本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
10月31日
昨夜から夫とインコの部屋の模様替え。

自分が一人暮らしのときに使っていて、結婚後、夫にあげた洋服ダンス。→分解。後日叩き壊して風呂の薪になる予定。
10月28日
義母と一緒に、義父を総合病院へ連れてゆく。ここへは母親を連れていって以来だろうか。

予想はしていたが、やはり午前中丸つぶれ。

母親の付き添いで行ったときも思ったが、年をとると、医者の説明を一回聞いただけじゃ意味が理解できない(らしい)。病院の受付システムもいっぺんには覚えきれないし。

病院内を車椅子押してぐるぐるまわったり、受付の説明したり、医者の説明を説明しなおしたり、こっちもドッと疲れた。
10月27日
昨日またインコを二羽購入。

しかし一羽、餌を食べない。今日ホームセンターへ行き、強制食餌器具「育ての親セット」を買ってくる。

義父、坐骨神経痛が悪化して動けなくなる。夫も自分も↑こんなことしてる場合じゃないのだが…。
10月25日
今週も市内から出ない週だった。ガソリン減らなくてよい。

夜、自治会のさらに区分けされた班の会合。
来年はウチの番なので、最後まで居残って片付けを手伝いつつ、準備する酒の量とか段取りを観察しておく。
10月22日
ひきこもりモードのところ、仕事に必要なもののセールなので買い物へ行く。いつもなら、ついでに仕入れもするのだが、スーパーへ寄っただけで帰宅。

午後は部屋の一区画の片付けで終わってしまった。たちまち不燃物のゴミ袋がいっぱいになる。

片頭痛が右から左へ移動。
検索バカ
検索バカ (朝日新書 140)検索バカ (朝日新書 140)
(2008/10/10)
藤原 智美

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ネット知識の軽さを扱った内容かと想像して読んでみたが、期待とちょっと違っていた。「クウキを読め」の風潮への違和感が主な内容。「クウキを読め」という圧力、思考が遮断される危険性を警告。

悪い内容じゃないけど、このタイトルでなければ手に取らなかった。タイトルからの期待ハズレのせいで減点気分。

★★★
お散歩や山登りにはうってつけの気候が続く。雑草や笹竹が生い茂っていた裏山だったが、先週末、草刈され、さっぱり。脇に積み上げられた笹竹の香りがたちこめて、さらに気分高揚。
禁盗作コピペ病
禁盗作コピペ病―インターネット時代の哀しき現代病禁盗作コピペ病―インターネット時代の哀しき現代病
(2008/09)
コピー&ペースト研究会

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パソコン、ネットの発達によって安易になった「コピペ」問題事例を、活字・映像・音楽各種ジャンルごとに紹介。値段お手軽コンビニ本だが、近年の事例がたくさん収録されていて、各事例の詳しい解説はネットに検証サイトが溢れているから、道先案内本として便利。

便利になったために、軽はずみにヤッてしまう傾向がますます強まるのだろうが、その便利さのために、発見も世間に広まるのもまた簡単になってしまうという構造が面白い。

商業作品でやってしまうと問題は大きくなるが、たとえば学生のレポートや論文などの公にならないコピペはもう無数にあるのだろうな。

数年前に一瞬盛り上がったのをリアルタイムで見たのを思い出した。関西某大学のサイトに、生徒の作品(短篇小説)が掲載されていたのだが、それが山岸凉子の短篇マンガ「夜叉御前」をまるまる文字におこしたものだった。登場人物のセリフはもちろん、タイトルまでまったく同じ。なのでタイトルでGoogle検索するとその小説のページがトップにあがってしまい、たまたま2ちゃんねるの山岸凉子スレでその作品が話題に上がったときにバレた。直後、大学側に連絡がいったらしく、あっという間にサイトから小説が消されたのであった。

盗作文芸小説で大学の単位を取得!

↑こんなのが残ってた。

夜叉御前―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)夜叉御前―自選作品集 (文春文庫―ビジュアル版)
(1994/03)
山岸 凉子

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★★★
今週は西へも東へも行かず、市内をウロチョロしただけの週だった。買い物に疲れたし、ガソリン代も高いし。
貯められない女のためのこんどこそ!貯める技術
貯められない女のためのこんどこそ!貯める技術貯められない女のためのこんどこそ!貯める技術
(2007/12)
池田 暁子

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「片づけられない…」が面白かったので、続いて読んでみた。が、整理整頓同様、あまりにも程度が低い。面白く描くための誇張もあるのかもしれないが、いままで確定申告とかどうやっていたんだ。

「“やりくり”って…。使っていい金額を決めてからその中で工夫するのが“やりくり”だったのか!」

というのが今回の気づきなんだけど…小学生かと。2冊続けて読んだせいか、お腹いっぱい。著者はこのパターンでダイエット本(「そうか、毎日カロリー計算と適度な運動を持続すれば痩せられるんだ!」てな感じで)も書けそうだ。

★★★
枕元の本の山を整理。時間がかかってちっとも進まないが、楽しい作業。外出する気が失せていく。最近、買い物が面倒くさくて。

夕食、脳内で適当にアレンジしたレシピを試してみる。想像したのと全然違うものが出来上がった。
片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術
片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術片づけられない女のためのこんどこそ!片づける技術
(2007/04)
池田 暁子

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2DKで一人暮らし・職業イラストレーターの著者は、床が全く見えない「汚部屋」の主。そんな彼女が、フツーに片付いた「お部屋」の主になるまでの悪戦苦闘を描いたイラストエッセイ。

「どうしてこんなに散らかるのか自分でもさっぱりわからないんです」
という「汚部屋」が、
「そうか、部屋に持って入った物をいつもそのへんに置きっぱなしにするから物がひたすら増えていくのか!」とか、「“いつか”と思って溜め込んでいても、イザ要るときにアクセスできなかったら持ってないのとおんなじじゃん」
とかいう、著者の“気付き”のプロセスを経て、どんどん片付いてゆくのが楽しく読めた。

だけど、自分一人のモノを、自分一人の裁量で処分するのは比較的簡単だと思う。自分の本の積み上げた包囲網を棚に上げて言うが、ウチの台所のアレとかアレとかアレとかを叩き壊したい(と、思いながら10数年経過)。

★★★
とか言いつつ今日も本を買ってきた。

日中もだいぶ涼しくなったので、朝だけでなく昼間の山登りも再開。
タヌキの恩返し
おとといの夜中、タヌキのチェックに行った義父が、ちょうど車庫から逃げ出そうとしていたタヌキをそのまま見送った、と言っていた(単に見るために夜中にわざわざ…)。姑が「何しに車庫へ行ったのかね。ケツひっぱたいてやればよかったのに」と言うと、「かわいそうだ」だって。

いつもの朝の山登りへ行く途中、道端に蛇がいた。赤い模様のある毒蛇で、もう死んでいたが、車に轢かれた様子でもなく、まだ生きているような外見だった。傍らに糞が。

義父に優しく見送られたタヌキが恩返しをしてくれたのかも。自分だということをわからせるために糞を目印に残して。

…などという「日本むかしばなし」的な想像をしてしまったよ。

タヌキたちのびっくり東京生活 ‐都市と野生動物の新しい共存‐ (知りたい!サイエンス 35) (知りたい!サイエンス 35)タヌキたちのびっくり東京生活 ‐都市と野生動物の新しい共存‐ (知りたい!サイエンス 35) (知りたい!サイエンス 35)
(2008/07/02)
宮本 拓海NPO都市動物研究会

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貧困大国アメリカ
ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)ルポ貧困大国アメリカ (岩波新書 新赤版 1112)
(2008/01)
堤 未果

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格差社会の果て。教育・医療はもとより、食うにもこと欠く状況に追い詰められた階層の人たちは、その状況からの唯一の脱出手段として軍隊や戦場での職場に志願。そして絶望的な戦場でその生涯を終えるか、廃人となってしまう。

貧乏人をさらに貧乏に落とし込むことで、志願兵が潤沢に供給される、という現代アメリカの図式。

このままだと、日本の将来もこうなってしまうよ~という不安がヒシヒシとつのる読後感。

本の悲惨な内容とは別次元だけど、「マカロニ&チーズ」が無性に食べたくなった。これは、公立学校の給食として人気のメニューで、これにピーナッツバターとジャムをたっぷり挟んだサンドイッチが供される。こんなおやつとしか思えない、高カロリー&低栄養の組み合わせが経済的理由で仕方なく学校給食となっている。貧困層の子どもたちはこんなメニューを大喜びで食べ、ぶくぶくと太ってゆく。

…たまに食べるなら美味しそう。


★★★
墓参り。生花を短く切りすぎて、ちんちくりんな感じになってしまった。次にリベンジだ。

あたし彼女
日本ケータイ小説大賞、「あたし彼女」。

その小説のすごさに色んな意味で衝撃を受けた。最初しか読んでないけど。通読したら、言語感覚破壊状態からしばらく立ち直れないに違いない。

たちまちネットに溢れたツッコミとパロディのほうをつい読んでしまって腹筋を鍛えた。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1177807.html

アタシこんなの↑
ばっかり
読んでて
ヒマ?
みたいな

てゆーか
この関連で知った琴欧州のブログとか
アルジャーノン系文学カテゴリ?
みたいな
ダ・ヴィンチ 2008年 11月号 [雑誌]
ダ・ヴィンチ 2008年 11月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2008年 11月号 [雑誌]
(2008/10/06)
不明

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「月刊テレプシコーラ・新刊情報付き」(別名ダ・ヴィンチ)購入。今月の表紙、やっぱりそうきたか。

で、「テレプシコーラ」だけど、風邪ネタはプ×ポリスのおかげで終了?この調子じゃ、来月号もまだ選考本番にはならない感じ。

★★★
毎年、米を売ってもらっている友人と今年も邂逅。ガストのランチで二時間半話し込む。

彼女の地域では、小学生たちは熊よけの鈴を鳴らしながら登下校だとか。昨日、ウチの地域のひと山向こうでも熊が目撃された。ここらへんの小学校でもそろそろ鈴鳴らし登下校になりそうだ…。
20世紀の幽霊たち
20世紀の幽霊たち (小学館文庫 ヒ 1-2)20世紀の幽霊たち (小学館文庫 ヒ 1-2)
(2008/09/05)
ジョー・ヒル

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ストリームブックレビュー、豊崎社長のオススメ本。

http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/2008/10/102-00a5.html

放送された翌日朝にポッドキャストで聴いたのだが、その時点でAmazonにはまだ在庫があった。午後になってやっぱり注文しようかな…と思ったら、そのときはもうどのネット書店にも在庫無し。そうなると、なおさら読みたくなってくる。でもAmazonマケプレのボッタクリを買う気はないし…。

結局地元書店のサイトを検索し、隣県の支店に1冊だけあった在庫を取り寄せてもらった。このサービスを初めて利用したけど便利だわ。

オススメどおり、最初の短篇でツカミはオッケー。ゾッとしました。

ただ、表題作「20世紀の幽霊たち」、ホロリとくるホラー風味のラブストーリーでよかったけど、「オズの魔法使い」のラストのセリフ(「There is no place like home(お家が一番)」のことだよね?)とどう結びつくのかがよくわからない…。
ネットで拾った知識
ネットが無かったころと比べると、ちょっとした調べものは物凄く便利になった。リンクをたどってゆけば、どんどん関連する知識が増えてしまって、どこで中断すればいいか苦労するくらい。でもそんなにイージーに入手できた知識なのに、いったん頭に入ってしまったら、ついさっきワンクリックで得た知識だった、という自覚はどこかへ行ってしまう。

そんなことを認識させられた、以下の文章。

「知っている」それ自体にはもはや何の価値もない(ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記)

知識についての知識について(内田樹の研究室)

どちらも大変面白い。

ところで、

「なお文中に登場する「唐沢」というのは、私はよく知らないが町山さんがたいへん腹を立てている人の名であるらしい」

↑この文章が単にナチュラルな記述なのか、皮肉なのかの判断がつくことが「知識についての知識」ということでしょうね。自分はウチダ先生のブログを過去5年間に遡ってスクロールする気になれないから放置しますが。でもどちらだとしても吹いた。

町山さんは最新のエントリーでも唐沢俊一を激しく糾弾している。山本弘会長がコメント欄で予告した「長文のエントリー」への期待が高まってしまう。
オリガ・モリソヴナの反語法
オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)
(2005/10/20)
米原 万里

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1960年、チェコのプラハ・ソビエト学校で学んだ志摩。オリガ・モリソヴナという老女だが天才的な踊りの舞踊教師に魅了される。30数年後、翻訳者となった志摩はモスクワに赴き、オリガの半生を辿る。過酷なスターリン時代を伝説の踊り子はどう生き抜いたのか。

…という筆者の東欧体験が色濃く反映された小説。モスクワでの懐かしい旧友との再会などを交えながら、教師オリガの謎に満ちた足跡を追う、という謎解きの面白さ。とっつきにくいタイトルの小説だが一気に読み進められた。

それはさておき、小説の内容からは脇筋になるが、日本バレエ業界の恥ずかしい状況のエピソードが織り込まれており、それがモデルが誰だかわかる人には丸わかり。

●志摩がボリショイ劇場でソリストとして踊る日本人「イワイ・リコ」を観る。体型・プロポーションもさることながら、あきらかに背後のコールドバレエダンサーより技術が劣っているのが隠しようもない。見るに耐えないぶざまなポーズに志摩は客席で針のむしろに座らされているような恥ずかしさに襲われる。彼女(と母親)は、ボリショイ劇場にお金と日本の家電製品を雨あられとプレゼントし、ボリショイ・バレエ団のソリストの座を得ていた。

●志摩が帰国後所属していた「亜紀雅美バレエ団」。での愚劣な風習。他のバレエ団も似たり寄ったりだろうけど(Kバレエは違うと思いたい)。

●亜紀バレエ団で、「藻刈富代」が凡庸な才能とバレエには全く不向きな股関節の持ち主であるにも拘わらずプリンシパルの座を射止めたのは、藻刈の父親がバレエ団に都内一等地のリハーサルスタジオをプレゼントした見返りだというのは、すでに日本バレエ界の常識になっていた。団を維持するための必要悪として団員たちも諦めている。

「Dance Magazine」はタイコモチ記事しか載らないし、批評家は「美しい」「有名な」バレリーナだ、と巧妙に逃げた文章しか書かない(書けない)。「オリガ・モリソヴナの反語法」は、タミヨの「真実」を暴いた唯一の活字媒体ではなかろうか…。米原万里…惜しい人を亡くしました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081001-00000032-oric-ent

>>日本を代表するバレエダンサーの一人として海外でも高い評価を受ける草刈

だーかーらー…orz
このニュースのコメント観ると、だまされている人が多くてびっくり。
100文字レシピ
100文字レシピ (新潮文庫)100文字レシピ (新潮文庫)
(2003/10)
川津 幸子

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タイトルのインパクト大成功、な本。文字数を抑えたぶん、簡略で材料の種類も少なめ。

レシピ本文はたしかに100文字だけど、各レシピにミニコラムというか補足説明がびっちりつけられているので、読む本としても面白い。

★★★
こないだインコの雛を購入したホームセンターに寄り、次の入荷予定日をきく。
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