本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
山へ行く
山へ行く (flowers comicsシリーズここではない・どこか 1)山へ行く (flowers comicsシリーズここではない・どこか 1)
(2007/06/26)
萩尾 望都

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「残酷な神が支配する」連載終了以来、新作から遠ざかっていた萩尾望都だったけど、この本はお手ごろな短篇集。久しぶりに読むと、やっぱいいなァ!

各種、趣向を凝らした短篇がぎっしり!という感じ。一番一般受けするのはラストの「柳の木」だろうけど、どれも現実と異世界と精神世界が交錯するセンス・オブ・ワンダーな珠玉作揃い。

★★★
国道を走っていたら、突然の大豪雨。おかげで車のフロントガラスが綺麗になった。

局地的豪雨で降るのはほんの数キロの範囲だけ。
7月27日
朝、ちょっと雨が降って涼しくなったのもつかの間、また晴れて元通りの暑さ。

買い物に出かけると、広い駐車場で「よさこい祭り」をやっているところを2箇所見る。この暑いのに、よくやっているなぁ…。

体力・気力ともに暑さに吸い取られている感じ。
テレプシコーラ/舞姫 第2部1
テレプシコーラ/舞姫 第2部1 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)テレプシコーラ/舞姫 第2部1 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)
(2008/07/19)
山岸凉子

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この巻から第2部。第1部では小学生~中学生だった主人公が16歳の高校生、しかもローザンヌコンクールへこれから旅立つというスタート。成長した主人公に感無量。

ふと気がつくと、自分はこの「主人公のお母さん」の世代なのよね。読むときは当然主人公に感情移入して読むわけだが、ちょっと気恥ずかしくなったりして。

そーいや、「SWAN」の続編は、「主人公の娘」が主役のお話になっている。こちらはパリ・オペラ座バレエ学校が舞台。
まいあ Maia SWAN act II 1まいあ Maia SWAN act II 1
(2006/12/15)
有吉 京子

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「主人公のお母さん」になった真澄はまだ現役のダンサーとして活躍中。リアルな年月を経て、次世代の続編が描かれるというのは画期的だ。

★★★
仕入れと墓参り。
除草剤の効き目はバッチリ。
7月23日
先月入院していた病院へ、こんどはお見舞いに行く。

入院しているのは夫の伯母で、近所に住んでいる。こないだ救急車が近くを通り、「おや、ご近所の誰かだなー」と思っていたらウチの親戚だった、というわけだ。

階は違うが同じ病棟なので、構造や備品が一緒。
「何もかもが懐かしい…」状態。

自分は外科だったが、お見舞いした階は内科。外科はとにかく手術に耐えられる元気がある人たち(オトコといちゃついたり、手術翌日に「お山の衆~!」と叫んだり)の階だが、今日見舞った内科は…あー、何というか…、かなりアッチに近づいている雰囲気を感じる。
蒜山高原
写真は例によってアッチ→で見てもらえれば。

写真でみると爽やかそうだけど、暑かった…。

一面のラベンダー畑は当然ラベンダーの香りで満ちている。しかし悲しいことにこの香りは「トイレの芳香剤」として脳内認定されている。
ラヴェンダーブック―桐原春子のハーブを楽しむ (桐原春子のハーブを楽しむ)ラヴェンダーブック―桐原春子のハーブを楽しむ (桐原春子のハーブを楽しむ)
(1998/01)
桐原 春子

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セサミンCM
http://www.suntory-kenko.com/sesamin/kusakari/movie_practice.html

↑↑観るたびにイラッとするCM。関節が~、背筋が~、なにもかも中途半端なキメの無さが~。

どうしてこうダメダメな彼女を起用するのか。もっとちゃんと踊れるバレリーナは日本にたくさんいるのに。いくらセサミンのんでもダメなものはダメって言いたいのか、このCMは。

口直しにシルヴィ・ギエムの驚異のストレッチ&グラン・ジュテ。↓↓


★★★
これから夏本番だと思うとうんざりの暑さ。エアコンつけないとヤル気がぜんぜんおきない。
封印されたミッキーマウス
封印されたミッキーマウス―美少女ゲームから核兵器まで抹殺された12のエピソード封印されたミッキーマウス―美少女ゲームから核兵器まで抹殺された12のエピソード
(2008/05)
安藤 健二

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雑誌に書かれた記事を寄せ集めた本で、過去の繰り返し記事も含まれるが、「定説と言われていることを実際に関係者に直接聞いてみる」姿勢は同じ。言われてみれば当たり前なのだが、彼の書籍によってその当たり前のことがいかになされていないかがよくわかる。

この本の白眉は、タイトルにもなっている「日本の小学校で生徒がプールに描いたミッキーマウスが、ディズニー社の抗議によって消された」事件と、「捏造された日本人差別 タイタニック生還者が美談になるまで」。

後者は、タイタニック号ただひとりの日本人生存者である細野晴臣の祖父の細野正文氏のことについて。映画「タイタニック」公開直前に、新聞やバラエティ番組などで喧伝された「欧米人から“救命ボートに無理矢理乗り込んだ卑怯な日本人”として汚名を着せられていた細野氏の疑惑が晴れた、という美談」の真実を検証していく。

まず、安藤氏が一次資料である欧米人の当該手記にあたってみると、驚いたことに「卑怯な日本人」の記述などどこにも無い!

では細野氏を「貶めた」のはいったい誰なのか?
丹念な調査をするうちに身も蓋もない真実が明かされていく。

筆者はこの話だけで一冊の本にしたかったそうだが、「そんな暗い結末では売れない」と出版社に断られたそうだ。「有色人種を蔑視する白人に、不当に貶められた気高い明治の日本人!」というストーリーほど一般ウケしないというワケか。

この「真実」のほうがよっぽど面白いんだけどなー。

★★★
早朝からいきなり家の屋根の修理が始まる。聞いてないからびっくりするっちゅーの。

修理するほうに面した窓を全部閉める。

ウチの補修工事はなぜいつも真夏にするのだろう。
封印作品の謎 2
封印作品の謎 2封印作品の謎 2
(2006/02/16)
安藤 健二

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「オバケのQ太郎」まで絶版だったのは知らなかった。ほかにも作品自体には問題が無いのに、さまざまな噂とともに闇に葬られてしまっている作品が登場。

「キャンディ♡キャンディ」原作者と漫画家のドロ沼の争いはわりと有名だけど、関係者にどれだけ取材しても封印された理由がわからない、というのを読むと、それだけで底知れないドラマというか面白さがある。

「オバケのQ太郎」には文庫版で加筆があるらしいので、やっぱり買わなきゃなー。

★★★
昨日は妙に疲れて、うっかり2時間半も昼寝をしてしまってビックリ!
それなのに昨夜は8時間ぐらい熟睡。

今日も夕方小一時間寝てしまって、われながらえーかげんにしろ状態。

何年も愛用してきたコンパクトデジカメ(何年も前のものなので、すでにコンパクトとは言えない)がいきなりオシャカに。さようなら。
封印作品の謎
封印作品の謎封印作品の謎
(2004/09)
安藤 健二

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かの有名な「ウルトラセブン第12話」やコミックスに収録されない「ブラックジャック」など、作品ひとつひとつの謎について丹念に調査していて、読みごたえあり。

取材対象者が、円谷プロの圧力で態度を豹変させるとこがコワイ。

「封印作品の謎2」ともども、文庫版が出ているのでまた買いなおさねば…。

★★★
急に暑くなったので、カラダがついていけない。いままで日中シャワーを浴びる習慣がなかったが、入院中にその爽やかさを知ってしまった。おとといから、朝、山登りして一汗かいたあとシャワーをあびている。一度やったらもうやめられない。
ダ・ヴィンチ 2008年 08月号 [雑誌]
ダ・ヴィンチ 2008年 08月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2008年 08月号 [雑誌]
(2008/07/05)
不明

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なんか、もう、分厚く広告に挟まれた「月刊テレプシコーラ(付:新刊情報)」、という認識がますます深まる雑誌。

★★★
母親の月命日にて墓参り。除草剤のおかげで墓に雑草無し。よかった。

保険会社から入院・手術給付金がおりたのとの連絡。6万円ということで、ちょっと赤字。

昼はいつものガスト。腹に刺激がきたらこわいので軽く「きのこ雑炊」注文。そのかわりというか、夕食は思い切ってカレーにしてみた。
2週間後の診察
術後はじめての診察。

「ん~、これはいい出来ですね♪」

と、主治医は傷口の塩梅を褒め称える(自画自賛というか)ものの、コッチは見ることができないので、どうこたえたらいいものやら。

3ヶ月で完治、という目安だそうで、次の最後になるであろう診察は9月。
孤独のグルメ 【新装版】
孤独のグルメ 【新装版】孤独のグルメ 【新装版】
(2008/04/22)
久住 昌之

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10年ぶりの新作「東京都内某病院のカレイの煮つけ」と、谷口ジロー、川上弘美、久住昌之の三人の鼎談を加えた新装版。旧版は持っているけど、買わずにはいられない。

ここで読んでいて新作の概要は知っていたけど↓
孤独の品格・・・「孤独のグルメ」特別編

今の自分にとっては病院食って、なんとタイムリーな。(食欲さえあれば)入院中の食事ってホント、犬のように楽しみだったなぁ。うーわんわん。

★★★
手術・入院給付金の手続きのため、生命保険会社へ書類を書きに行く。担当の人は自分と夫の出会いをセッティングしてくれた人なのだけど、会うのは前回の入院以来12年ぶり。

その間にいろいろなことがあった(いろいろというか、ゴタゴタ)。

そのへんをお茶しながら話したが、その内容を帰宅後に夫や義母に話すと、かみ合わないジグソーパズルのような感じだ。
きょうの猫村さん 3
きょうの猫村さん 3きょうの猫村さん 3
(2008/03/21)
ほし よりこ

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意地でも定価で買わずに3巻目。

これは定価で買わなくて正解だった。中だるみかなぁ。次巻もこの調子だったらたまらん。

★★★
筒井康隆のブログ(っぽいの)が始まったみたい。なんと縦書き。この画面、昔の職場で使っていた電子組版機のデモ画面の雰囲気を思い出させる。

笑犬楼大通り←これがトップページで

偽文士日碌←これが日記の表紙

次回更新はいつなんだろう。
日本人の死に時
日本人の死に時―そんなに長生きしたいですか (幻冬舎新書 く 1-2)日本人の死に時―そんなに長生きしたいですか (幻冬舎新書 く 1-2)
(2007/01)
久坂部 羊

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最初、つい立ち読みでほとんど読んでしまったが、入院のためにあらためて購入。

老人医療に携わる医師の立場から、「長生きの危険」、そして「ひとの死に時とは」を述べた本。

「本書は、長生きの良くない面にスポットを当てています。だから、基本的にはいやなことを書いています。なぜそんないやなことを書くかというと、ちまたにあふれる健康長寿情報にはあまりにウソが多いからです。そんなきれい事ばかりを聞かされていたら、この先どうなるのか。ますます老いや長生きが苦しくなってしまう。その危機感が強くあります。」

「はじめに」で、著者は上記のように述べた上で、誰もが考えたくなくて思考停止してしまいがちな、老い・死とは苦しく悲惨なものであるという現実を羅列。全身あちこちの老化によって日常生活がどれだけ苦しく困難になるか、誰もが年をとることは未経験であるがゆえに多かれ少なかれ自分の老いに戸惑わざるを得ないこと。寿命が尽きようとしている人が延命治療を受けても苦しみが長引くだけであること(でもいったん延命治療が始まってしまったら家族や医者も医療を止められず、簡単に死なせてくれない)。

「決して老人に早く死ね、と言っているわけではありません」とことわった上で、長生きすることの苦しさ、マイナス面をこれでもかこれでもかとあげている。確かに「いやなこと」ばかり書いてあるが、その視点・筆致は不快な感じはしない。生き物はみないずれ衰えて死んで行くわけだから。

「ピンピンコロリ」という言葉があるが、「コロリ」の「秘訣」は誰にもわからない。巷に溢れる「ピンピン」のためのバラ色の情報ばかりに目をそらさず、老い・死を意識してこその充足した生き方の自覚を促す本。

★★★
退院後、はじめて仕入れと買い物。重い荷物が下半身にズッシリくる。
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