本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
風の谷のナウシカ 3 (3)
ISBN:4197755147 コミック 宮崎 駿 徳間書店 2000/00 ¥380

原作コミックを読むと、主人公ナウシカより王女クシャナの物語のほうが魅力的に思える。

映画ではナウシカと対立する単なる敵役でしかなかったが、原作ではもうひとりの主人公として物語を担う。トルメキア王国の正当な血筋を持つがゆえに、父王・異母兄たちから命を狙われ、わずかな手勢で過酷な任務に追いやられる王女クシャナ。彼女が目指すのは、絶望的な戦地に駐屯を命ぜられ、ひたすら真の主クシャナの到着を待つ軍勢。クシャナが手塩にかけて育てた部下たちとついに再会するシーンは感動的。

本来、父王のスパイとして派遣されたクロトワも、炯眼なクシャナにあっさり寝返って忠実な部下に加わってしまう。

自然との調和・未来をテーマとする本作だが、部下の信頼・巧みな戦術を武器に激しい戦闘を指揮するクシャナの人間的な魅力全開の巻。

★★★
とりあえず問題を棚上げ(←これがイカン、とわかっているのだが)。

午前中は買物・仕入れに駆けずり回り。
今朝愛犬の鎖の留め金が壊れたので、そのために寄る店が一軒増える。しかしいろんなモノを買わないと生活できないのを日々感じさせられる。

仕入れは少しなので午後に処理終了。
ビンボーDeli.
ISBN:4873031672 単行本 川津 幸子 オレンジページ 2001/11/06 ¥1,575

安い食材でもやる気とセンスがあれば素敵なお料理が!

…あたしゃやる気もセンスもないんだよ!

よく言われることだが、日本の家庭ほど世界各国の多彩な料理が供される国はないそうだ。だから調理道具もどっさり、品数も多い。

ドキュメンタリー番組などで、一般家庭の料理シーン(番組の主旨とは関係なく)が登場すると、いつもテーブルの上をチェックしてしまう。ヨーロッパ系の家庭だと、ガスレンジで出来上がる一皿にごちゃごちゃのったのと、サラダと飲み物、だけ。まったく羨ましいこった。

★★★
寝冷え?のせいかカゼっぽい。これから油断できない。

昨日の処理終了。

夕べの主張(カードにからんだ今後のこと)はやっぱり決裂。
自分のなかでも考えが混乱しているので、箇条書き(←プ)にしてまとめてから誰かに相談しようかな。一人で考えていても考えがぐるぐるエンドレスに回るだけ。
Derek Jarman’s Garden
数々の個性溢れるデザイン作品、映画を監督し、1994年2月にこの世を去ったデレク・ジャーマン。

HIVに感染し、発病を知った彼は、海と原子力発電所のすぐそばの古い家を買取り、家の修理、庭造りをする様子をおさめた自らのドキュメンタリーフィルムを作成した。その写真集が本書。

石のゴロゴロした荒涼とした土地を、やせ衰えてゆく手で掘り起こし、花を植え、庭を作り上げてゆく。石と植物とが調和する、どこか不思議な庭。色とりどりの花、錆びたスコップ、突き刺した流木。

この庭もまた彼の晩年の作品となった。

★★★
西と市内の1軒で仕入れ。
しばらくこの変則的なやり方でルート巡りかも。

年会費無料のクレジットカードが届く。
クレカをこれだけにして、今使用している年会費がかかるのを解約したい。
しかしそうするためには夫とバトルしなくてはならないので悩む。自分名義で自分の口座から落ちるカードなんだけどさ。
なぜ安アパートに住んでポルシェに乗るのか
ISBN:4334933335 単行本 辰巳 渚 光文社 2004/03/24 ¥1,000

タイトル上手すぎ。

そして中身にがっかり。

このシリーズはなぜか、任意の単語・言い回しに、日本語と併記して英単語が挟まっているので、非常に読みにくい。

私は、リフレッシュの方法 how to freshen upとして、…

きっと個人的なpersonal感覚senseか経験experienceが原因なのでしょう。


などと全文がこういう調子。マーケティングの本なのに、英語もついでに解説したいの?余計なお世話。
文体にイライラしながら読み進んでも、著者の主張があいまいで断言を避けているので、内容にもイライラ。

タイトルが上手かっただけに、この内容には脱力。

著者のベストセラーのごとく、「捨てる」本。

★★★
夢のなかでひどい片頭痛。目覚めたら痛くない。頭痛の夢?

夫が近くで写真を撮っている間、空港でひとり時間をつぶす。そばで待っているには日差しと暑さがキツいから。ベンチでテレビを観たり、空港内をウロウロして警備の人の視線を意識したりする。

良い写真が撮れたようだが、こんなアホくさい時間つぶしをさせておいて写真がスカだったら許さん。
掠奪美術館
ISBN:4582286089 単行本 佐藤 亜紀 平凡社 1995/06 ¥2,650

カラー口絵で紹介してある絵画それぞれについて語った美術エッセイ集。

選ばれた絵画は非常に魅力的なものばかりで、筆者と好みがかなり合う。エッセイの視点も興味深い。

しかし斎藤美奈子風の揶揄するような文体がだんだん鼻についてきて、後半かなりすっとばし。こういう文章は、雑誌掲載時とかで1つだけ読んでいると、ピリッと効いて楽しめるのかもしれないが、連続して読んだ場合少々胸ヤケがする。

★★★
暑いが、爽やか。

家の前にある田んぼが稲刈りされている。稲刈り機の警告音?がしょっちゅう鳴り響くので、うるさい。最近の機械はどいつもこいつも騒音を発しすぎ。

昨日の仕入れの処理を今日一日で終える。よくやったわ、自分。と一抹のむなしさも感じつつも自らを褒め称える。
ジゼル
車中でカラヤン指揮のバレエ「ジゼル」のCDを聴きながら、実家のある市へ。

ポピュラーなチャイコフスキーと違って、バレエを知らない人が聴いても、ちっとも面白くない曲だろう。それにバレエのストーリーもベタベタに陳腐なお話(未婚の娘が死ぬと精霊になり、墓場に迷い込んだ男を踊り狂わせて殺す、という伝説がベース。可憐な村娘ジゼルが貴族の若様にもて遊ばれたショックで悶死するが、彼女の墓へ謝罪に来た彼を仲間の精霊からかばう)。

しかーし、もう10数年何度も観たり聴いたりしているうちに、心身にしみこむように浸ってしまい、聴いてるとナミダ出そうになっちまうんだ、これが。
今日は行きも帰りも聴いちまった。

森下洋子とルドルフ・ヌレエフ共演のTV放映録画テープを観かえしたくなってきた。こういうのってNHKはどうしてソフト化してくれないのかね。ボリショイの下手糞プリマのばっかりDVD化するくせに。

★★★
朝起きてネットをチェックすると、昨日のトラブルは無事解決していた。とっととコイツのことは忘れよう。

カレンダーをふと見ると仏滅、ガストで占いボタンを押せば悪い運勢、新聞の占いもイマイチ。
だけど仕入れは豊作だった。
めでたい。
さるむし。
ISBN:4048836579 単行本 なかがわ みどり 角川書店 2001/02 ¥1,155

k.m.p.の絵本。

可愛いキャラ系のほのぼの絵本?と思わせておいて、最後に、自己の確立、という大事なことを提起している。

あとがきによると、この本は、3度出版の企画があり、そのつど「こども向きに書きなおしてほしい」と言われ、企画が流れてしまったらしい。「絵本はこどもの読むもの」という決め付けではなく、「大人もこどももそれぞれの読み方で読める本をつくりたい」という作者たちの、さしずめちっちゃな“さるむし。”的な願いが、このような大きな実りとなったようだ。

★★★
仕事がらみで不快なことがある。対応を考え、どんどん時間をロスしていった。こんなことぐらいでこんなに集中力と時間を失ってどうする!とオノレが情けなくなる。

事態に好転の兆しはあるが(ニュースのような言い回しだな)、まだ現時点では完全な解決にはいたっておらず、モヤモヤ。

昨日からの処理予定のものは済ませた。
レベッカ
DVD GPミュージアムソフト 2005/01/25 ¥2,940

ジョーン・フォンティンつながりでもういっちょ。ダフネ・デュ・モーリア原作、ヒッチコック監督の映画化作品。ストーリーが「ジェーン・エア」と似ているのでよくひきあいに出される。

ジョーン・フォンティン演じるヒロインは身寄りのない若い女性で、有閑婦人の話し相手(コンパニオン)として働いている。わがままな雇い主の婦人にこきつかわれる毎日だが、つきそいで行った保養地で、上流階級の魅力的な紳士マキシム・ドゥ・ウィンターと出会い、心を通わせてゆく。タイトルの「レベッカ」というのはマキシムの亡くなった先妻の名前。なんとヒロインは最初から最後まで名無しのままである(ヒロインの出身階級を曖昧にするため、という計算があるらしい)。原作でも映画でもヒロインがファーストネームで呼ばれることはない。

ジェーン・エアと違ってこちらは先妻は間違いなく死んでおり(ボートが沈んでの事故死)、ヒロインは晴れてドゥ・ウィンター夫人として挙式、ハネムーンのあと英国のドゥ・ウィンター邸宅マンダリーに迎えられる。めでたし、めでたしかと思いきや、ここから話の本筋が始まる。

まずヒロインの苦悩は、若くて未経験なこと。大勢の使用人が控える邸宅の切り盛りをしなくてはならない。ところが若奥様にとって一番たよりになるはずのハウスキーパー・ダンヴァース夫人は、若いころレベッカ付きの召使で、彼女を崇拝といっていいほど愛していた。彼女はなにかとレベッカの完璧さを褒め称え、ヒロインを陰湿にいたぶる。夫マキシムはどうかというと、不慮の死を遂げた美しい前妻・完璧なレベッカを失った衝撃からいまだ立ち直っていないように見え、ヒロインの苦悩を嫉妬でさらに深める。

原作でも映画でもゴシック・ホラー的な演出がほどこされ、由緒ある大邸宅のそこかしこにレベッカの面影がちらつくようにヒロインには思える。ヒロインはもうこの世に存在しないレベッカと比べられ、劣等感に苛まれてゆく…。

と、いうところでドンデン返し。

レベッカはヒロインや周囲の人間が思っていたような令夫人ではなかった。

マキシムはレベッカと挙式後すぐ、彼女が身持ちの悪い悪魔のような女であると気付いたが(挙式前に気付けよ…)、家名を守るため、邸宅では完璧な妻を演じるかわりに週末ロンドンで好き勝手に放蕩することを許す、と取り決める。

愛のない夫婦生活はしばらく続いたが、レベッカはそのうち邸宅にまで愛人を連れ込むようになる。限界にきたマキシムは、愛人との現場を押さえようとボート小屋へ乗り込むが、そこではレベッカは一人で長椅子に寝そべっていた。彼女は愛人の子を妊娠したことを告げ、マキシムを嘲笑する。

ここで原作は、かっとなったマキシムがレベッカを射殺し、死体を彼女のボートにのせて沖へ漕ぎ出し、船底に穴をあけて船ごと沈ませ事故で死んだとみせかける。事情をしらない周囲の人間は彼が妻を失って悲しみに打ちひしがれていると思っていた。ヒロインも恐ろしい秘密に苦悩する夫の態度を前妻への恋情とみて、嫉妬していたのだった。

秘密を告白され、誤解のとけたヒロインは、彼をその罪ごと支える伴侶としての自信を抱く。

結局レベッカは実は癌に侵されて数ヶ月の命だったことが判明。レベッカは偽りの妊娠で怒らせ、自分に殺させようとしたのだ、とマキシムも悟る。

映画ではさすがに、夫の殺人の罪を受け入れる妻、それじゃ観客のほうが受け入れられんわいと危惧されたのか、そのへんを少し変更。レベッカに激昂したマキシムが彼女を殴り、ふらついたレベッカが前に出ようとして自分でつまづいて転び、打ち所が悪くて死んでしまうことになっている。しかもレベッカの病気を診断した医師により、彼女が自殺をほのめかす発言があった、と証言させている。

ともあれレベッカの呪いがしみついたかのようなマンダレーの邸宅は焼け落ち(レベッカの真実の姿を知って衝撃を受けたダンヴァース夫人の放火を匂わせる映像)、マキシムとヒロインの夫婦は新たな出発をする。

先妻の亡霊がいるかのごとき不気味な屋敷に怯える若妻、というゴシックホラー的演出と、鮮やかな謎解きミステリーが融合した今更言うまでもない名作。

★★★
買物と近場での仕入れ。
買物のしそびれがあったので、午後にもう一度出直し、たまに行く仕入れ店へも足を延ばす。
処理は途中まで。明日完了予定。
プチプチ 120cm×42m
メーカーを変え、同レベル・あるいはちょっと上?と予想して注文したのだが、…う~ん、比較表はあくまで目安ということですね。いままで買っていたものより少々ヘナチョコな感じ。

なんせ42メートルもあるので自分の場合、3ヶ月くらいはもつ。次の注文ではワンランク上げよう。

★★★
エアコンがいらない涼しさ。
昨日の仕入れ処理もサクサク終了。

こないだ美顔器の勧誘にあってから、マルチ勧誘業界についてネットで調べるのが趣味(?)になってしまった。

このサイト内でも某共済保険のマルチ手法勧誘に燃えているヒトがいる(リンクせずに読んでます)。“いま一番尊敬している人”と社長に心酔し、良い保険だと信じてがんばっている。過去の日記も読んだが、きっとすっごくイイヒトなのだろう。身近にいてほしくない人だが
サルガッソーの広い海
ISBN:4622046695 単行本 小沢 瑞穂 みすず書房 1998/11 ¥2,940

昨日の続き。「ジェーン・エア」の後日談ならぬ、前日談とでもいう小説。

ロチェスター卿の最初の妻、バーサが語り手。

「ジェーン・エア」では、ジェーンと重婚の罪を犯そうとするロチェスターを読者に受け入れてもらわねばならず、そのため前妻バーサをもはや人間とはいえないほどの凶暴な狂人として描く必要があった。バーサは「精神を患う家系の出」であり、彼は「家系のことを父と兄に騙され」、彼女の美貌に惹かれ、若気の至りで結婚してしまった。やがて彼女が「大酒のみで不貞をはたらく女」だと気付いたが、そのときはすでにバーサは発狂し、当時の法律では離婚が不可能になってしまったのである。

そういうバーサの性向は、彼女が西インド諸島に生まれ、クレオールを母親に持つ出自という設定で、その堕落した性格や凶暴性の説明になっている。作者ブロンテはロチェスターの罪をその説明で正当化させている。

それに憤慨したのが英国人の父とクレオールの母をもつドミニカ生まれの作家ジーン・リース。彼女は常に“自分がどこにも属さない”孤独な存在であることを逆にアイデンティティとし、作品に昇華させた作家だった。

彼女はバーサに自分を重ね、この小説を書いた。
「ジェーン・エア」でもの言わぬ狂女として周囲から恐れられ、嫌悪され、最後には(都合よく)自らが放火した屋敷で焼死する哀れなバーサを、感受性鋭く、運命に翻弄されつつも、諦め、受け入れる強さをもつ女性として描いた。

ジーン・リースについては、彼女の半自伝的小説を映画化した「カルテット」で、イザベル・アジャーニがジーンを演じていることで彼女のイメージがだいたい想像がつくかと。ある女性の評論で「彼女は事実以上に“可哀想な女性”を演じて同情をひいている」という非難があるのがまた面白いところ。

★★★
朝、メール受信はできても送信ができないのでちょっとアセった。しかたないのでもう一つのアドレスから送信してから仕入れに外出。

いつものランチに行けないので、ちょっと変則的なルートにしてみる。空腹時間が長いので昨日から疼いている頭痛がまた勃発。いつもより遅いランチ後、薬をのむ。

帰宅しいつもの掃除。

はじめて注文するところに梱包資材を注文完了。

今日から40の大台。どーでもいいけど自分以外の家族は、ものすごく誕生日が覚えやすい。お互い祝うトシでもないが、ちょっとだけ不公平感がある。
ジェーン・エア
DVD GPミュージアムソフト 2005/01/25 ¥2,940

シャーロット・ブロンテ原作の純愛メロドラマ。孤児のジェーンは厳しい孤児院に入れられるが、家庭教師として職を得、ようやく外の世界へ旅立つことができる。雇われた貴族の館の主人ロチェスター卿は留守がち。彼が後見人となっている少女の家庭教師として平穏な日々を過ごすが、この館には何か秘密の気配がある。暗い影をもつロチェスターはこの館が嫌いらしく唐突に戻ったり、また出ていったりを繰り返しつつも、ジェーンに徐々に惹かれてゆく。

やがて金目当ての令嬢を退け、ロチェスターはジェーンに求婚。彼の冷たい態度の奥底の孤独な魂に惹かれていたジェーンも承諾する。ところが挙式当日、ロチェスターには既に妻がいることが暴かれる。若き日、ジャマイカで過ちの結婚をした妻。彼女は暴れ狂う狂女となり、館の奥深く閉じ込められ隠されていたのだ。衝撃を受けたジェーンはロチェスターを愛しつつも彼のもとを去るが…。

「孤児で地位も財産もない不器量なヒロイン」を演じるのが美貌のジョーン・フォンテイン。昔BBCドラマで原作通り地味~なルックスの女優が演じるのも観たけど、…いやぁ、綺麗な女優さんってやっぱりいいですねぇ。ロチェスター卿にヒゲなしオーソン・ウェルズ。顔の造作と身長が一致しない感じがなんとなく石原裕次郎を連想した。

クレジットに名前も出ていないが、あっという間に不幸な死を遂げるヒロインの少女時代の友達の役で、超美少女なエリザベス・テイラーが出演している。

ヒロインとヒーローの出自の差については、ハリウッド映画だからうやむやにされているが、原作ではジェーンは実は由緒正しいジェントルマンの娘であることが判明し、遺産も相続。障害であった妻の死後、晴れてロチェスター夫人となりめでたしめでたしなのでした。

本屋のレジ脇で期間限定特価500円だったので購入。1944年の古典映画とはいえ、初期のレンタルビデオ代で映画DVDが一本買える時代になりましたか。

★★★
気温は低いがジトジトしている。
昨日根をつめて終らせたせいか、片頭痛が始まった感じ。始終緊張しているように自分を騙せばいいのだろうか。どうやってー?
久しぶりに
ムカデを退治したのでご報告いたします(誰も読みたくないでしょうが)。

今日は予定通り、朝から黙々と仕入れ処理。おわり。
ひといきついて、母親と電話で話していると、目の前の封筒の袋の中をモゾモゾと。
「お話の途中ですが、ムカデが出たのでこれから退治します。ではっ!」
と電話を切ってから火バサミ片手に戦闘態勢。
幸い封筒のはいっている透明ビニール袋のなかにいるので、逃げられない。火バサミではさんだあと、はるばる2階から降りて勝手口で踏みにじる。

ひと安心だが、近日中に兄弟姉妹が出現すると思うと憂鬱。
間取りが語る
ISBN:4796636560 単行本 間取りの会 宝島社 2003/10 ¥1,100

妙な間取りにツッコミを入れる「間取りの手帖」と同趣向の項目と、サザエさん・クレヨンしんちゃん・あたしンち・アルプスの少女ハイジなど架空のキャラクターの家の間取り、イチロー・叶姉妹・アニータ・爆笑問題など著名人の家の間取り、そして宮崎勤・新潟少女監禁事件・酒鬼薔薇・坂本弁護士一家・世田谷一家惨殺など“事件な家”の間取り紹介で構成されている。

あまりにも不便な間取りの家もなんだが、「三田佳子次男の部屋」のようにいたれりつくせりの“満たされた気ままな密室”はこれもまたロクなことにならない。過ぎたるは及ばざるがごとし。という平凡な結論。

しかしこの本、変換ミスや書き間違いがやたらに多く気になる。「風とともに去りぬ」のヒロイン、スカーレット・“オスカー”って。どうやったらこんな間違いになるのだ。

★★★
たまった仕入れの山、昨日の仕入れは袋のまま投げてある。
…ここでめげてはいかん。が、取り急ぎ優先度の高い作業を終え、買物へ。昨日チェックした新刊書めあてに書店へも。ちょうど棚へ並べるタイミングに出会い、全部購入できた。

これで午前中が終る。

午後本格的にとりかかる。目標としたところまで出来た。明日も続き。
孤宿の人
ISBN:4404032579 単行本 宮部 みゆき 新人物往来社 2005/06/21 ¥1,890

自分ではなく、母親が読む本。

上下セットをセールで売っていたので、手土産に買う。しかしセールにするだけあって沢山あった。読んですぐ売ってしまう人が多いということは、手許に置くほどではない内容ということなのだろうか。

新古書店は本の真価の一端がうかがえるところだ。ベストセラーでもなかなか新古書店に流れてこない本と、みるみる増えてゆく本とがある。

★★★
というわけで実家へ。
けっこう収穫あり。しかしお盆でいつものローテションがズレこみ、3日連続で仕入れ日になってしまったので、未処理の山が。
明日・明後日で処理しまくらねば。
トンデモ大予言の後始末
ISBN:4896914694 単行本(ソフトカバー) 山本 弘 洋泉社 2000/06 ¥1,575

「1999年7月、空から恐怖の大王が…」
全国のイタイケな少年少女を怯えさせた罪つくりな大予言。
しかし世界の終末はこなかった…それから1年、あの大予言がらみの一部始終を「と学会」会長が総括!

「1999年に世界は滅ぶから貯金はしない」という人の話を聞いたか読んだことがあるが、過ぎてしまえば非常に馬鹿馬鹿しいこの騒動、歴史を振り返っても世界各地でいくども繰り返されてきたペテンである。いい加減な「解読」、つじつまの合わない「解釈」、あからさまな間違いでも、人は簡単に騙される。

本当に恐ろしいのは、終末予言を声高にとなえる人物の暗い欲望(自分を認めない世の中など滅んでしまえばよい、災害で大勢の人々が死んでしまえばよい、etc...)、そしてそんな人物が無責任に撒き散らかす“予言”とやらを疑問・疑念も持たずに妄信してしまう自分たちの愚かさなのだ。

これからもこんな“予言”は手を変え品を変え、いつでも湧いてくる。愚かな失敗を繰り返さないためにも、騙された過去の検証としての本書の必要性は高い。

昔読んでいた子ども向けオカルト本のなかに、大雑把なグラフとおどろおどろしい挿絵つきで「現代の奇病!脳が溶けてゆく…!」「脳が溶ける奇病が年々増加してゆく…!」なんてのがあった。十数年後、「これっていわゆるアルツハイマーのこと?」と突然思い出して気付いた、イタイケだった自分(恥)。

★★★
いつもは月曜に行っている西方面の仕入れへ今日行く。

いつものランチの店が、改装のためしばらく休業、と知りがっくり。仕方ないので安めのファミレスへ行く。

妙に全身がダルい。
ケンペーくん
ISBN:4877288201 文庫 ならや たかし 幻冬舎 1999/12 ¥560

終戦記念日の翌日ということでセレクト。

戦時中泣く子も黙ると恐れられた憲兵大尉・南部十四郎が、日本の将来を憂える首相によって現代に復活。甦った彼は、社会の役に立たない人間(暴走族・援助交際に走るコギャル・共産かぶれのアカ教師・汚職政治家etc...)を次々と成敗してゆく。

著者は睦月影郎という名の官能作家だが「ならやたかし」名義でこのマンガを自費出版。その単行本が徐々に評判になり(防衛大学の購買部売り上げベストワンという噂も)、一般発売されるに至る。

とにかくスプラッターな成敗描写の連続。絵がヘタクソ素人なのが幸いというか、軍刀一振りで首チョンパ、全身唐竹割り、機関銃なぎ倒し、戦車で踏み潰し。これで絵が達者だったらたまりません。

彼の主張は実に単純明快(以下はエッセイ本「ケンペーくんの鬼畜天誅記」より)。

「知性も磨かず誇りも持たず、その場限りの快楽を求めて遊び呆けている連中、わが日本に必要のないバカは殺すほかないのだ」
「治らぬバカを早めに抹殺してやるのも愛」
「勉学と読書と武道に勤しみ、己を害する敵と戦う気概を養え!」


…そして“まっとう”なのである。↓

ただノンベンダラリと生き、平凡な人生を送ることにいったい何の意味があるのだろうか。
なまじ病を背負っていたり、ハンディを持っている人のほうが、実に一生懸命に自分の人生を考え、時には他人のために汗を流し、誇りを持って正しく生きている。
五体満足でありながら、自分の可能性を試しもせず、その日その日の享楽のみに生きている奴は、すでに人間とは言わぬ。
本を読まぬ本屋。勉強の嫌いな大学生。人を教育する資格のない講師。愛社精神も向上心もないサラリーマン。大きな悪を見逃し、善良な市民に威丈高な警察。誰よりも神も仏も信じていない教祖。
プロ意識がないから、悪知恵の働く詐欺師にもすぐ引っ掛かる。一生懸命生きておらんくせに、一丁前に金だけはほしいと見える。だから詐欺商法、悪徳産業、似非教祖にたぶらかされるのだ。


このあまりにもまっとうな主義主張、社会への怒りが根底にある。過激なケンペーくんの所業、いつのまにかその主義主張に賛同し、拍手を送ってしまう。軍刀は振り回さなくてもいいけど、ケンぺーくん的気概を心の片隅にとどめる必要はあるのではないか。片隅だけだとケンペーくんに一刀両断されそうだが。

★★★
市内へ仕入れにでかける。

夜、みんなでごはんを食べに行かないか、というお話。
自分にとってはそれは義務・お勤めにすぎない。角がたつから言えないが、ほんとはひとりで留守番していたいな。

…と思っていたら自分以上に不機嫌な態度があらわなお嬢様がごいっしょだったので、逆にこっちは明朗快活食欲満点になってしまい、(バイキングだったので)調子よく飲み食い、焼肉、寿司、フルーツ、プリンを2つ、アイスクリーム、ケーキ2個も仕上げに平らげてしまった。ごっそさん。食べ残しの焼肉を姑と協力してこっそりビニ袋につめこみ、留守番の愛犬のおみやげにする。
わたしがちいさかったときに
ISBN:4494027863 単行本 いわさき ちひろ 童心社 2004/02 ¥1,050

終戦記念日ということでセレクト。
こどもの戦争・原爆体験の詩や作文集。

無題(広島市・小学五年・佐藤智子)

よしこちゃんが
やけどで
ねていて
とまとがたべたいというので
お母ちゃんが
かい出しに
いっている間に
よしこちゃんは
死んでいた
いもばっかし食べさせて
ころしちゃったねと
お母ちゃんは
ないた
わたしも
ないた
みんなも
ないた




いまだにトマトを切るたびにこの詩を思い出す。

もひとつ強烈な印象を残した作文。原爆投下のショックで発狂した兄と家で留守番している妹が書いた作文で、兄が夜中布団から突然起き上がり、運動会を思い出したのか「フレー、フレー」と叫びだすのを泣きながらおしとどめるというくだりに涙が止まらなかった。

図書室から借りて読んだのは小学生のとき。死に怯えるがゆえに死に関わる読書を重ねていた。

ところでこの本、いわさきちひろの挿絵に騙されてうっかり読んでしまったひともいると思う。絵とはまるでマッチしない凄惨な記述多し。

★★★
朝から豪雨。すぐ止むが、少し涼しくなったので「今だ」と掃除をしてしまう。いつもなら西へ出かけるところなのだが、帰省ラッシュに巻き込まれるだろうから中止。

こまごま用事を片付けて一日が終る。
自分は家にいたが、夫は盆と正月恒例の北●鮮貢ぎ場へ出かける。「取り戻してくる」と言って出かけたが、今、無言で戻ってきたのでどうやらまた貢いでしまったとみえる。
音波振動電動歯ブラシ


夫と実家の墓参へ。

「お父さんもいま帰ってきてるからきっとアナタが来るのを待っているよ」

父と夫がこの世で顔を合わすことがないのは残念。

真昼間の暑さの中、墓を参り、実家へ立ち寄る。

その後家電量販店で電動歯ブラシの下見。かねてより磨くのが面倒だったそうな。…そんなことが面倒くさいのか、アンタは。

地元に戻って購入。
早速使って「おおーすごい」とか感動していた。

よかったね(無感動)
親バカの壁
ISBN:4592142403 コミック 魔夜 峰央 白泉社 2005/06/29 ¥650

「パタリロ!」作者一家の家族まんが。「親バカ日誌」に続く第2弾。

永遠の美女でバレリーナのママと、スタイル抜群・美少女の長女マリエ、天然センスの持ち主の長男マオ。愛する妻と素晴らしく優秀な子供たちが可愛くて可愛くてたまらないパパ。

聞くところによると、魔夜峰央の奥様はホントーにお美しい方(バレリーナだからもちろんほっそり)だそうで、掲載されているご家族それぞれのイラストもとても上手、お子様たちも両親から美貌や才能を受け継がれているようで、親バカになるのも無理ないか、という感じ。

ヘタな女性作家が生半可に描くと、とてつもなく嫌味な出来になってしまう危険があるこの路線、そこは作者の人柄とセンスで微笑ましくも羨ましく、かつ面白い出来になっている。

思春期の子どものことを親が不特定多数が読むメディアに書く(描く)のは、あまりよいことではないと思っているのだが、作者の人柄が良いので…セーフ!って感じで楽しんで読んでいる。

★★★
休みのときに限って本局まで行かなければいけない状況になる。朝イチで用事を済ます。

あとは予定通り仕入れ処理完了。

実家へ電話したところ、今年の読経は3分で終了したそうな。お布施が1,000円だもんな。
シンプルクッキング
ISBN:4789716228 単行本(ソフトカバー) 野間 けい子 ソニーマガジンズ 2000/10 ¥2,940

1975年エセックス生まれの若手カリスマシェフ=ジェイミー・オリヴァー。イギリスBBCテレビの料理番組、「裸のシェフ(The Naked Chef)」からまとめた料理本。

自己紹介から始まって、ジェイミー君がおしゃべりしながら料理が出来上がってゆく…そんな話言葉のレシピ。実用書としては、材料も分量もわかりにくく詳細とは言い難い内容だが、読み物としては楽しい。

以前、NHK衛星で放映していた「栄養士と医師という肩書きのフェロモン・ムンムンの美女2人(化粧も洋服もセクシー路線)が、不規則な食生活を送る男性たちにヘルシーな食事を指導する」というたしか同じくBBC制作の料理番組があったけど、あれも本かDVDにならないかなー。

★★★
部品注文をしたのが届いたので、とりにゆく。買物も済ます。

昨日の仕入れの処理を始める。途中まで。明日終了予定。
魔夜峰央の「ダリ的魔法術」
ISBN:4091998933 単行本 魔夜 峰央 小学館 2004/12 ¥1,680

あの魔夜峰央がダリの絵画を解説!ということで期待大だったのだが、ハードカバーで綺麗なつくりのわりに内容が少々乏しく残念。この程度ならソフトカバーにして定価980円、ってとこだ。解説してある絵も2~3点程度で物足りない。パタリロと作者の漫談による解説で、内容自体は面白かっただけにもちょっとボリュームが欲しかった。

ちょっと濃い目の入門書?

ダリ・グッズ(ぐにゃ~とした時計とか)を最初に美術館の売店で見つけたときには喜んでしまったなぁ。買わないけど。
そのときはマグリットのカレンダーを買った。

★★★
実家へ仕入れ。

かなり量を買った。去年の日記(紙の)をめくってみると、「夏休みのせいか少ない!」と書いてあった。傾向と対策もない、運まかせだ。
ワクワクする仕事をしていれば、自然とお金はやってくる
ISBN:4899760132 新書 ヴォイス ヴォイス 2001/10 ¥924

またもや自己啓発本。

こういう本を手にするってこと自体、疲れている証かもなー。

ところでこの手の本って、これから初めて就職する人は読まないほうがいいかも。なんにも経験していないのに、精神的な理屈で頭でっかちになってしまうと、かえって辛いかと。

「自分にいちばん向いてる仕事って何?」なんて、ウダウダ考えている間に適当なところでとっとと働いたほうがいい。現状にベストを尽くせば、おのずと道が拓ける…はずだ。

★★★
昨日からの頭痛を引きずって起床。「うう…ヤク、ヤクが欲しい」状態。このパターンだと朝服用してそれでおさまるはず。…効くまでひたすら耐える。

どうやらおさまり、買物。家のまわりはもの凄い豪雨で、そこを抜けると晴れてる。
雨上がり後、蒸し暑さが戻ってきた。
せっぱつまっているので、猛然ととりかかり、仕入れ処理終了。
ほんとに建つのかな
ISBN:4396420455 コミック 内田 春菊 祥伝社 2004/05 ¥1,365

露悪的な身内ネタコミック連発ではトップクラスの内田春菊。家を建てるにあたってのゴタゴタをまとめた本。

家づくりというよりは、相変わらずの前夫・現夫の父親への恨みつらみがしつこくしつこく描かれている。

前夫との離婚騒動のときは、慰謝料(春菊から夫へ)が必要だったためか旧作が大量に文庫化され、その文庫版あとがきそれぞれにもれなく夫への悪口が書き連ねられていた。もちろんそれをネタに小説・コミックも書き、その内容のひどさにかつてのファンはひきまくってしまったものだ。

自分もひいた一人だが、久しぶりに本作を読んでみても、うわまだ同じ愚痴を描いているよ、と思ってしまった。それに加えて現在の舅の悪口も満載。確かに変わった人だとは思うが(春菊フィルターを通しているにしても)、著名なモノカキが身内とはいえここまで一般人の悪口を描いていいのか?

この本のテーマは家を建てることではなく、
憎い前夫、大嫌いな舅、金を稼いでいるのはこの私、というのがビンビンに読み取れましたです、ハイ。

★★★
部品注文を頼まれたので、早めに家を出る。
用を終えていつもの市内めぐり。

片頭痛が始まった。少々薬を飲むタイミングが遅かったようで、少し昼寝をしたのだが、起きてもまだ痛い。薬追加とコーヒーがぶ飲み。
ダ・ヴィンチ 09月号 [雑誌]
ISBN:B000AFGG62 - メディアファクトリー 2005/08/06 ¥450

1日遅れの発売日が週末をはさんだため、本日購入。「テレプシコーラ」はやっと「くるみ割り」の終了。成功おめでとう。あんまりジラされ続けたためもうどうでもよくなった読後感。次の興味は、ものすごく手を抜いて顔が描かれているライバル役が、舞台で踊るシーンがどう描かれるかだ。ひとコマで終るかもしれんが。

コミックエッセイ集が別冊付録。描き手の家族や思い出がネタのお話(エッセイだからな)。
創作作品がまずありき、の漫画家が描くエッセイコミックは昔からあったが、近頃のっけから身内ネタエッセイコミックでデビューするのが流行っている?のかな。

ほのぼの子育て家族マンガでスタートしたものの、やがて母親が精神を病み離婚、というアチャーな結末を迎えた某子育てマンガ(描いていたのは父親)が過去にあったが、こういう現在進行形身内ネタまんがって、描かれているほうはどういう気持ちになる?とヒトゴトながら不安を感じる…よけいなお世話だけど。

★★★
西へ仕入れ。
購入したダ・ヴィンチを読みながらランチ。新刊情報をチェック。再販本の情報は要注意だ。

帰宅し、汗水たらして掃除。
数日前と違って空気は乾燥して風もあるので、暑いことは暑いが、カラッとした暑さ。
ネットマイル
「ネットマイル」というポイントサイトを始めて1年ちょっと。ひたすらクリックに励んでいたら、それなりに貯まっていた。

現金2,500円に換金もできたんだけどねぇ。

夫のAMCマイルに交換してやった。有 り 難 く 思 え

ほかにもいくつかポイントサイトに入会しているが、さすがに1年以上チマチマとやっているとそれなりに貯まるもんだ。どうせ普段からパソコンの前にいる生活ならではの小遣い稼ぎ。
BALLET アメリカン・バレエ・シアターの世界
DVD 角川大映映画/ジェネオン エンタテインメント 2003/07/25 ¥4,935

アメリカン・バレエ・シアターを舞台とした、バックステージドキュメンタリー。

ダンサーやディレクター、裏方、事務のおばちゃんたちなど、華やかな舞台にかかわる成員がそれぞれ、たんたんと日常を送るさまが描かれる。

アメリカーンだなぁと思ったのが、レッスン場で「ライモンダ」のソロを踊るダンサーに、仲間が口笛吹いたりして盛り上げるところ。トリプルが決まったり、見せ場の連続回転などで拍手喝采。ノリノリです。遠征公演の合間に海水浴をしたり、遊園地で遊んだりする珍しい(?)場面も。それにしても柔軟命!のダンサーたちは廊下でもどこでもあっちこっち寝っころがってストレッチをしている。うっかり踏まれたりしそう。

誰もいなくなってガランとしたレッスン場で、掃除のオジサンがひそかに踊るマネをしていたり、事務のオバちゃんが(といっても偉いヒトなのだが)劇場主催者に激しく抗議の電話をしたり。舞台には見えない大勢の人たちも汗水たらして働いている。

★★★
蒸し風呂のような天気。
雷雨がきて、そのときだけすこーし涼しくなる。

予定通り仕入れ処理終了。
自分も寝っころがって少しストレッチ。
世にも怪奇な物語


エドガー・アラン・ポーの怪奇幻想小説を、ロジェ・ヴァディム、ルイ・マル、フェデリコ・フェリーニといった、ヨーロッパの巨匠たちが映画化したオムニバス映画。昨今の即物的な演出のホラー映画と違い、独自のビジュアルとシチュエーションの連続で、見る者の感情をひやりと刺激する。
第1話「黒馬の哭く館」(ヴァディム監督)は、放蕩三昧の生活を送るジェーン・フォンダの女当主の退廃的な美しさが強く印象に残る。また第2話「影を殺した男」(マル監督)は、ドッペルゲンガーという題材を巧みに映像化したテクニックにうなる。だがやはり第3話「悪魔の首飾り」こそ、本オムニバス映画のラストを飾るに相応しい。フェリーニ監督がよく用いる、撮影のバックグラウンドを見せ、その昆純と混乱にさらされた主人公の精神の崩壊をじわじわと描いている。悪魔の象徴として、毬を手にした美少女の姿が、時折登場するが、その美しさ故の強烈なインパクトは「世にも怪奇な物語」という恐怖映画そのものを象徴しているかのような存在だ。


それぞれの主演俳優の耽美的な美しさを堪能するだけでもよいかと。

ジェーン・フォンダは当時の夫、ロジェ・ヴァディムに仕込まれて退廃的エロエロな雰囲気満点(どーでもいいけど配偶者でキャラクターを180度変えた女優だ)。コスチュームも時代考証無視でひたすら耽美を追求。彼女が演じる女領主が邪まな愛憎を向ける相手を演じるのが実の弟ピーター・フォンダ。美貌の姉弟が演じてると思うといかがわしさ倍増。

アラン・ドロンの演じる第二話は、(また例によって小学生時代)TVの洋画劇場で観てトラウマ。おかげで本格的にうなされそうな第三話は記憶に残っていなかった。

鞠を持つ不気味な少女に翻弄されるアル中、テレンス・スタンプ。きっと本人も嬉々として演じていたんだろうなぁ。この第三話が一番評価が高いけど、退屈。「衝撃のラスト」まで待ちくたびれたよ。

★★★
梱包、買物。時間があったので近場に仕入れにちょこっと寄る。
袋を提げて駐車場へゆくと、振り返ってまでジロジロ見る奴がいた。同業者かもね。

午後仕入れ処理途中まで。
明日完了予定。
マシャ
福山雅治 井上鑑 服部克久 PISTON NISHIZAWA CD ユニバーサル 2003/08/27 ¥1,260虹

マーシャからふと連想したのだが、マシャこと福山雅治。

デビューからほとんど老けていない、それどころか写真によっては若返って見える。

ところで、現れては消える彼の結婚説。
最近では私淑していた亡き写真家・植田正治の孫娘と密かに米子で入籍!とかいうデマも流れていた。白石美帆との交際ニュースもあったな。どれもウソくさい。平井堅といっしょで××説が根強い。

××説はさておき、恵まれたルックスゆえに、若さにはあまり執着してなくて、早く落ち着いたじーさんになりたいと思ってるような気がする。

★★★
いろいろ事情があって、明日の予定を一日早め、実家のある市へ仕入れに出かける。
灼熱地獄と強烈冷房をいったりきたり。
実家で少し寝たが、寝汗をかいた。
いまやろうと思ってたのに…
ISBN:433496107X 単行本 中井 京子 光文社 2001/04 ¥1,365

例によって、自分励まし用読書。

105円で買い、ひろい読みでヤル気を出す。お手軽。

翻訳本なので当たり前なのだが、具体例に「リズは…」「ベティは…」「トーマスは…」で始まる文章をずっと読んでいると、頭の中がなんだかアメリカーンになってゆく感じ。アタシのことはマーシャって呼んでね♪(自分で書いてて気味悪いな)

★★★
昼前に買物。
ペットボトルなど重量級アイテムが多い夏の買物。

仕入れ処理完了。
エアコンがなければ絶対仕事できない。
ドラッヘンの騎士
ISBN:4253153054 コミック 青池 保子 秋田書店 1997/12 ¥750

現代ドイツの、とある町おこしから始まる騒動を描いたお話。

800年前に暴君ドラッヘン公を倒し、ハンメルブルク繁栄の基礎を築いたハンメル家。祭りの騎馬試合ショーに騎士役として選ばれた青年ロルフは、偶然にも滅ぼされたドラッヘン家の子孫だった。出演を渋るロルフに、町おこしの観光局長ガンツ(少佐タイプの強面)は先祖の騎士のプライドを賭けて闘えと、説得する。

一方、町の歴史を調査するガンツたちに謎の妨害工作が仕掛けられる。秘密の隠された修道院をつきとめ、潜入するガンツとロルフ。修道院の地下に隠された壁画には、ハンメルブルクの町の起源を揺るがす絵が描かれていた…。

未完の長編「王城 アルカサル」と同趣向の作者の情熱を感じる作品。続きが待てないで調べてしまうファンには周知のとおり、「王城」の主人公ドン・ペドロは宿敵・異母兄エンリケに滅ぼされる運命にある。以後、ドン・ペドロは「残虐王」の名を冠されて家系は途絶え、エンリケのトラスタマラ家の時代となる。

「ドラッヘンの騎士」は、そういう滅ぼされた側の支配者が極悪人に仕立て上げられ、歴史から抹殺されているが、実は…という歴史捏造を探るドラマとなっている。

ガンツやロルフの活躍により、800年前の先祖の無念を晴らし、かつ、町の名誉を守るという爽やかなラスト。

それにつけても青池保子先生!「王城」の続きを早く描いてくださいお願いします(ここで書いてもしょうがないけど)。

★★★
なんだぁこの暑さわぁ!
頭がラリラリになってゆく蒸し暑さ。

市内で仕入れ。店内の冷房と、外や車の気温の落差にくらくらする。
経営はロマンだ! 私の履歴書・小倉昌男
ISBN:4532191629 単行本(ソフトカバー) 小倉 昌男 日本経済新聞社 2003/01/07 ¥630

先ごろ逝去した小倉昌男・ヤマト運輸元会長の自叙伝。

二代目としてヤマト運輸をトップ企業に育て上げ、運輸省・郵政省に目の敵にされ幾多の妨害を受けても、自身の経営倫理を貫くために官僚と戦い抜く。彼の経営倫理が正しかったことは、現在へ至る流れをみれば明らかだ。父親の“老害”の轍を踏むまいと一線を退いた後は、障害者福祉へ私財を惜しみなく投じる。しかもただカネを寄付するだけの慈善ではなく、培った経営理念を生かし、障害者施設自身の力で自立できる経営を目指して具体的な指導も行う。

タイトル通り、ロマン溢れる内容。まさに漢。功成り遂げた人物が、その有形無形の財産を社会へ還元するというのはどうあるべきなのか、まるでお手本のような書。

★★★
クロネコヤマトさんには連日お世話になってます。

★★★
いつも通り西へ仕入れ。戻って家の掃除(滝汗)。
ほんっっっとにワンパターンの生活が大好きな自分。幸せ。
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