本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
イワン・デニーソヴィチの一日
イワン・デニーソヴィチの一日イワン・デニーソヴィチの一日
(1963/03)
ソルジェニーツィン、木村 浩 他

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閏年、というと思い出すのがこれ。

旧ソ連時代、収容所生活のある一日を綴った内容で、その期間は十年だったのだが、

こんな日が、彼の刑期のはじめから終りまでに、三千六百五十三日あった。
閏年のために、三日のおまけがついたのだ…


としめくくられる。

食事描写が切実で強烈。寒い日に、熱いものをハフハフ食べながら読むと相乗効果で大変美味しい。

★★★
買い物ついでに解約したアパートへ寄り、郵便受けを念のため確認。空だった。
2月27日
昨日は猛吹雪だったのに、今日は穏やかな晴れ。仕入れと墓参り。

手作りバッグ―ほとんどが直線縫い超かんたん!手作りバッグ―ほとんどが直線縫い超かんたん!
(1996/06)
対馬 ちひろ

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この本を見てバッグを作り、母にあげていた。また戻ってきた。
2月26日
まったく通常通りに、西へ仕入れに行く。ついでの納品もあったし。

それを夫に告げたとき、家にモノが溢れかえっているというのに、この上また買い込むのか、という予想通りの反応があったが(はっきり口に出しはしないけど、少しのリアクションで心の内が手にとるようにわかる)、それはそれ、これはこれ。別モノですから。
2月25日
いつもの掃除を終えたあと、戸籍謄本をとりに実家のあった市へ。

死亡・結婚で誰もいなくなり、「除籍」となった謄本をしみじみ眺める。
親の家を片づけながら
親の家を片づけながら親の家を片づけながら
(2007/10)
リディア・フレム

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先週発売の週刊文春の読書欄(山崎努が紹介)で知る。なんとまぁ、タイムリーな本!即買い!
Amazonのカスタマーレビューが2つともとても素晴らしい。…ので、ここでわざわざ書くことがないよぅ。

ただ、翻訳書であること、歴史的背景、著者は両親とあまり暖かい関係を築けなかった娘であること、そのへんのことがあって、自分にとってはあてはまらんなぁ、という箇所もあった(それはそれで面白い内容なのだが)。そういう極パーソナルな事柄を除けば、描かれる感情の揺れ動きは、もう世界共通といっていい内容だと思う。

亡くなった人の家を片づけるのは、「喪に服す」という試練に追い打ちをかけるようなものだ。まるで科学分析をするように、亡くなった人に自分が描いていた愛情や葛藤、失望感を細かいところまで検出し表に出してしまう。たとえ遺品の処分を業者に任せたとしても、思い出や心の痛みをなくすことはできない。これは、子供ならば誰もが受ける試練なのだ。

ところで、山崎努は、

「親に限らず、家族や友人の遺品を片づける立場になったら(僕には経験がないのだが)…」(後略)

だそうだ。兄弟構成や事情によって、「(狭義の)親の家を片づける経験」をする人としない人がいる。自分の両親は、そういう経験をしていない。

★★★
とりあえず持ち帰った遺品、および使える消耗品がてんこ盛り。消耗品を溜め込むDNAは確実に受けつがれている。
2月23日
アパート解約。管理会社へ鍵を返しに行く前に、もう一度だけ部屋へ上がり、母の倒れていた場所にお別れした。

また寒波がやってきて吹雪。
どんな悪天候になっても、もう母のことを心配しなくてもよくなってしまった。
2月21日
電気・電話・ガス・水道を止めるよう連絡。ガスだけは立会いのもと現金清算。

部屋全体をざっと拭き掃除。母が引っ越して来る前もこうして拭き掃除をしていた。
最後のゴミ袋を車に積んで持ち帰る。これでもうアパートを解約できる状態になったわけだが(あ、郵便局への住所変更手続きがまだだった)。

母の最期の場所を、もう二度と見たくないような気持ちと、ギリギリ今月いっぱいまでそのままにしておきたいような気持ちがせめぎあう。

一日中、素晴らしい快晴。納骨以来、墓に行けなかったので高速をとばして墓参り。墓に供えた花が悲惨な状態になっていた。
2月20日
捨てて捨てて捨てまくる。
ちきゅうにやさしくない一日。
2月19日
市役所へ各種手続き。

説明がなかなか飲み込めず眉間がコイル巻きに。(←帰宅してゆっくり考えてようやくわかった)

香典を寄付するために公民館へ。

アパートの管理会社(兼大家さん)へ。瞬間湯沸かし器は新品同様なので、設置したままにすることで了解をとる。

その後アパートへ寄り、もたもた整理していたらたちまち昼を過ぎる。買い物して帰宅したら2時。母の買い置きだったカップ麺を食べる。

義妹が来たので、卓上ガスコンロを譲渡。一応箱をあけて確認してもらったら、またもや中包装が未開封の新品。
2月18日
ようやく雪が降り止む。

山登りは遭難しそうなので断念。かわりに雪かきにいそしむ。

その後、母のアパートへ。「捨てないモノ」を自宅へ持ち帰る作業はほとんど終わった。仮住まいの身だと、主の死後はできるだけ速やかに撤収しなくてはならない。そういえば、父親の時もそうだった。
2月17日
母の突然の他界後、停止していた仕事作業を本日からぼちぼち再開。通常の勤め人であれば、ぼちぼちなんて悠長なことも言ってられないわけですが。

今夜は久しぶりにマトモというか、ご馳走っぽい夕食を作った。

カーボンヒーターの電気ストーブを購入、洗面所に設置。昔の古い電気ストーブに比べての暖かさに驚く。
ダ・ヴィンチ 2008年 03月号 [雑誌]
ダ・ヴィンチ 2008年 03月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2008年 03月号 [雑誌]
(2008/02/06)
不明

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「舞姫 テレプシコーラ」休載なので、さみしい。新刊チェックのために買う。新刊リストページは字が小さく、ひさびさに頭が痛くなってきた。

頭痛といえば、山登りを日課とするようになってから頭痛回数激減。体重減少。日中の眠気・だるさも解消。ありがとう!お山!他人の土地だけど。
貧乏するにも程がある
貧乏するにも程がある  芸術とお金の“不幸貧乏するにも程がある 芸術とお金の“不幸"な関係 (光文社新書)
(2008/01/17)
長山 靖生

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「自分らしく生きる」ためには、生活するための経済戦略もしたたかに行わなければならない。近代・現代の作家・芸術者たちを例にあげて、その生き残る術を考察…ということだが、タイトルと、内容紹介文と、本文とがそれぞれちょっとずつ期待外れな感じを受けた。作家・芸術家たちの逸話集だけとしても面白かったが。

漱石『三四郎』と、鴎外『青年』、それぞれの主人公が友人から借金を申し込まれるシーンを比較している箇所が、なぜか一番記憶に残った。

★★★
いつもの予定をこなす。
きっちり終えることができたので満足。

晴れと豪雨が交互にやってくるので、タイミングを見て外出したり山に登ったり。
北京の小麦粉料理
北京の小麦粉料理―餃子・焼麦・【ワン】飩・麺・餅・饅頭・包子 (マイライフシリーズ特別版―お料理塾シリーズ)北京の小麦粉料理―餃子・焼麦・【ワン】飩・麺・餅・饅頭・包子 (マイライフシリーズ特別版―お料理塾シリーズ)
(1998/05)
ウー ウェン

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プロセス写真でわかりやすく、ウマソー。このご時世では、皮から手作りしたほうがいいのか。

★★★
山登りを日課とするようになって3ヶ月以上。
体調がいろいろ変化。良いほうの変化もあるが、悪いほうの変化もあり、その原因がよくわからない。
お金がないっ (7)
お金がないっ 7 (7) (バーズコミックス リンクスコレクション)お金がないっ 7 (7) (バーズコミックス リンクスコレクション)
(2008/01/24)
香坂 透篠崎 一夜

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★★★
…ないんだろうなきっと。

今日は忙しくて、先月の集計ができなかった。
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