本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
論争 格差社会
論争 格差社会 論争 格差社会
文春新書編集部 (2006/08)
文藝春秋

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昨日の『「ニート」って言うな!』と同じ動機で読む。いろいろな意見が掲載されているので、お好きなのをどうぞ、という感じ。

★★★
恒例の餅つき。

つきたてをきなこ餅にして昼食。

午後は義父の車用のスタッドレスタイヤを買いに行く。
…世の中にはちゃんと準備しとく人と、間に合わなくなってから手配する人がいる。
「ニート」って言うな!
「ニート」って言うな! 「ニート」って言うな!
本田 由紀、内藤 朝雄 他 (2006/01/17)
光文社

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「ニート」という言葉の急激な隆盛に異論をとなえた書。

統計的に見れば、ニートと称される層が喧伝されるほど増えているわけでもなく、青少年だけが突出して犯罪を増加させているわけでもない。三人の共著で、昨今の、なんでもニートだニートだという風潮への苦言を、それぞれ違った切り口で述べている。

気がついたら大勢がとなえている概念に対しては、バランスをとるためにこういう反論本が必須だと思った。

ところで、新しく知った概念に自分をカテゴライズして、ある意味そこに安住し、ドツボにはまってしまう、というパターンがこの手の流行り言葉にはつきまとう。少し前はそれが「アダルトチルドレン」だったような。ブログとかで今頃「わたしってアダルトチルドレンかもしれない」(←もちろん米国発の言葉本来の定義とは違うニュアンスで)とか書いてあるのに出会うと、「…アナタそれもう流行遅れヨ」と眠たい気分になる。

★★★
積雪。

郵便局で発送しなくてはいけないものがあったので、完全武装して歩いて行く。いい運動。
サルまん 21世紀愛蔵版
サルまん 21世紀愛蔵版 上巻 サルまん 21世紀愛蔵版 上巻
相原 コージ、竹熊 健太郎 他 (2006/08/28)
小学館

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サルまん 21世紀愛蔵版 下巻 サルまん 21世紀愛蔵版 下巻
相原 コージ、竹熊 健太郎 他 (2006/08/28)
小学館

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竹熊健太郎&相原コージ合作による、「サルでも描けるマンガ教室」復刊。

復刊はこれで2度目。最初の刊行は15年前、最初の復刊は10年前。毎回描き下ろしが収録されるため、全部持ってる。作者のブログによるとまた10年後に『アルティメット最終完全版』が出せればいいな、だそうで。出たらまた買ってしまうんだろうな…。

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_39f6.html

作者を模した主人公達が、ありとあらゆる「ウケるまんがの法則」を追求し、後半は実施編として作中で漫画の連載が始まる。長期連載にありがちな設定の矛盾が露呈するトラブル、作者の意図に反した連載の引き伸ばし、連載中に作者が電波にとりつかれたら、など、長年漫画と親しんでいるヒトにはなんとなく思い当たるネタが満載。

なにせ初出が15年前なので、風俗に時代を感じるものの、現代に至るマンガの元ネタだらけの、まさにバイブルと言っても過言ではない書。

今回の描き下ろしは「萌えるまんが教室」と「ラノベ編」。相原コージによるこんな萌え絵が。こんな絵柄が描けるんだ!

http://takekuma.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/saruman2101.jpg

竹熊氏は現在病気療養中。ご回復を願っております。

★★★
実家のある市で年内最後の仕入れ。吹雪と突風。
12月25日
先週からひきずっていた問題、終了。こんどこそ終わった。

今年最後の好天の予報だったので、家周りの掃除を済ませる。その後年賀状印刷も完了。
漱石の疼痛、カントの激痛
漱石の疼痛、カントの激痛―「頭痛・肩凝り・歯痛」列伝 漱石の疼痛、カントの激痛―「頭痛・肩凝り・歯痛」列伝
横田 敏勝 (2000/11)
講談社

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古今東西の著名人が苦しんだ「痛む病」の逸話とその病の解説。頭痛・肩凝り・歯痛・痔・出産・通風・腰痛・リウマチ・幻肢痛・癌…読んでいてもアイタタタ痛い本。全体的に淡々と記述されているが、ネタの逸話の面白さと少々カタい症例解説とが、いい塩梅にミックスされていて、奇妙なユーモアを感じた。たとえば、痔のなかでもっともタチが悪い痔ろうに苦しんだルイ十四世。その治世を痔ろう前と後に分けた歴史学者の説を紹介して、

「拡大を続けていた領土が痔ろうを境に縮小し始め、死ぬときはもとの国境線近くにまで後退したという。」

別にウケを狙っている文章ではないために余計にウケた。こういうのがトリビアってもんか。

痛みへの対峙、鎮痛対処薬物の処方論議、そして痛みに耐えることをやめ死を選ぶか?という最終的な選択まで概説。

★★★
夜中に目覚めてそのままなかなか眠れず。当然昼間が眠いが、年賀状にとりかかる。
ニセ科学批判番組
NHKでなくてはできない番組。

http://www.youtube.com/watch?v=9LNRYsyWgEY

ご本人のブログも早速ブックマーク。
「左手はリズムキープです」だそうです。

★★★
この番組の反響をネットで散策したりする。

このまま平和な一日かと思いきや、携帯に不快な電話がかかってきた。
空気げんこつ
空気げんこつ 空気げんこつ
鹿島 茂 (1998/09)
ネスコ

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最近よく読む鹿島茂のエッセイ。

タイトルの由来は、澁澤龍彦の著述から。「薔薇十字団のガイタ侯爵が、リヨンの黒魔術集団に対して、呪いの流体を送り、これによって相手を殴りつけるというようなこと」のくだりで、実際にこの「空気げんこつ」という言葉を澁澤が使っていたかはともかく、「(鹿島茂の)記憶中枢は『呪いの流体』を『空気げんこつ』という言葉で登録してしまったのである」

という前フリで、鹿島茂が「空気げんこつ」をお見舞いしたい事柄を集めたエッセイ集。芸能関係の古さもご愛嬌なお気軽エッセイだが、モノカキとして最も空気げんこつを送りたい相手のことを書いた「ダメな編集者へ」が一番面白かった。

曰く、
①あるテーマで本を出すと、それと同じ内容の原稿を書いてくれと依頼してくる編集者。
②原稿依頼の意図を自分で説明できない編集者。
③ひとのいうことをなにひとつ聞かず、なにひとつ学ばない編集者。
④本を出したが最後、なにひとつ連絡してこない編集者。


しょーもない便乗企画本はこういう編集者のもとで作られているのだろうな。

③は雑誌掲載時にいったんは削ったが、「その後、この手の編集者が続々と登場しているので」本にするにあたって復活した項目ということ。続々と、ってのは大変なことではないか。

単行本の表紙絵と文庫版の表紙絵の差が激しい。
歴史ある秘密結社に由来するタイトルにあわせたのが単行本で、内容にあわせたのが文庫って感じ。
空気げんこつ 空気げんこつ
鹿島 茂 (2001/10)
角川書店

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★★★
電源を切ったパソコンからの異音の謎は解けないまま。コンセントの電源を入れると、ケーブル差込部分に明かりがついているのが見える。もしかしてケーブルを通じてアクセスされてる…のか?検索しまくるがちっとも答えが見つからない。
また新たな謎が
設定はほぼ完了した。モニタが15インチから17インチになったので、目が慣れるまで少々辛い。それに慣れるかどうかもわからない。

ところで明け方頃、ふと目覚めるとパソコンがカリカリ音(保存するときのような音)を立てている。もちろん電源は切っているが、コンセントには電源が入っている。コンセントのスイッチを切ると止まった。今朝もおなじような時間帯に同じ現象。

なんじゃらほい。

「教えて!goo」で最近よく調べているが、この件に関してはヒットしない。

主電源は切っていても、コンセントから内蔵ハードディスクには通電しているってことか???
まだ続いている
付属のソフトでDVDを再生すると画面がチラつく。

これもあーだこーだ調べたあげく、モニタ設定のリフレッシュレート値を下げればいいとわかった。でも通常の作業ではもとの値に戻さないと微妙に見づらい。

値の変更に、リセットが必要無いだけマシか。
まだまだ続く
パソコンの設定。

必死こいて、その日のうちにほとんどの設定は終えたのだが、通常の業務と同時進行なので疲れる。

些細な設定作業でも、積み重ねていたのをいっぺんにしようとするから大変だ。

メールソフトの設定が、起動するたび書き換えられていて、最初何が原因かわからず、ウッキー!と猿状態になってしまった。調べると購入当初から入っているマカフィーの仕業とわかる。マカフィー、お前なー、ウィルス並にタチが悪いぞ。と罵倒した後、アンインストール。

まだ新顔ソフトの機能も把握していないので、まだまだ続く。
デスクトップパソコン購入
本日購入。データの移行、ソフトインストール、設定調整。もう必死。
ダ・ヴィンチ 2007年 01月号 [雑誌]
ダ・ヴィンチ 2007年 01月号 [雑誌] ダ・ヴィンチ 2007年 01月号 [雑誌]
(2006/12/06)
メディアファクトリー

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山岸凉子の短期連載「ヴィリ」開始。バレエ漫画「テレプシコーーラ」を休憩しといて、その間に描くのもバレエ漫画とは…。

美しいプリマの母と、その母からの抑圧に病む娘(拒食症らしい描写)、バレエ団運営のパトロン問題、など山岸凉子お得意のドロドロした展開になりそう。

以前TVで観た、ダイアナ・ロスとその娘を思い出した。母娘でならんでグラミー賞だかの会場に到着したときの映像で、ギンギラギンの母親に比べ影のうすい地味な若い娘。「ママにおされっぱなし」という雰囲気だった。

★★★
実家のコタツで寝る。
七人の侍(観た)
七人の侍 七人の侍
三船敏郎 (2002/10/25)
東宝

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時間がとれたのでイッキ鑑賞。

いままで未見だったことを深く恥じた。

この映画のリメイクだのオマージュだのをさんざん観たあとでの初見だったわけだが、オリジナルの凄さを思い知る。
ニッポンのマンガ AERA COMIC
ニッポンのマンガ―AERA COMIC ニッポンのマンガ―AERA COMIC
(2006/10)
朝日新聞社

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手塚治虫文化賞大賞受賞作家による読みきり作品、対談形式によるコミック・ナビなど読み応えは保証モノのムック。しりあがり寿とサイバラ理恵子による「記憶スケッチ手塚治虫編」は腹筋強化。

吾妻ひでおの新作短編「墓標」、SFなのが嬉しい。きっと彼のところには「失踪日記みたいなのを描いてください」という依頼が山のように来ていることだろうが、SF漫画家であり続けてほしい。それと吾妻ひでおと諸星大二郎の顔写真を見たのは初めてのような気がする。

★★★
ファミレスの駐車場に、自分の新車とまったく同じ型・色の車が停まっていた。その隣に停めてランチ。
七人の侍
七人の侍 七人の侍
三船敏郎 (2002/10/25)
東宝

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レンタルしたが、ぜんっぜん観るヒマなし。とりあえずコピーしとく。

★★★
近くで水道管破裂。工事のため一時断水。だがウチは、トイレは大自然の下で水洗とは別に汲み取り式のもあるし、水道も井戸水と併用だから少々の断水ではぜんぜん困らない。
荒野の七人
荒野の七人〈特別編〉 荒野の七人〈特別編〉
ユル・ブリンナー (2003/04/11)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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ツタヤが旧作100円レンタルをしていたので借りる。

TV放映を録画したのを何度も観ていたため、吹替えつきじゃないと観る気になれない。このDVDはTV放映時の音声キャストで収録。この俳優にはこの声、所謂“フィックス”な黄金の吹替えだからこたえられない。

音声を日本語、字幕も日本語を表示させて観て、あまりに双方に隔たりがあると、英語字幕に切り替えてどちらが意訳か確かめるという鑑賞をしてみたり。

映画撮影時には主演のユル・ブリンナー以外はまだ無名に近い俳優だった面々が、ブリンナーの背後でちょこまか目立とうと演技をしているのを観察してみたり(マックイーンはあまりにそれが多すぎて、ブリンナーが「こんどやったらキャストから外す」と激怒したとか。鈍重なブリンナーのアクションに比べ、マックイーンのすばやい身のこなしや抜き打ちはカッチョイイ)、マニアックな鑑賞ばかりしている。

ところで「七人の侍」をちゃんと観とかにゃいかんなぁと思いつつ今に至るも未見。

★★★
マニアックな鑑賞がたたったか、夕方から少々頭痛。
バグダッド・カフェ
バグダッド・カフェ 完全版 バグダッド・カフェ 完全版
マリアンネ・ゼーゲブレヒト (2003/04/25)
紀伊國屋書店

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主題歌「Calling you」のヒットとあいまって、オサレ系映画評でウケていた。全編を覆うどこか不条理な雰囲気に好き嫌いが別れるかも。

砂漠の辺鄙なカフェに、言葉の通じない異邦人としてやってきたオバちゃんは、カフェのあまりの雑然とした汚さに大掃除を始める(ジャケ写真は給水タンク?まで洗っているシーン)。カフェにたむろする無気力な人々は、周囲が綺麗になっていくにつれ、心を開き、人生に輝きを見出して行く。

自分にとってこの映画の主題:掃除は大事だ

★★★
早くデスクトップパソコンを買って、机の上を整然とさせたい。
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