本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
ノートパソコンがお亡くなりに
といってもディスプレイだけがご臨終。

数日前から起動後しばらくは画面が赤っぽく、弱っているなぁ、とは思っていた。今朝「ジーーーー…」という変な音がしだして、ふと見たら画面が真っ暗。

パソコンがぶっ壊れたかと、こっちの目の前も文字通り真っ暗に。気をとりなおし、使っていない液晶モニタを繋げてみたら本体は今のところ大丈夫。モニタが正面にないとキーが打ちにくいため、すぐキーボードを買いに行く。長年欲しいなーと思っていた黒いキーボードを購入。

というわけで、ノーパソを奥に押しやり、繋いだモニタとキーボードを手前に配置してなんとか現状維持。

調べると、液晶ディスプレイの交換は2~5万かかるというし、だいいち代わりのパソもないと日々に差し支えありまくりなので(もう一台デスクトップがあるけど夫と共用になるから不自由)、デスクトップ本体だけをもう一台購入することを検討。

しかし、あれだ、最近久しぶりに連絡を取った友人から「パソコンが壊れてメールの返事が遅れてゴメン」と言われた直後なだけに、故障は伝染るという気がしてならない。
私たちは繁殖している 6
私たちは繁殖している (6) 私たちは繁殖している (6)
内田 春菊 (2005/09)
ぶんか社

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久しぶりに買ってみた。
後半に掲載されている舅・姑に対する悪口は、「ほんとに建つのかな」とほぼ同内容。内田春菊の憎しみのパワーはほんとにスゴイ。ここまでくるとなんだか感心してしまった。

この本では、舅のいいなりの姑へも憎しみの魔の手?がのびている。さいごのほうに姑を「見限る」場面がある。

自宅で仕事中の春菊が姑に子守をお願いしていた。庭のビニールプールで遊んでいるところに「庭のドアからへんなジジイがはいってきた」が、そばにいた姑は別室にいる春菊も呼べず、「おそろしくて声も出せませんでしたよ~」と小さくなっていた。結局不審者がどうなったのかの記述はないが、その姑を見つめながら春菊のモノローグ。

「だめだ この人には子どもたちは守れない」
「男の言うこと何でも聞いてきた人だから…」
「私の母と同じで結局 子をぎせいにしても男に尽くすんだ」

そこまで言うかだが、春菊の生い立ちの傷の根深さがあってのことであり、あー、この人は一生この記憶から逃れられないんだろうな、と、同情などというおこがましいことは言えないが、少々切ない気持ちになった。そう分析すると舅に対するアレコレも、彼女の過去の地雷に触れているようなのが伺える。

このバトルの行く末が気になるので、これからも読んでしまいそう。ところで夫の「ユーヤ」氏はもっと家事育児に尽くすヒモにならないと夫婦の先行きが危ぶまれるのでは。余計なお世話だが。

ヒモはこれ↓くらい献身的でないとつとまりません。タイトルの「極楽」を真に受けるととんでもない、立派なヒモの人の書いた本。
就職したくない人のための極楽ヒモ生活入門 就職したくない人のための極楽ヒモ生活入門
赤羽 貴志 (1998/06)
太田出版

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★★★
共済費をとりまとめている近所のお家へお金をもっていく。そこの家の息子(40代半ば)が平日のお昼前というのに、縁側で猫を抱いて日向ぼっこしていた。

家に帰ってそれを話すと、「何の仕事しているんだろう」という、田舎にありがちな詮索会話が始まる。最近はすっかり家風に染まっている自分。
アナログ録音
本はそれなりに毎日読んでいるが、感想を書くまでの気力が無い今日この頃。

DVDの音楽を、MDかCDに録音して車内で聴こうと思いたち、いろいろ調べる。…調べただけで疲れてしまった。結局ヘッドフォン出力端子からMDにアナログ録音。こうして延べ数時間が過ぎてゆく。
主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました
こんなタイトルのスパムメールがあることは知っていたが、ようやく自分にも届いた。しかしあいにく本文は「29歳未亡人」からのメッセージではなく、URL宣伝のみ。

ちなみに「29歳未亡人」からのメッセージはこんなのらしい。↓

件名: 主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました。
差出人: 久光 ***@yahoo.co.jp 
いきなりのメール失礼します。
久光さやか、29歳の未亡人です。
お互いのニーズに合致しそうだと思い、連絡してみました。

自分のことを少し語ります。
昨年の夏、わけあって主人を亡くしました。
自分は…主人のことを…死ぬまで何も理解していなかったのが
とても悔やまれます。
主人はシンガポールに頻繁に旅行に向っていたのですが、
それは遊びの為の旅行ではなかったのです。
収入を得るために、私に内緒であんな危険な出稼ぎをしていたなんて。

一年が経過して、ようやく主人の死から立ち直ってきました。
ですが、お恥ずかしい話ですが、毎日の孤独な夜に、
身体の火照りが止まらなくなる時間も増えてきました。

主人の残した財産は莫大な額です。
つまり、謝礼は幾らでも出きますので、
私の性欲を満たして欲しいのです。

お返事を頂けましたら、もっと詳しい話をしたいと
考えています。連絡、待っていますね。



長い舌をのばしてアリ塚のアリを食べている、あのオオアリクイに襲われる主人、というビジュアルがどーにもこーにも浮かばん。さやかの火照ったカラダはどうでもいいが、どういう襲われ方をしたのか知りたくて返信したくなるよ。

そういや、こんな映画もあった。
その後、大嘘映画だと知ったときは「いゃ~ん騙されちゃった」と笑いつつ安堵。ライオンたちの間から靴下を履いた足がニョッキリ突き出ている映像は、小学生当時戦慄、暗い記憶になっていたから。

グレートハンティング グレートハンティング
アントニオ・クリマーティ (2002/11/22)
ジェネオン エンタテインメント

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11月22日
一日中、外出せずに仕入れ処理。
11月21日
実家の母親が先週風邪を引いていたので、その後の容態をきくために電話。回復に向かっているようで安心したが、その後急に自分のほうが風邪っぽくなってきた。電話線から伝染るのか?
11月19日
昨日の筋肉痛と腰痛に苦しみつつ、自治会の集会所の掃除。外の草とりなのだが、腰にさらにダメージを負う。

作業後のお茶会で、同年代のヨメたちと体調不良の話題に花が咲く。
11月18日
車庫のトタン屋根を夫と二人で葺き替える。

自分は技能がないので、もっぱら肉体労働。屋根からはがした錆びて古いトタンを裏庭までえっちらおっちら運び(イノシシ避けに欲しいという人がいるので、あとで運び出しやすいような場所にためておく)、新しいトタンを車庫の屋根までえっちらおっちら運ぶ。

夫はズレないように並べて釘打ち。

しんどい肉体作業なので、脳内で「アーミッシュの家づくり」を夢想して現実を美化する。

参考資料:「アーミッシュの家づくり」が登場する映画↓
刑事ジョン・ブック 目撃者 刑事ジョン・ブック 目撃者
ハリソン・フォード (2006/11/02)
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン

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名画とファッション
名画とファッション 名画とファッション
深井 晃子 (1999/03)
小学館

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中学生くらいのころ、服装史に興味が湧いてきて、いろいろ本を読んだ時期があった。所詮独学、いい加減で断片的な知識ではあるのだが、それでも絵画や映画を観ると、衣裳で大体どの時代かの検討がつく。そんだけ。

昔の自分の思い出のために購入。

★★★
一日中家にいて、午前は仕入れ処理。
午後は在庫整理。
渋松対談Z
渋松対談Z 渋松対談Z
松村 雄策、渋谷 陽一 他 (2002/11)
ロッキングオン

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40過ぎても50過ぎてもなお闘争心溢れる渋谷氏と、それに絶妙の合いの手を入れる松村氏の対談というか漫談集第三弾。

かつて批判の対象であり、ライバル誌としていたミュージック・ライフの休刊。それに象徴される洋楽業界の深刻な衰退状況を憂いつつも、渋谷氏は邦楽雑誌もバッチリ成功させ、自社オフィスは引越しするたびに拡大してゆくらしく、へー、凄い、と感嘆させられた。

昔っから「渋松対談」はジジィ放談だ、ボケ老人対談だ、とか枯れたポーズをとりながら語られていたが、語る内容はいっこうに衰える気配をみせないのは、さすがロックっぽい。

対談内容とほとんど関係なく添えられている西原理恵子の挿絵マンガ。出産し、ダンナ(現在ではとっくに離婚済み)との関係が悪化してきた過程がさりげなく描かれていたりして。後半は山本直樹に交替。表紙も担当。

★★★
苦しいときの神頼みということで、お守りを買いに行く(今さら)。
七五三のファミリーがいっぱいで、場違いな自分たち。
40過ぎてからのロック
40過ぎてからのロック 40過ぎてからのロック
松村 雄策、渋谷 陽一 他 (1995/12)
ロッキングオン

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音楽誌rockin’onの名物対談、渋谷陽一と松村雄策による「渋松対談」をよりぬき収録した単行本第二弾。ロッキング・オン関連誌を読まなくなって十数年、第三弾「渋松対談Z」をこないだたまたま入手して読み、ひさびさにその面白さを認識。そういえばこれを持ってたわと押入れから第二弾本である本書を引っ張り出し、10年ぶりに読み返す。そういう自分も40過ぎ。

「ロック」そのものを語る箇所は全体からすると僅かなのだが、語る内容にかかわらず全編にしみわたるロック精神というか何というか。単なるオモロイ対談というだけにとどまらない。

ウケたのが、ストーンズのキースへのインタヴューがテーマの「キース・リチャーズに水割りを作ったのは僕だ」から。

松村 どんな質問したんだよ。

渋谷 ブライアン・ジョーンズの死について責任を感じないかとか、オルタモントの事件は自分達でちゃんと位置づけたのかとか、新しい女房をもらった今、昔のカミサンのアニタをどう思っているのかとか、ストーンズの代表曲は本当はキースとミックのどっちが作ったのかとか、麻薬とは本当に手を切ることが出来たのかとか、いろいろだよ。

松村 ………。

渋谷 なかなか読みごたえありそうだろう。そういえば、解散の話とか、ミックがキースと別のトラック・ダウン・ヴァージョンを作ったのは本当か、とかも質問したな。

松村 お前はインタヴューにいったのか、それとも喧嘩を売りに行ったのかどっちなんだよ。よく、それで五体満足で帰ってきたな。

渋谷 実際に質問するのは俺じゃなくて通訳だから平気だよ。

松村 そういう問題じゃないだろう。

渋谷 そういえば通訳の人も質問を渡したら、本当にこれを全部質問するんですか、とかおじけづいていたな。

松村 当たり前だよ。



このキースへのロング・インタビューを猛烈に読みたいンですが。

いがらしみきお(カバーイラストも描いている)、相原コージ、ほりのぶゆき、西原理恵子の挿絵マンガもお買い得。

★★★
悪天候で日暮れのように暗い一日。

また口内炎になった夫を耳鼻科へ行かせる。
オズの魔法使い
オズの魔法使 特別版 オズの魔法使 特別版
ジュディ・ガーランド (2000/07/14)
ワーナー・ホーム・ビデオ

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カンザス州に住む少女ドロシーと愛犬トトは、家ごと竜巻に巻き上げられて魔法の国へ連れていかれる。

こども向けの小説で読んで、竜巻っていうとこんなイメージしかなかったのだが…。

それはさておき、この映画、アメリカ人にとってはカルト・ムーヴィーとなっているらしい。他のファンタジー映画などに、そのセリフやイメージが散らばっている。

主演ジュディ・ガーランドの、後の悲劇的な女優人生を思うと、可憐な少女ドロシーの演技がより一層輝いて見える。

★★★
後始末に奔走。まだまだ明日も続く。
11月8日
カブトムシ外伝 カブトムシ外伝
王様 (2005/12/16)
ビクターエンタテインメント

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かなり悲惨な一日。

「塞翁が馬」を願うのみ。
ダ・ヴィンチ 2006年 12月号 [雑誌]
ダ・ヴィンチ 2006年 12月号 [雑誌] ダ・ヴィンチ 2006年 12月号 [雑誌]
(2006/11/06)
メディアファクトリー

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山岸凉子の「テレプシコーラ」がお休みなので、今日が(田舎での)発売日だということを忘れるところだった。

西で仕入れしたあと購入。ファミレスでのランチ時に読み、新刊チェックを済ませる。
納車
新車納車の日。
これのために昼に戻った夫を空港まで迎えに行き、昼食後ディーラーへ。

いよいよ緊張してスタート。ディーラーを出てから最初の交差点で、信号が青になったので行こうとすると、右から車が直進して来る。あまりに堂々と迫って来るので、「え?こっちが赤信号だったっけ?」とブレーキをかけたが、見上げてもやっぱりこっちが青。なんだ、あっちが信号無視だ(多分信号見落とし)…と、記念すべき初クラクションを鳴らす。ぷぷー。

その交差点で自分は左折なので、次の交差点で右折ラインに入り、直進ラインにいる信号無視のおねーちゃんと並んで停車。助手席から夫がガンを飛ばしたが、おねーちゃんはこっちに視線を向けないようにがんばって前を見続けていたらしい(その心境はわかるが)。

あやうく、初乗りわずか数メートルで事故るとこだった。不慣れな新車でのノロノロスタートが幸いしたわけで。

その後、スーパーで買い物したり、近場を走ってみたりしたが、新車独特の匂いに気分が悪くなる。おえ。

ここ数日晴天続きだったのだが、明日から雨らしい。
さっそく汚れるな。
こんなマンガがあったのか
こんなマンガがあったのか!―名作マンガの知られざる続編・外伝 こんなマンガがあったのか!―名作マンガの知られざる続編・外伝
斎藤 宣彦 (1999/11)
メディアファクトリー

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「名作マンガの知られざる続編・外伝」という副題のとおり、メジャーな作品がらみの埋もれた作品などを収録・紹介。

驚いたのは、木原敏江と大島弓子の合作マンガ。週刊マーガレット掲載時の切り抜きをどこかに仕舞い込んでいるが、今ごろになってまた日の目を見るとは。1976年掲載ってことは30年前か…。

もうひとつ合作、萩尾望都と吾妻ひでお。「吾妻ひでお大全集」掲載が1981年。上の合作は原稿紛失のため雑誌から復刻していたが、こっちは原稿が「18年ぶりに見つかった」そうで、いったいどこにあったんだろう。吾妻ひでおのインタビューつき。

自分がリアルタイムで読んできたものが、そして伝説へ…じゃなかった、そのまま歴史となっていくのだなぁと思わされた。ま、30年以上も経てば立派な歴史か。

★★★
夫は朝イチの飛行機で東京へ。家を出るのは7時だが、5時半に起きる。朝食の世話をしてもう一度寝る。

昨日買い損ねた梱包用品を買いに行く。

午後、「ヤル気のなさ」に襲われ、また寝る。寝てしまったことで更に物悲しさに襲われる。
トンデモ超常現象99の真相 (文庫)
トンデモ超常現象99の真相 トンデモ超常現象99の真相
と学会 (2006/02)
洋泉社

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最初のソフトカバー版を持っているのだが、文庫版補足が少しあるので購入。ただし105円で。

ときどき無性に読み返したくなって手にとる本。

★★★
午前は買い物・雑用をこなす。
昼食を少し食べすぎてしまって、横になって休んでいたら寝てしまった。悪夢を見る。
メイド喫茶
地元の国立大学前にメイド喫茶があることを知る。
HPもあったので見た。
…なんか悲しくなってきた。

よく読んだら、常設じゃなくて単発のイベントらしい。

★★★
本日購入本。
B級グルメ倶楽部 2 (2) B級グルメ倶楽部 2 (2)
今 市子 (2006/10/21)
フロンティアワークス

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秋のミルク
秋のミルク 秋のミルク
アンナ ヴィムシュナイダー (2004/11)
五月書房

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1919年にドイツ・バイエルン地方の農家に生まれ、1993年に死去した無名の一農婦アンナの自伝。

最初から最後まで苦労しっぱなし。彼女の望みはただひとつ「すきなだけたっぷり眠りたい」。その願いがかなうのは本の最後のページ、農家を廃業し年金生活に入ってから。

九人兄弟の長女として生まれ、八歳で母親を亡くす。そのときから家事と農業に追われる毎日が始まる。結婚した相手には病気の祖父・伯父もいて、介護・家事・育児・農業と仕事は増えるばかり。夫は結婚の一週間後に召集される。姑には「息子を奪った女」として憎まれ、「秋のミルク・スープ(凝固したすっぱいミルク。貧乏人の食べ物のこと)ばかり飲ませてやる」と罵られ続ける。

…と書くと、もの凄い陰惨な本みたいだが、アンナはこんな状況をがっちり受け止め、常に前向きにやるべきことをこなしていく肝っ玉の座った女性なので、悲惨なことをあっさり記述する筆致もあいまって、少しも湿っぽくはならない。

本国ドイツでも評判になって映画化もされたそうだが、アンナの人生は、母の、または祖母の世代の「ほんの少し前のあたりまえの生活」を綴ったものとして、読む人々の心をゆさぶった。それはもしかしたら、ドイツも日本と同じ敗戦国ということで、この「ほんの少し前の時代」について、その後の世代に伝わり損ねている何かが感じられるためかもしれない。

★★★
こんな本を「あー、腰が痛いなー」といいながら寝っころがって読むダメダメな自分。

仕入れ処理完了。先月の集計と今月の予算立て。車のローンが加わるが、いままでも車用の積立てをしていたので、実質同じ支出。
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