本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
7月31日
またDVD注文してしまう。昔、ビデオソフトが1万~2万円したときのことを思えば、安くなったもんだ…と自分にいいわけ。

注文する際、どのショップをどのポイントサイトを経由して買えば一番お徳か、ちまちました金額の差ではあるが、悩む。

滝汗を流しながら掃除。

超常現象をなぜ信じるのか
超常現象をなぜ信じるのか―思い込みを生む「体験」のあやうさ 超常現象をなぜ信じるのか―思い込みを生む「体験」のあやうさ
菊池 聡 (1998/09)
講談社

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「体験したこと」が「正しいわけではない」、ということを平易に解説した内容。体験や思い込みによって、思考や行動がいかに「非科学的・非論理的」に傾いてしまうのか、いくつか例をあげてあり、なるほど、自分の騙され具合がよくわかった。

筆者は文中で「自分は超常現象を否定しているわけではない。人はこのように体験・記憶・認知の自覚能力が非常に危ういものなのである。体験したからといってその現象の科学的証明とはならない」と、繰り返し繰り返し述べている。

現在、私たちの身のまわりには、体験や直感、感性を大事にしようというマスコミ情報や、教育理念があふれています。生き生きとした体験を重ね、豊かな感性を育むことはもちろん大切です。しかし、合理的に考えることよりも、体験を重視する方向に社会全体のバランスが傾きすぎているように思えるのです。

実際の経験に裏打ちされない理論ばかりをふりかざす姿勢には問題がありますが、これと同様に、体験や感性を何よりも重視してしまう経験主義にも、実は多くの問題があることにもっと気がついてほしいと思います。


  ↑ タイピングしてしまうほど心に残った箇所。
こういう傾向に流されてしまう(しまいたい)ことがあるので、自戒。

★★★
午後、かなり長時間寝てしまう。最近夜、暑くて目が覚めたりしてしまうから。
ジョーズ 30th アニバーサリースペシャル・エディション
ジョーズ 30th アニバーサリースペシャル・エディション ジョーズ 30th アニバーサリースペシャル・エディション
ロイ・シャイダー (2005/08/26)
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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届きましたですよ。早速、大画面TVで観た。
クリアーな画面と吹替えと特典映像に感激。吹替えや原語の字幕でセリフもしつこく堪能できるし、いい時代になったもんだ。“Smile, you son of a bitch!”

劇場で観たのは10歳の時、家庭用VTRなどもちろん存在せず、サントラレコードをかけて脳内でストーリーを牛のように反芻するしかなかった時代。ただでさえよく出来た作品な上に、封切り時からの煮詰まった思い出が加わり、さらに感動が増しているのだろう。

前半の犠牲者が一人また一人と増えていく恐怖から、後半の一転してスピード感溢れる冒険活劇的展開。世代も階級も違うプロフェッショナル(←これ必須!)な3人の男たちが死力を尽くしてサメに立ち向かう。思えばこの映画から「働くプロのおじさん(お兄さんでもいいけど)大好き症候群」が刷り込まれたのかも知れない。

特に、オルカ号の舳先から銃で銛を打ち込むロバート・ショウのカッコ良さにシビレまくる。役者としての上手さ・存在感も今回更に認識。撮影時の思い出を語る関係者たちの特典映像に、当たり前だけど彼が登場しないのが本当に残念。つくづく惜しい人を早くに亡くした。これからショウ出演映画を観なくては。

恒例のどーでもいーことだが、ショウのハゲかたが、今の夫の状態にそっくり。なんとなく嬉しいような。

★★★
雨が降って気温はさほど高くないが、蒸す。
暑い夏は読書量が減る。そのかわり、最近特に過去に観た映画をいろいろ観返したくなってきた。

音楽も映画も新しい作品にはますます興味が湧かない。人生折り返し年齢となったせいかもしれないが、世間の流行とはズレまくりのもともとこういうタチでもあるし。
ミスター・グッドバーを探して
ミスター・グッドバーを探して ミスター・グッドバーを探して
ジュディス・ロスナー (1979/08)
早川書房

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昨日のついでに思い出したどーでもいーこと。

社長も交えた飲み会で、誰かの米国滞在の話になった。そのとき酔った社長がやたらと「シングルバーに行きたい」と繰り返すので、そのたびにとなりの人と「“ミスター・グッドバーを探して”…」とささやきあってしまった。

この映画のDVDは出ていないようだ。

こんなストーリーじゃ、誰も観たくないよな。

★★★
近所に住む姑の姉が野菜を持ってきてくれる。
3人でババくさい会話をダラダラしていたら、あら大変、夕食の準備が全然できていないわ。

買い置きの出来あいを即効温めて誤魔化す。
スティング
スティング スペシャル・エディション スティング スペシャル・エディション
ポール・ニューマン (2005/12/23)
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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1936年のシカゴの下町。フッカー(ロバート・レッドフォード)はかけだしの若いイカサマ師。ある日通りすがりに金を騙し取るが、その金は大物ギャング・ロネガン(ロバート・ショウ)の賭博場の上がり金だった。そのせいでフッカーのイカサマの師匠・ルーサーがロネガンの指示で殺されてしまう。フッカーは復讐のため、伝説の賭博師ゴンドーフ(ポール・ニューマン)を頼る。仲間の詐欺師たちも協力し、ロネガンを騙すための大掛かりなイカサマ芝居が始まった…。

ピカピカの若造レッドフォード、少々くたびれた曲者風情のニューマン、眼光鋭くビシッと決めてるショウ、と役者の魅力満点。観客をも騙す大逆転シナリオ、懐古調雰囲気溢れる音楽・美術・衣裳…何を今更の娯楽名画。

ここから個人的思い出。
以前勤めていた会社では、たまに「スティング」もどきイベントがあった。東京から取引先のお客さんが来ると、普段は会社にいない外勤・外注・その他単に仕事がらみの知人(!)とかに召集がかかり、そのときだけ人が大勢いる会社に早変わりするのだ。お客さんが帰ると、「解散!」

人がひしめく活気のある会社を演出してたわけ。「“スティング”、“スティング”」と社長も言っていた。

おかげでこの映画とワンセットで忘れられない思い出に。

★★★
午前で仕入れ処理を終える。
午後から岩盤浴4回目。毎回微妙に温度設定が違う感じ。でも今日は初めて手のひらにちょっと汗をかいた。
漢字書き順字典
漢字書き順字典 漢字書き順字典
藤原 宏 (1990/03)
第一法規出版

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ブックオフにて購入。

見た人がびっくりするような書き順で書いている字が沢山ある(はず)。少しでも直すことができればと思って。300円だし。

ところで人によって(書くのが)好きな漢字と苦手な漢字があるだろうが、自分の場合、「潟」とか「華」が苦手。宛名を書くとき立て続けに新潟が出てくると、略字はないものだろうかと思いながら書く。「華」なんて勢い余って横棒が一本多くなったり。

★★★
爽やかな晴れ。
気温30度行くか行かないかくらい、風も爽やかなので過ごしやすい。昔の夏の暑さは、この程度だったんじゃないだろうか。
舞姫(テレプシコーラ) 9
舞姫(テレプシコーラ) 9 (9) 舞姫(テレプシコーラ) 9 (9)
山岸 凉子 (2006/07/22)
メディアファクトリー

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「くるみ割り人形」のクララ役を見事に踊りこなす六花(ゆき)、三度の手術を乗り越え今度こその再起に願いをかける姉・千花。バレエ的にもドラマ的にも見ごたえのある巻。

次の巻に収録される悲劇的展開を既に知っているだけに、各セリフに散りばめられた伏線が重い…。

「ダ・ヴィンチ」誌上の連載をしっかり読んでいるにもかかわらず、あいかわらずコミックスも熟読させられてしまう(毎号同じことを書いているような)。

★★★
一日中雨。
病院で近所の同い年の嫁さんと会う。昨日めまいの発作で点滴を受けたそうだ。「あー!そりゃメニエール病だね!」とエラソーに断言してさしあげる。先日は義母が発作を起こしたし、近所で連発するというのは、気候が関係するような気にさせられる。

で、自分のほうは聴力変わらず。耳鳴りはするけど聴力の低下はないので、とりあえず様子見、ということで薬だけもらって本日で通院終了。
ジョーズ 25周年記念コレクターズ・エディション
ジョーズ 25周年記念コレクターズ・エディション ジョーズ 25周年記念コレクターズ・エディション
ロイ・シャイダー (2000/08/25)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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この版を持っているのだが、腹の立つことに5年後に「30周年記念版」が発売されたですよ、奥さん。こ、この商売ジョーズ!…と脱力ギャグが脳裏をよぎったものの、グッとこらえておりました。

しかし本編より長い特典映像!初の日本語吹替え付き!画質も良いらしいと知るにつれ、我慢できなくなり注文してしまう。だって、記念版としては安いし~、我が人生1、2を争うマイ・フェイバリット・ムーヴィーだし~…(←自分に必死で言い聞かせてる)

現在届くのを楽しみにしているのだが、2010年に「35周年記念版」が発売されたらどーすんだよ、オイ。

★★★
夕方うっかり寝てしまい、白鵬と朝青龍の取組生中継を見逃す。

お子様お泊り。
夏休みが始まった…・
7月22日
今朝は、DVDをネットで注文する、という常ならぬことからスタートしたせいかそのあとダラダラしてしまう。よって処理進まず。

合間に買い物。
先日水害がひどかったところを通りすぎる。今日は晴れで道路はもう乾いているが、店舗などまだ清掃中で閉店しているところも多かった。

明日からまた雨らしい。
巡洋艦インディアナポリス号の惨劇
巡洋艦インディアナポリス号の惨劇 巡洋艦インディアナポリス号の惨劇
ダグ スタントン (2003/09)
朝日新聞社

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第二次大戦末期、アメリカ海軍最悪の事件を描いたノンフィクション。

「ジョーズ」でこの名前を知った人は多いだろう。ロバート・ショウ演ずるサメ漁師クイントが、鮫を生涯の敵とするわけを語るシーン。監督を含めた数人で脚本をイジり、最終的にショウがセリフをリライト。名場面となった。

ショウのセリフでは、広島に落とされた原爆の輸送後という極秘任務中のため、巡洋艦インディアナポリス号は魚雷で撃沈されてもSOSを打電できなかった、とあるが、実際はSOSが打電されたものの、日本軍の罠だと誤解され無視されてしまったということだ。

300人の命とともに船は沈没。海に投げ出された乗務員たちにはさらに過酷な運命が待ち受けていた。救助されるまでの4日間、海中で体温を奪われ、餓え・渇き、発狂した乗務員同士の殺し合い、そして鮫の大群の来襲…。乗務員1,100人中助かったのは300余名。マクベイ艦長は軍法会議にかけられ、不当な判決が下され、彼は自殺してしまう(その後、インディアナポリスを撃沈した旧日本軍将校の証言もあり、2001年、約半世紀ぶりに名誉回復される)。

今でも生存者たちの“同窓会”が行われているというくだりで、「アンデス死の聖餐(だっけ?)」を思い出した。あー、嫌だ嫌だ、と思いつつ読む。だったら読むなよ、とセルフつっこみだが。口なおしに「ジョーズ」を観よ。

★★★
岩盤浴三度目。
ちょっと年上の人と二人だけだったので、いろいろ情報交換。温度が今までより高めだったみたいで、汗は増量、動かないと低温やけどしそう。
刑務所の中 (文庫)
刑務所の中 刑務所の中
花輪 和一 (2006/05)
講談社

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文庫描きおろしがあるから購入。で、いままで持っていたほうはというと、文庫には収録されていない鼎談と呉智英の解説があるから処分し難い。あーあ。

懲罰房での薬袋貼り作業で、他人の折った袋のきれいな揃いっぷりに花輪氏が驚愕する場面が可笑しい。

★★★
一旦雨が止む。雨でできた裏山の池を見に行った。昨夜排水のために置いたホースから水が勢いよく出ているが、一向に池は小さくならない。

大雨の被害は市街地のほうがひどいらしい。
夕刻のニュース映像を観て驚く。
7月18日
豪雨。
仕入れから帰宅し、車の荷物を玄関に運ぶだけでずぶ濡れになる。

家の裏の土地に、二段階にわたってある程度水が溜まる地形になっているのだが、恐ろしいことにどちらも満タンになってきた。違う方向へ流れ落ちるように手を加え、とりあえずしのいだが、こんなこと初めて。
聖母の軽業師
聖母と軽業師―アナトール・フランス短篇集 聖母と軽業師―アナトール・フランス短篇集
大井 征、アナトール・フランス 他 (1988)
岩波書店

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「小学○年生」とか「子供の学習」とかによく掲載されていた世界の名作短編。子ども向けにリライトされたものだったのだろうけど、そこは名作、記憶に深~く刻み込まれているのが多い。ときどきふと思い出して読み返したくなるが、絶版の全集に収録されていたりして意外と難しい。

最近急に読みたくなってネット注文したのがこれ。
届いてから知ったのだが、復刻版で旧漢字・旧仮名遣いだった。読むのに通常の3倍の時間がかかる。

ルイ王朝時代、バルナベという軽業師がいた。彼の玉や小刀を放り投げて操る曲芸は、見物人から銅貨や銀貨の賞賛の雨が降るほどだった。そのような職業でも、信心深く敬虔なバルナベの人柄に感心した修道院長によって、彼は修道僧となる。

修道院では僧たちがおのおのの長けた手段で、競って聖母を礼拝していた。それぞれ聖母の徳を論じた書物を編纂し、美しい絵を描き、聖母の姿を石を刻み、聖母を称える詩を書く。バルナベは次第に元気がなくなってきた。自分には聖母への信心を表す手段が何もない!

ところが、やがてバルナベは誰もいないときに礼拝堂に一人篭るようになり、表情も明るくなっていった。不思議に思った僧たちは扉の隙間からのぞき見てみる。なんとバルナベは聖母の祭壇の前で、玉や小刀を使って盛んに軽業をおこなっていた。彼は自分のもっとも得意な軽業で聖母に奉仕していたのだった。しかし僧たちは彼が聖母を冒涜していると思い込み、彼を引きずり出そうとした。そのとき…

祭壇から聖母が静々と段を降りて来られて、軽業師の額に流れてゐる汗を、青いマントの裾でお拭ひになる有様が、三人の僧に見えたのだつた。

こういうのだと旧仮名遣いもいいね。

★★★
大雨で涼しい。
涼しいのはいいが、近くの道路の端が崩れていた。天候が極端すぎる。

祭日だが、いつものスケジュール。
7月15日
家電の故障はデジタル信号を通して伝染するという新たな法則を発見。

人間も壊れるが、パソコンも熱暴走するのでこわい。作業中にいきなり画面が真っ黒になる恐怖ときたら…。
7月14日
エアコン取り付け工事の人が来る前に、買い物に出かけようかとしていた矢先に今からお伺いします、との電話。

工事の人は一人。まだ涼しい時期に頼んだ時は二人がかりだったので早かったが、一人だと二時間弱はかかる。買い物にでかける。

工事のために長年手付かずだったコーナーの掃除ができてよかった。新品のエアコンへの喜びの勢いで、工事が終わったあともついでにあちこち掃除しまくる。

夫はまたも自力で地球に優しくないエアコン解体を行う。
奇跡の人
奇跡の人 奇跡の人
アン・バンクロフト、パティ・デューク 他 (2005/12/09)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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昨日ヘレン・ケラーが憑依したので観たくなった。

ものにはみな名前があるという、言語とその概念に目覚める瞬間はいつみても感動。

女史の一生はまさに奇跡だが、ある程度恵まれた環境に生まれ育った幸運もあるだろう。

そこから連想したのだが、昔「狼に育てられた少年or少女」という奇談を読んだことがある。近年の説では、彼らは知的障害を負い、親に捨てられた子どもではないかということになっているらしい。

★★★
電化製品の故障は伝染する、という法則がある(←勝手に法則化)。

故障ではないが、先日、客間(の筈が夫がMy Room化)と台所のエアコンを立て続けに新品にしたところ、2階の私の嫁入り道具だったエアコンの調子が悪くなってきた。。

夏はエアコン無しでは生きていけない自分なので、本日購入。このときのために毎月チビチビお金を貯めていてよかった…。明日取り付けなので、午後イチで大急ぎで実家のある市へ行って仕入れを済ます。
だらしな日記
だらしな日記―食事と体脂肪と読書の因果関係について考察する だらしな日記―食事と体脂肪と読書の因果関係について考察する
藤田 香織 (2002/05)
幻冬舎

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以前に買って読んで売ってしまったが、つづきの「やっぱりだらしな日記」を読んでからまた買い直す(何やってんだか)。

本が山積み、洗濯物山積み、食器汚れたまま、風呂に入らず、ひたすら仕事・食事・タバコ・睡眠…30代女子書評家の日記と読書メモと食事と、40%を前後する体脂肪の記録。

Web日記をまとめたものだが、著者の食事写真がカラーで掲載されていて大変美味しそう。しかしその量はいつもスゴい。最近あらためて読み返してみて、食事量のあまりの多さに、なにか著者の満たされない思いがその大量の食物摂取へと向っているように思えてならなかった(大島弓子の「ダイエット」を連想)。

「うつうつ日記」によると、吾妻ひでおも彼女の書評を読書の参考にしていたらしい。書評メモは短いが、どれも読書欲をそそられる。

いちばん新しいコラムはここだろうか?
気長に更新を待ってます。

http://www.rbbtoday.com/column/darashina/

★★★
リンクをクリックして別ウィンドウを開かせたいとき、Shiftキーを押しながらクリックすればよい、ということを本日初めて知った。
「う…う、Water…!」
思わずヘレン・ケラーする。

岩盤浴2度目。息遣いがうるさい男性と一緒になる。そんなにハァハァ苦しそうならやめれば?と言いたくなる。
うつうつひでお日記
うつうつひでお日記 うつうつひでお日記
吾妻 ひでお (2006/07/06)
角川書店

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はい、買いましたよ。

タイトルそのまんま、日々うつうつと起きて食って仕事してTV観て仕事して食って本を読んで食って仕事して安定剤・抗うつ剤を飲んで寝て…をえんえんと描いた内容。商業誌の仕事が徐々に途絶え、同人誌描きで糊口をしのぎながら、「失踪日記」を売り込む、という状況。やっとこさ出版にこぎつけた「失踪日記」が大ヒットしたところでしめくくられている。

レビューを読むと、欝の人が読むとひきずられるような危険な本らしい。まぁ、読書・TV(ネットも)に長時間費やせば費やすほど憂鬱にとり憑かれやすくなるのは、ありがちですが。

現在の自分は特に影響なし。精神状態の自己診断となる本かも。ヤバいと思ったらすぐ読むのをやめたほうがいいのか?

★★★
ここ2~3日、皆さん「テレプシコーラ」「千花」で検索かけてますな~。

「日出処天子」の連載中にネットが今のような状況だったら、さぞや毎回大騒ぎだったことだろう。
ユカリューシャ
ユカリューシャ―奇跡の復活を果たしたバレリーナ ユカリューシャ―奇跡の復活を果たしたバレリーナ
斎藤 友佳理 (2002/05)
世界文化社

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「テレプシコーラ」でこないだお亡くなりになった千花のモデル?となったバレリーナの自伝。表紙のメイクを手伝っている女性は、往年のボリショイ名プリマ、エカテリーナ・マクシモワ。

「くるみ割り人形」の雪の場面で転び、靭帯切断。国内の治療に踏み切れず、ロシアで手術・リハビリにより奇跡の復活。

驚いたのが、補強のボルトをあとから取り出す手術の際、麻酔無し!麻酔しないから回復も早い…ということだが、野戦病院じゃあるまいし…。ロシア人恐るべし。

バレリーナとしてのみならず、女性の自伝として読みごたえある一冊。

そういえばサッカーだけど、イングランドのオーウェンもこないだの怪我、確か靭帯切断だった。Jリーグ選手にも靭帯切断で選手生命を絶たれた人がいたっけ。

★★★
昨日ほどじゃないけど、ジトジト湿気の日が続く。
夜中によく目が覚めるので、今日もちょっと昼寝する。
食のひずみを正す本
食のひずみを正す本―胃炎・冷え性から口内炎・アトピーまで日常の病気が自然によくなる 食のひずみを正す本―胃炎・冷え性から口内炎・アトピーまで日常の病気が自然によくなる
鈴木 敏文 (2000/03)
明日香出版社

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夫が「口の中が痛い」というので、あーんさせて見てみたら、口内炎だった。

生まれて初めてなったそうで、驚き。こちとらこのトシまで、のべ何百回なったことか。義父母にきいても「なったことがない」というのでますます驚く。羨ましい。

食や生活も多少は関係するのだろうが、こういうのは本当に遺伝というか、体質だな、と思った。

ちなみに数々のチマチマした不調を抱える自分だが、昔から血液検査をするといつも医者から「若い女性で貧血でないのは珍しい」と言われる。もちろん血が濃くなる食生活を心がけてなどいない。

そういえば、知り合いで貧血がひどいコがいて、食事を気をつけていてもおっつかず、鉄剤を処方されていた。

…何が言いたいかというと、いつも不調なことばかり書いているので、今日は血が濃いのを自慢してみました!自慢になるのかどうか知らんけど。

★★★
昨日買ったプリンタで写真を印刷するにあたり、用紙を買いにゆく。またもや100満ボルト→ヤマダ電機。100満ボルトはサプライ用品が高く種類も少ないので、ヤマダ電機で購入。
買う買わないにかかわらず毎週行ってるよ…。
7月8日
「テレプシコーラ」の衝撃的な展開にうなされて昨夜はよく眠れず。台風前の気圧と湿気のせいもあるのだろうが、イイトシこいてここまでマンガに心かき乱されるとは我ながらあきれる。

ヤマダ電機と100満ボルトをハシゴして、家電をいろいろチェック。たくさんありすぎてわけがわからなくなる。

本日はプリンタと台所のエアコン購入。
以前のエアコンは20年以上使っていたやつだった(らしい。嫁入り前だからよく知らない)。リモコンなし、ダイヤルスイッチ、轟音。でも昔の家電は壊れないんだよね。撤去料金節約のため、夫が自分で外し叩き壊す。節約にはなるけど、地球にはあまり優しくない。
ダ・ヴィンチ 2006年 08月号 [雑誌]
ダ・ヴィンチ 2006年 08月号 [雑誌] ダ・ヴィンチ 2006年 08月号 [雑誌]
(2006/07/06)
メディアファクトリー

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「ビルから飛び降り…」「…たけど、助かった」と、クボヅカ的なはかない希望を抱いたものの、願い空しく今月号の「テレプシコーラ」で千花は旅立ってしまった。

トゥオネラの白鳥の伏線がここで出てくるとは。

トゥオネラ(あの世とこの世の境目)で、あれほど望んでいたバレエを踊る亡き姉・千花、という夢を見る主人公。滝涙。

コミックの登場人物の死で泣けたのは「BANANA FISH」のアッシュ以来かな。すっかり山岸凉子の手の内で踊らされてる自分が口惜しい。

もひとつ、滝涙ポイント。
千花の初七日に、父方の祖母も亡くなってしまうのだが、その葬儀での列席者の会話。
「いいときに亡くなられたかも」「自殺は成仏できないというじゃない、お孫さん…お祖母ちゃまとしては心配で一緒に連れていらしたわよ、きっと」
あちこちのブログでみな嘆いているので、追記してしまった。

★★★
自分は7歳の時に虫垂炎の手術をしている。江戸時代に生まれていたら自分は7歳で死んでいたのだな、となぜかふと思いつく。

…なんでこんなことを急に…?
昨夜から妙なことばかり考えている。人間ヒマだと碌なことを考えない。
情報と国家
情報と国家―収集・分析・評価の落とし穴 情報と国家―収集・分析・評価の落とし穴
江畑 謙介 (2004/10/19)
講談社

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北朝鮮がミサイル発射してくれたおかげで、久しぶりにお姿を拝見。

あの独特のヘアスタイルと、明晰な解説ぶりにシビレる。

★★★
こないだ美容院で見たタウン誌に紹介されていた岩盤浴に心惹かれていたが、本日初体験。中途半端な郊外にあり、しかも平日の昼間のせいか貸切状態。人気ないのか…と少々不安になりながら汗を流す。

こっちが終わってから、これから入ろうとする人が来たのでこれ幸いと質問。「ここは穴場ですよ」と太鼓判を押されたので、安心した。これから通おうと思う。
藤十郎の恋
藤十郎の恋・忠直卿行状記 藤十郎の恋・忠直卿行状記
菊池 寛 (2000/03)
小学館

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中村鴈治郎あらため、坂田藤十郎の記事を週刊文春で見て、「藤十郎の恋」を読み返したくなった。

去年、231年ぶりに復活した「坂田藤十郎」は元禄の名役者の名前。傾城買い(遊女相手の色事芝居)で右に出るもののない役者だったが、40の声をきくころ、自らの芸の行き詰まりを感じていた。そんなおり、近松の新しい狂言「大経師昔暦」(だいきょうじむかしごよみ)を演じることとなる。大経師の女房・おさんが手代・茂右衛門と不義密通、刑死するまでの実際の事件をモデルにした狂言。当時、不義密通が発覚すれば男は獄門、女は磔刑。このような命がけの恋を自分は演じることができるのか、藤十郎は苦悩していた。

そこで藤十郎は幼馴染である人妻のお梶に誘いをかけ、自らの役柄に重ね合わせるように彼女への道ならぬ恋を“演じる”。藤十郎の迫真の演技に騙されたお梶は、彼を受け入れる決意をし、部屋の行灯を吹き消す。と、その瞬間、目的を果たした藤十郎はそのままお梶を部屋に置き去りにして去ってゆく。

藤十郎の舞台は大成功。その素晴らしい演技に「実際、偽りの恋を人妻に仕掛け、女がなびいて灯火を吹き消すとき逃げ出したそうだ」「偽りとはいえ、恋をしかけられた女房も三国一の果報者だ」という噂が流れる。

真相を知ったお梶は首をつる。貞淑の誉れ高いお梶の死因は誰にもわからず、ましてや藤十郎の偽りの恋の相手だとは誰も思いも及ばない。

「芸のためには、一人や二人の女の命など」
お梶が死んで以来、藤十郎が演じる茂右衛門の芸はいよいよさえていくのであった…。

芸のために人妻を陥れる冷酷な藤十郎。この凄みがいつまでも古びない作品の価値となっている。

現代の藤次郎は…老いてからもなおお盛んなようで…えーと。ツレの扇千景も役者じゃ負けていないが。

★★★
昨日から夫は東京へ一泊で遊びに行っている。
今日の最終便で帰ってくるのを迎えに行かなきゃいけない。

最終便って絶対定刻に着かないんだよね。待ち時間用にこの菊池寛を持って行く。


…と思ってたら定刻着。
読むヒマなし。
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