

★★★
夜、岩国の航空祭から戻った夫を迎えに行く。バスは下り方向なので渋滞もなく定刻着。
母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き
母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き
(2008/04)
信田 さよ子

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自分自身にはまったく縁がないテーマではあるが、母親との確執を語る友人が複数身近にいて、なんとなく気になったので図書館で借りて読んでみた。

…タイトル通り、娘にたいして、おんぶオバケのようにつきまとったり、行く先々までレールを敷こうとしたり、全否定して傷つけることばかりする母親がワンサカ出てきて気持ち悪かった。自分の友人にこれだけいるくらいだから、実際相当数の母娘が愛憎渦巻いて日々過ごしているのでしょうね。

★★★
ホテルのキャンセルが出た!と夫は喜びいさんで高速バスででかけていった。ニュースを観るとどこの高速もどえらい渋滞だけど、バスで渋滞…考えただけで酔いそう。

舅姑と三人。親子どんぶりだけ作って夕食。明日はカレーだ(投げやり)。
おんなの窓
おんなの窓おんなの窓
(2007/01)
伊藤 理佐

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週刊文春のひとコマ連載をあつめたもの。ほかに、山本直樹、とり・みき、けらえいこの漫画家仲間と登山する話もあるので読み返してみる。きりたった岩場でしゃがみこんで「今、わたしインリン・オブ・ジョイトイ!?」は笑える。自分もこないだ、インリンになるしかない岩場で周囲に誰もいないのをいいことに思わず、「インリン様!」と言ってしまった。

★★★
インフルエンザに関する市の回覧が届いたので、急いで配る。
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