本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
お洋服選び
といっても自分のではない。

姪から、こちらに来たい、というTEL。
誕生日なので、ジジババからお小遣いをもらいにくるのが目的だ。ところがジジは「迎えに行く」と行ったものの風邪でダウン。結局ヨメ(←自分だっ)が迎えに行く。

お小遣いをゲットした彼女は早速「服を買いにいきたい!」
乗りかかった船ということで夫を鞭打ち、一緒に洋服屋めぐりをする。

しまむらも含めて5~6軒まわった。
イマドキのヒラヒラスケスケの服を山ほどみた。

夫の目が死んだ魚のようになっているのが笑えた。
千住家の教育白書
ISBN:4788701685 単行本 千住 文子 時事通信社 2001/11 ¥1,680

こないだビッグコミックを喫茶店で読んでいたら、千住博氏のインタビューが掲載されていた。千住家の3兄妹は、日本画家の博、作曲家の明、ヴァイオリニストの真理子とそれぞれ芸術家揃い。さぞかし生まれ育ったご家庭で芸術的薫育をほどこされたのか…と思っていたら大間違い。

彼らの父親は苦学の末、ようやく数学者として一家を養うまでになり、こどもたちにもガチガチの数学的教育(スケジュールや勉強など日常のあらゆることをグラフ化、数式化させられるというシツケ)をほどこしていたそうだ。無論、長男の博氏が志す芸術の道なぞは父親の理解を超えている。父子の闘いはさぞすさまじかったことだろう。

晩年の父は多少余裕もできて、博氏の絵も褒めてくれたそうなのだが。
豊かな才能の持ち主というものはポンッとあらわれて、どんな環境でも苦労でも乗り越え、育っていくものなのかもしれない。環境に潰されるようなのはそれはそれだけの才能だったと。

で、ごめん、この本は未読。レビューを読むと自分の期待とちょっと違う内容のような気がする。

★★★
ポスト投函のみに外出。
あとはひたすら昨日の仕入れ処理。
そしたら全部終ってしまった。
宇宙からの帰還
ISBN:4122012325 文庫 立花 隆 中央公論新社 1985/07 ¥840

アポロ計画などで宇宙空間を体験した宇宙飛行士たちに取材した本。

彼らのほとんどがこの体験で宗教的・神秘的な感動を覚え、その後の人生に大きな変化をおこしている。彼らのそのような内的体験から、壮大な精神のドラマを導き出すあざやかな取材。

宇宙飛行士たちは自らの体験を語るのが義務と思っており、取材にはなるべく応じるようにしているという。そんな無数の取材を受け続け、インタビュー馴れしている彼らが、この本の取材後「こんな面白いインタビューははじめてだ」「こんなことを聞かれたのは初めてだ、よく聞いてくれた」「いままで人に充分伝えられたなかったことをやっと伝えられたような気がする」などと言っているというのが、この本の価値を保障している。

インタビューをもとに構成された本を読むと、取材される側が「ノって」いるかどうか透けて見えることがある。インタビューアーは取材対象者をある程度勉強してから仕事に臨むのが鉄則だが(そうでないのも山ほどあるけど)、そのうえでなお、質問以上のことを引き出しているようなノッているであろう文章を読むとこちらも楽しい。

安っぽいTVの生放送番組だと、それと正反対の辛い映像にしょっちゅうお目にかかってしまう。

「○○○についてどう思われますか?」
…ってそれ、質問になってねぇよ!

★★★
実家のある市へ仕入れ。

昨日整理した廃棄分を売る。
で、また仕入れる。魔の永久運動という言葉がふと浮かんだ。
みずしな孝之のミズシネマ
ISBN:4087820599 コミック みずしな 孝之 集英社 2003/09 ¥680

ここで紹介されている映画、ロクに観ていないのだけどそれでも面白かった。
観る気にさせられる。←なんつー平凡な感想。

オンラインDVDレンタル・サイトがあちこちにあるが、よほど定期的にたくさん観る人でないと、月額料金の割りには合わない。借りに行く手間・返しに行く手間…そのほかメリットはあるのだろうが。

お試し無料期間だけであちこちのサイトをひと巡り、とか。セコイ。

★★★
家業の仕事を仕上げる。
こんどは更新時にムダな作業をしなくてもいいように夫に念をおしておく。

仕入れ処理の仕上げ。在庫の山がかなり無理な状況になってきたので、売れ残りを少々廃棄。「かなり無理」が「普通に無理」となっただけの結果。
マンガ嫌韓流
ISBN:488380478X ムック 晋遊舎 2005/07 ¥1000

ネット書店では発売日に既に重刷待ち、書店でもあっという間に売り切れるらしい…という評判を知り、本日が入荷日になる田舎なのを幸い、購入しようと出かける。

地元一番の規模をもつエロ本は置いていない本屋にはどうやら入荷していないようなので(自主規制?)、エロ本の置いてある本屋に平積みしてあるのを購入。あ、もちろんこれはエロ本じゃないですよ。念のため。

ネットでは大いに語られてることばかりなので、そもそも買う気はなかったのだが、今後の経過をウォッチするためにも、一応中身を知っておかないといけないな、と。

関わりの深い国に対しては賛否両論あるのが当たり前。なのにネガティブな面を無理矢理に覆い隠そうとする一般メディアの欺瞞は、このネット時代には滑稽ですらある。ブッシュがバカだとかアホだとかマヌケだとかという、褒められすぎの本や映画がある一方で、とりあえずタブー(?)に一石を投じた記念すべきこの本が、新聞・雑誌・TVなどの一般メディアでどういう扱いを受けるのか、が注目される。現状では黙殺の方向らしいが。

★★★
家業から頼まれた仕事をする。せっかくのデジタルデータを生かせない資料を渡されたので、段取りの悪さにイラつく。
百日紅
ISBN:4480032096 文庫 杉浦 日向子 筑摩書房 1996/12 ¥714

浮世絵師・葛飾北斎とその娘お栄、居候の池田善次郎(後の渓斎英泉)の三人を中心としたお江戸人間模様の読みきり連作集。

長屋は反古の山、女癖は悪く、病人を見舞いにも行けない小心者、しかし類稀なる画才をもつ老人・北斎。父親譲りの画才があるため下手な絵描きには辛辣で、ぶっきらぼうで色気なし、でも密かにそのことに劣等感を持っているお栄。ひょうひょうとした遊び人に見えて、わけありの過去をもつ善次郎。そんな彼らに、北斎の腹違いの兄弟たち、弟子たち、亡き歌麿の女房、吉原の遊女、と、それぞれひとクセもふたクセもある魅力的な人物達がからむ。

絵描きたちの芸術的苦悩、なまなましい人間の息づかい、ほのぼのとした日常に、ふと、おとし穴のような怪異・もののけが突然登場したりもする。

凡百の時代モノが束になってもかなわない“お江戸”を堪能できるコミック。

杉浦日向子さんのご冥福をお祈りします。あまりにも早い最期。

★★★
学生時代、国文科のゼミは時代別に分かれていた。中古(平安時代)を第一希望にしたのだが、人数が多くて、第二希望の近世になってしまった。
というかそもそも平安時代以外やりたくなかったのに、そういうことになってしまったのでがっくり。

そこでまた例によってヤル気をひねり出すために杉浦日向子をより一層読み漁ったわけですよ。お世話になりました。

荒俣宏と一時期結婚していた杉浦氏。仕事の内容的にはピッタリの夫婦だと思うのだけどね。あっという間の離婚だった。
当事者の2人は離婚ついて一切語らなかったが、内田春菊がバラしてる。内田春菊が100%ホントウを語っているとは思えないが、それ以来、荒俣宏をキライになった。
ジャンク・スタイル E.T.style
ISBN:4309902898 大型本 トム レイトン エディシオントレヴィル 1999/03 ¥3,990

錆びたり、ひび割れたり、塗りが剥げたり、古ぼけていても見方を変えれば素敵なインテリアができあがる!

ポイントは「見方を変えれば」というのに尽きる。
この写真集をみると、汚いボロ家具インテリアをたっぷり光を取り入れて美しく撮影しており、「新しい視点」を開いてくれる。

実もフタもない話、オンボロ家具を殺風景に配置し一輪の花でも生ければ、「新しいものを追わない新しいスタイル(うっとり)」と悦に入ることができまっせ、という感じ。この本を買ったのは、ガラクタがいっぱいある家になんとか心地よく馴染もうとしたためじゃないのよ、…とは断言できない。

★★★
以前ブチ切れて、目障りな大きな木の棚を(となりの奥さんからいらないから、ともらったというヤツ。使うあてもなく、いらない)、夫に命じて斧で叩き壊してもらおうとした。しかーし、すんでのところでそれを阻止され、棚は某所へと…。風呂の薪にしてやろうと思ってたのに!

ウチは粗大ゴミ引き受け所じゃないよ。
いらない・使うあてもない家具を人からもらうのやめてくれ

西へ仕入れ。
いつものランチで違うメニューを指定したので、顔馴染みのウエイトレスのお姐さんに驚かれる。すいません。
帰ってきたもてない男
ISBN:4480062467 新書 小谷野 敦 筑摩書房 2005/07/06 ¥735

前著から6年、離婚を経て「帰ってきた」書。
前著より冷静な筆致になったとはいえ、理想の女性と恋愛できない怨嗟はあいかわらず。

谷崎潤一郎を模して挙げた「七ヶ条の求婚条件」によると、

1. 一流から1.5流大学卒か大学院卒
2. 25~34歳初婚でなくてもいいが子供は無
3. 文学(村上春樹や江國香織不可)や演劇に関心がある
4. 自分好みの顔
5. 仕事を持ち、続ける意志をもっていること
6. 首都圏在住
7. 煙草を嫌がらなければ性格は多少悪くてもよし

性格が悪くてもいいというのは、これだけの条件で性格がよければとっくに結婚しているからだということで。

…まぁ、前途多難ということでしょうか。
結婚や夫婦というものに対する著者の要求が猛烈に高い、というのはひしひしと感じられた。

「出会い系サイト」でのさくらメール実例、結婚相談所での強引な勧誘からの退散記などの体験談も語っており、具体的で実用的。著者はこれをネタに本も書けるわけだが、こういうのにハマってお金をつぎ込むのは確かに悲惨。

★★★
昼前に仕入れ処理終了。
その後、少し遠出する。

幾何学的な建物、まわりには人影が一切なく、強い陽射し。
キリコの絵の中にいるような感覚に囚われた。
コレクター
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2004/09/08 ¥2,625

『ローマの休日』『ベン・ハー』などの名匠ウィリアム・ワイラー監督による異色サスペンス映画。蝶の収集を趣味とする銀行員(テレンス・スタンプ)が、蝶の代わりに女子美術大生(サマンサ・エッガー)を誘拐し、人里離れた一軒家に監禁。決して手を触れる事なく、ペットを愛玩するように優しく飼育しようとするが、彼女は脱走を試みる。


夜の9時からのTV洋画劇場は年齢ひとケタの自分にはまだ観せてもらえなかった。ようやくふたケタになったころイキナリ観たのがコレ。

で、トラウマ。

小学生にはまだこの映画のエロティックな意味はわからず、監禁されるヒロインに「おうちに帰れなくてかわいそう」とか思っていたが。ヒロインの死後、次の獲物を物色する主人公、という結末は小学生にはキツすぎた。

長じて成人を迎えるころ、レンタルビデオがぼちぼち普及し、このトラウマ映画を再見してみた。成長した自分にとっての感想は、

「テレンス・スタンプ、素敵…」
と、こんどはミーハー。その後のヘンタイ(を演じる)俳優フリークへの始まり。

そこでジョン・ファウルズの原作小説を読んでみた。
主人公、ヒロインの交互の一人称で物語が語られる。

で、

トラウマ復活。
病気になり、苦しみもがいて死んでゆくヒロインの様子がこれでもかこれでもかと詳しく描写されている。読んでいて辛かった。

あ、テレンス・スタンプは今でも素敵な美老人俳優だと思ってます。
詩人アルチュール・ランボーを演じた古いフランス映画もあるが…イメージが合わねぇ!

★★★
昨夜、家業の手伝いで材料運びを手伝う。総量400kgは運んだ。
本日筋肉痛。

仕入れ処理を途中まで。

夕方になって携帯機種変更のために出かける。
初めて購入した携帯をずっと使用していた。うんと昔の折りたためない形のなので、人前で使うのはチト恥ずかしかった。
ようやく明日は、折り畳めて、カメラ内蔵の携帯デビュー。
対岸の家事
ISBN:4532162505 単行本 南 伸坊 日本経済新聞社 1998/03 ¥1,470

タイトルのダジャレは実によく内容をあらわしている。
家事をする、という概念がない大多数の一般家庭の男性のひとりであるところの著者が、家事というものをやってみましょうか、という本。

家事ごっこのような感覚でスタートし、掃除・ご飯炊き・おかず色々・調味料・買出し・献立・洗い物・窓拭き…と、ごくごくあたりまえの家事をいろいろワンテーマでこなしてゆく。

なんにもしなかった著者がその後、家事を自然に分担するようになった、とのことですが、

あたりまえじゃねーか、ばーか

誇らかに育児をすることを喧伝する某男性作家へと同種のアホくささを感じる主婦の自分。

いや、内容は面白かったけどね。男子・女子ともに家事への哲学的考察が得られる…ような気がする。

★★★
実家のある市へ仕入れ。
夏休み初日なのだが以外と人は少なく、同業者にもカチあわずそこそこの収穫。
実家で一時間も寝てしまった。スーパーで惣菜を買って帰る。やっぱり家事はキライだ。
小説より奇なり
ISBN:4167131064 文庫 伊丹 十三 文芸春秋 1986/07 ¥460

談話の活字化に於ては日本一と定評ある著者が、文豪名士の脱毛の悩み告白、ベテラン主婦のお産体験談、天皇のステテコ姿目撃談等人事の滑稽と悲惨を抉る名筆記録


伊丹十三自身が頭髪の悩みを抱えていたのでしょうか。「脱毛」に関する項目の面白さったらない。明治・大正時代の雑誌のようなレイアウトやタイトルに仕立てているのがまたをかし。

俳優仲間の夫人たちに「夫の頭髪の具合」を夫人・宮本信子にインタビューもさせている。

成功せる職業婦人四人が語る夫(ハズ)の抜毛!!
女同士の気易さにツイ話が弾み四人はいつしか夫の頭髪の秘密をぶち撒けて了った。


●宮本信子より石立鉄男夫人吉村実子嬢への電話 より

(のぶ)アノ、鉄なんてサア、上から見るとサ、鳥渡ホラ…
(じつ)凄いワヨ。鳥渡なんてそんなお世辞言わなくても。
  中略
(じつ)(育毛剤を)何の壜だか判ん無い様にマジックで消しちゃってサ、全然判ん無い様に為て並んでるわヨ。


●宮本信子より篠田正浩氏夫人岩下志麻嬢への電話 より

(しま)宅は豊かだから(笑)大変毛髪が豊かだから、心配有りませんって書いといてヨ。
(のぶ)じゃア、全然心配無いわネ?何か付けてる?
(しま)何か…って…ヘアトニックか何か付けてるみたいヨ
(のぶ)みたいって、貴女…(笑)
(しま)然うなのヨ、良く知らないのヨ(笑)。


こんな調子でえんえんと。
どこから読んでも可笑しくてタメになる本。

★★★
朝イチで買物。
ミネラルウォーター、スポーツ飲料、もち、しょうゆの大瓶とクソ重たいものばかり買う。

午後、集中してとりかかり、仕入れのテキスト処理かんりょー。
召使いたちの大英帝国
ISBN:4896919351 新書 小林 章夫 洋泉社 2005/07 ¥819

イギリス・ヴィクトリア朝での男女合わせた総労働人口の中で最も大きな割合を占めていた召使たち。執事・従者・小間使い・乳母・メイド。召使にも厳格な階級があり、雇い主によって差はあれど、薄給・重労働・劣悪な住環境・貞操の危機(男女とも!流石本場?英国)の苦難にさらされていた。しかし同時に良い雇い主、本人の能力・努力によっては、技術や教養のランクアップも可能で、退職後の起業も望める魅力的な職業でもあった。

労働者の権利が確立していない時代ゆえに、工場や商店に勤めるより、住み込み・お仕着せ・食事付きで働ける召使のほうがはるかに恵まれていたとも言える。

搾取される階級というイメージでみられがちな召使いだが、日々の暮らしにもことかく生家よりはるかにマシ、という召使も大勢いただろうし、窮屈な職場なりに身の処し方を築き上げていったであろう、彼らの生活の一端を紹介。

英国文化の著作が定評のある著者。メイド・ブームをにらんで執筆依頼が来たんだろうな~と邪推(あとがきに、秋葉原にメイド喫茶があるそうだが云々…なんて浮いた記述も)。もちろん本書は真面目な内容です。巻末に挙げられている邦訳のない文献目録がソソる。

★★★
こないだいっしょに会ったもうひとりの友人に電話して、例のマルチ美顔器の件を話す。「えー!まさか、彼女が…」と言うも、「そういえば、こないだ会おうっていう話のときに、仕事が入るかもしれない、でも結局は入らなかったから会おう!ってことになったんだ。仕事ってもしかしてソレかも」
「なんかソレのような気がする…」

彼女にも、こないだ会ったときにはスッピンだったのよ!とお肌自慢をしたらしい。アトピーの自分が言うのもなんだが、はっきり言って別にきれいとは思えない肌だった。洗脳されると、見えるものも見えなくなるってことか。

それにスッピンで来たということは、やはり自分があんな話題を出さなければ勧誘する気マンマンだったってぇこと?
サロンへのお誘い
先々週に会った高校時代の友人から電話。

「ね、気を悪くしないでほしいんだけど…もしかしてアトピー?」



もうこの後の展開が瞬時に予想できる出だし。
パッと見ればモロわかりの疾病なので、この十数年間何人の人にいったいいくつもの「アトピーがキレイに治るなんちゃら」を勧められたことか…。

あー、はいはい、と脳の半分を明日の予定計画に費やしながら話を聞く。

「Fって聞いたことある?わたしも親戚から紹介されてとてもよくって、それからアトピーの人がすっかり治ったって…」

( ´_ゝ`) フーン

「エステ…なんだけど、行ってみない?」

行かねーよ。というのをマイルドにコーティングして言う。

電話を切ったあと、さっそくGoogleで検索すると、はいはい、マルチね。どう見ても年齢相応にしか見えないお肌の方々が集うサロンで、よってたかって美顔器をさんじゅうごまんえんで購入することを勧められる場所らしい。

友人が販売員なのか、単なる顧客なのかどうかはわからないが。

こないだ会ったとき、自分が、
「ご無沙汰の友人が突然連絡してきたら、選挙かマルチか宗教ってこと多いよねぇ~」
と言ったものだから、あの場では話しにくかった、と言っていた。ずっと話さなくてもよかったのに。
アンジェリク全26巻
ルイ14世の時代、金髪美女アンジェリクの波乱万丈の歴史ロマン。

木原敏江のコミック作品で知ったのだが、コミック化されたのはほんの一部。文庫で全26巻の大長編。

貧乏貴族の娘として生まれたアンジェリクは、不気味なびっこの大男・ジョフレ・ド・ペイラック伯爵の妻にと望まれる。伯爵夫人となったアンジェリクは、夫への愛と官能の喜びに満たされるが、夫は陰謀により国王暗殺未遂の濡れ衣を着せられ、火刑に処されてしまう。…めんどくさいので猛スピードではしょると、暗黒街のボスの情婦になったり、従兄の侯爵と再婚して宮廷に返り咲いたり、国王に愛人にと迫られたり、スルタンのハレムに売られたり、死んだと思った夫ジョフレは実は生きていたり、その間に父親がみんな違う子どもを3人産んでたり、国王の追っ手を逃れてジョフレと新天地アメリカへ移住したり、ネイティブたちと親交を結んだり、現地の宣教師たちに悪魔の女とつけ狙われたり…(以上、順不同)
…ここで読むのを中断。とにかく清水義範風に言うと「色々あった。」です。

全部読んではいないけど、思い出深い本。むかーしむかしコミックを読んでから原作を読みたくなって、図書館に入荷を依頼した。昔のことだから分厚い「出版目録」をめくって探すも、題名「アンジェリク」ではコミックしか見つからない。司書の人と頭をひねってなおも探し、ようやくわかったのはこの本は各巻副題があり、その名前で掲載されていたということだった。「はだしの女侯爵」、「ヴェルサイユの恋人」、「金髪の女奴隷」、「革命の女」、「虹のかなた 」、「カタランク砦の女神」、「荒野の試練 」…ここで出版も中断。そのまま忘れていたが、数年前、あらたに文庫本で完結まで出版されていた(ちなみにこれもあっという間に絶版)。

なんの話かというと、出版情報がネットで簡単にわかる現在は本当に嬉しいなぁ、と。

★★★
祭日なので、一日家にいる。
朝から掃除をすませ、汗だくに。犬もシャンプー。

あとはエアコンの恩恵を受けながら、ひたすら仕入れ処理。
トゥルー・ロマンス
DVD アミューズソフトエンタテインメント 1999/05/27 ¥5,040

で、「トゥルー・ロマンス」。

クエンティン・タランティーノが、『レザボア・ドッグス』の資金集めのために泣く泣く売った処女脚本作を、『トップガン』のトニー・スコットが映画化したヒット作である。 コミックショップで働くクラレンスとコールガールのアラバマは、一夜にして恋に落ち、結婚。ところが2人は偶然でアラバマのヒモを殺してしまい、スーツケースを盗んで逃げる。しかしなんと、その中身がコカインだった。


冒頭、クラレンス(クリスチャン・スレイター)がガールフレンドに熱く“ソニー・チバ”を語るシーンで始まる。ソニー・チバは千葉真一が米国B級アクション映画に出演していたときのアメリカ名。これでクラレンスが救いようのない映画オタクというのがわかる(もちろんフラれる)。人生の師はエルヴィス・プレスリー。ここぞというときには彼の幻影が現れて、クラレンスを励ます。

クリスマスを一人で過ごすクラレンスを可哀想に思った上司が、クリスマス・プレゼントとして、コールガールのアラバマ(パトリシア・アークエット)を買い、偶然を装って彼に近づけさせる。

そこでまた!天使のような娼婦がロクデナシ男とラブラブハッピー♪ですよ。
自分のヒモをクラレンスが殺したと知ったアラバマは、
「まぁ、なんてことを!なんて、なんて…
 …ス・テ・キ♪」(ちゅ~)

クラレンスの父親役にデニス・ホッパー、組織のボス役にクリストファー・ウォーケン、ヒモのゲイリー・オールドマンと、キ○ガイ役で主役を張った経験豊富な脇役陣も豪華。ブラッド・ピットも何のために出演したのかわからないラリりっぱなしの友人役で出演。

激しい銃撃戦、死体の山がゴーロゴロ、…なのにハッピーエンド。二人は子どもも生まれて親子でいつまでもいつまでも幸せに…っておいこら。

★★★
新しく開院する病院が見学できるというので見に行く。自分は別に見たくないが。
見るところが少ない田舎なのでそんな人がいっぱい。
手術室や検査室など、普段は自由に出入りできない部屋も一部公開されていた。けっこう歩きまわって疲れる。それに病院という場所はどうしても過去の記憶を呼び覚ますところなので、少々胸苦しくもなった。
バッファロー’66
DVD ポニーキャニオン 2000/03/17 ¥4,935

ポスターを最初に見たときは、「ははぁ、クレイジーなストーカー野郎が主人公のお話?」と思った。

俳優ヴィンセント・ギャロが監督・脚本・音楽・主演の4役をこなしたオフビートな人間ドラマ。刑務所を出所したビリーは親に「妻を連れて帰る」と嘘をついたため、偶然出くわした少女レイラを拉致した。両親の前で妻の演技をするよう脅迫して、家に連れて帰るが…。


息子よりフットボールのTV中継のほうに夢中な母親&息子以上に短気な父親、そんな環境に育った哀れなチンピラ・ビリー。ム所入りしていたのも濡れ衣をきせられたためだった。無理矢理拉致され彼に付き合わされるレイラはだんだん彼に愛情を抱くようになる…って、なんですか、このモテナイ男の願望丸出しのストーリー展開は。レイラを演じるクリスティーナ・リッチときたら、ぽっちゃり体型のロリロリ顔で、まさに天使。

チンピラ役のミッキー・ローク(豹柄パンツ…)、寂れたボウリング場のオヤジ=ジャン・マイケル・ビンセントと、脇役も“あの人は今”的人生転落組キャスティングで、うらぶれ感をひきたてている。

結局、一見クレイジーだけど、純情ダメ男の純愛ラヴストーリー。マヌケ揃いの登場人物ばかりでも、まさかのハッピーエンド。オシャレなアナタにもオススメよ!映画というわけ。

この映画にヴァイオレンスとヲタクをプラスすると「トゥルー・ロマンス」(クリスチャン・スレーター主演)になるかな。

★★★
蒸し風呂のような暑さ。
ダレダレ。
一時間半も昼寝をしてしまう。ダレダレを悪化させている。
実家へ
昨日の疲れをまだひきずっている。

実家へ仕入れ。
同業者と行くさきざきでカチ合う。集中力がそがれるので早めに済ませ、時間が少し浮いたので、ふだんは寄らないもう一軒に寄ることができた。

実家で小一時間グッタリ寝る。

帰りに買物を済ませたあと、新聞広告に載っていた新書目当てに本屋にも寄る。
ロマンス小説の七日間
ISBN:4043736010 文庫 三浦 しをん 角川書店 2003/11 ¥620

ロマンス小説の翻訳を生業としている主人公が、ついつい現実の鬱憤を仕事にぶつけ、まったく違うストーリーの小説を“翻訳”してしまう。現実の物語と、主人公が創作する歴史ロマン・ストーリーが交互に進行する小説。

ハーレクイン・ロマンス(本書ではコロンバイン・ロマンス社と変えている)という、毎月多数のシリーズが刊行されるペーパーバック翻訳小説群がある。各種シリーズに分けられており、主人公が翻訳しているのはそのなかで「ヒストリカル」と呼ばれる歴史もの。歴史といっても扱われる時代は限定されていて、間違っても男性が“ちょーちんブルマー”を着用している16世紀あたりは書かれない。小説といえど、コスチュームは重要だ。

この手のロマンス小説を翻訳している人の話を又聞きしたことがあるが、自分の気に入らないストーリーを翻訳するのはかなり苦痛らしい。

主人公・あかりは、不可解な行動をするボーイフレンド・神名へのイラだちの勢いで、どんどん物語を変えていってしまう。この手のロマンス小説の鉄則を知っていると、その逸脱ぶりがさらに楽しめる。なにせ、ヒロイン&ヒーローのハッピーエンドが絶対条件なのに、あかりはヒーローを死なせてしまうのだ。え?どーすんのよ!

しかしそこからの物語を仕上げる手腕は、さすがロマンス小説とコミックに造詣の深い三浦しをん。本家のストーリーより感動した!

ただし、ラストであかりは自分の思い通りの小説を“訳し”終えたあと、担当編集者へ納期の遅れをFAXし、本当の翻訳にとりかかる。この本の本筋に関係ないけど、締め切りにハラハラしていた自分としては安心した(どーでもいいことが気になる)。

作者あとがきも面白いが、翻訳作業についての謝辞として柿沼瑛子の名前が挙がっていた。こういうところに注目している人の名前が挙げられていると、嬉しい。

★★★
朝から約束していた友人と会う。





…疲れた。
車輪の下
ISBN:4087520218 文庫 井上 正蔵 集英社 1992/01 ¥350

そういや、昔からヤル気を出したいときに読書を利用してきた。

中学生頃、定期試験の前によくこれを手にした。読むのは冒頭“だけ”で、主人公が神学校目指して猛烈に勉強する箇所。

読んで気持ちを盛り上げて、とりかかかる気力を得ようと努力していた。今思えば、努力の方向が違うような気もする。

あとは神学校で不良少年に誘惑されるシーンを竹宮惠子が紹介していたので、そこだけ拾い読み。

そんなわけで自分は「車輪の下」を完読していない。主人公はその後、挫折・破滅の人生を送るらしい。そんなの読みたくないので。かわりにといってはなんだが「デミアン」は読んどいた。

★★★
寒いくらいの雨空。午前中に買物を済ませ、午後から予定通り仕入れ処理を完了する。途中、どうにもダルくて横になって30分ほど寝る。こういうことが自由にできる喜びをあいかわらず感じる。幸せな自分。
「スモールビジネス」成功のセオリー90!
ISBN:4334974112 単行本 射手園 達一 光文社 2003/08/23 ¥1,470

規模の小さい会社は大手と同じ方策では成功できない。スモール規模なりのやり方がある…という考え方、具体的な例が豊富。規模の小ささを生かして、ニーズがあるところを敏感に察知し、機敏に行動。失敗例も豊富なのでかなり有益な内容。

一つ目のセオリー「自分の好きなこと、得意なこと、人が求めていること、人からよく頼まれること、これらがビジネスになる」

そうですね。

最近この手のビジネス自己啓発本を、モチベーション維持のために読む機会が増えた。

★★★
昨日は仕入れはスカスカ、ひとつも売れず、ひとつ売れたと思ったらぜんぜん信用できない相手…と3段オチのついた一日だったが、今日は市内を回ってそこそこの収穫。

今月はもう半分近く過ぎたし、後半がよほどでない限り、かなりな落ち込みが予想される。塞翁が馬。…ならいいけど。
自虐の詩
ISBN:4812401267 文庫 業田 良家 竹書房 1996/06 ¥591

文庫上・下巻。
ギャンブル狂いで気に入らないことがあるとすぐちゃぶ台をひっくりかえすイサオ、そんなイサオにひたすら尽くす不幸の権化のような妻・幸江(ユキエ)。貧乏で、若くもない、そんな二人の悲惨でワンパターンな4コマギャクマンガがえんえんと続く。はっきり言って飽きてくる。

ところが現在の話と平行して、徐々に幸江の生い立ちがはさまれ、彼女のこれまでの人生が語られ始めると、このマンガは徐々に大河ドラマといっていいスケールで立ち上がってくる。

前半のワンパターンにうんざりすることが、怒涛のラストへの盛り上がりをより効果的に仕組んでいるのではないかと。そのために少々忍耐づよく最初から読まねばならない。

そうして読み終えた時にこそ、ラストシーンでの「人生には明らかに意味がある」というユキエのモノローグに、深いカタルシスと滂沱の涙がセットで襲ってくるのだ。

★★★
時おり激しい雨が降るなか、隣市へ仕入れに行く。
が、甲斐なくさびしい収穫。

なんだか風邪っぽくなってもきたが、帰宅して汗だくで掃除をしたら治った。
Dollybird Vol.3
ISBN:4894253313 ムック ホビージャパン 2004/05/01 ¥1,500

素朴なリカちゃん人形遊びしか知らずに育った自分だが、最近の「お人形」雑誌の美しさには驚く。たとえばスーパードルフィーの鬼気迫るといっていいほどディテールに凝ったメイクや衣裳は写真からでも凄い迫力が伝わってくる。パーツの組み換え・加工などで永久に改造が可能で、非常にお金がかかる、贅沢な遊び。

http://www2.plala.or.jp/vaio/L&M/LOGIC&MATRIX/diary/text_doll.htm

確かにアイ○ルのオジサンのように凝視してしまうな。

しかし、

はちまんえん!?

…ガンタンクください。

ところでこの雑誌の表紙のようなブライス人形。
これもとても人気があるジャンルらしいのだが、…
…よくわからん。コワイです。
「チャイルドプレイ」という映画を思い出す。

★★★
ジトジト梅雨らしい。

いつもだと金曜日に仕入れ、土曜日に処理を終了、日曜日はちょっとゆったりなのだが、今週は昨日土曜日に仕入れたので、午前は帳面&エクセル処理、午後は買物のあとテキスト処理~とふんばる。

一瞬やめようかとも思ったが、自らを叱咤激励して(いちいち叱咤激励しなくてはならんのもアレですが)めでたく完了する。
モナ・リザは高脂血症だった
ISBN:4106100355 新書 篠田 達明 新潮社 2003/09 ¥714

肖像画と伝聞から、古今東西著名人物の持病を推測。

もちろん診察したわけではないので、項目によってはかなり苦しいこじつけも多々ある。
にしても、ルネサンス期以降の写実的な描写の絵画のみならず、日本画のように比較的簡素な描写の肖像画からもけっこう想像が広げられるものだな、と思った。

美術鑑賞のユニークな視点が得られる。

そういや青池保子「エロイカより愛をこめて」のエーベルバッハ少佐は美術オンチという設定で、ルノアールのような豊満な女性が描かれた絵画を鑑賞しても、スリーサイズ・既婚・子どもの有無…と推理して時間を潰している、という場面があった。

★★★
実家のある市へ仕入れ。
重いものを買物して手土産に持っていった。

帰りにちょうど届いたメロンをおすそわけしてもらう。

家に戻ると義妹一家が来ていた。ジジババが寿司と蕎麦を用意して招いたらしい。
残った寿司と蕎麦をこちらもいただく。
ダメ犬グー
ISBN:4890361685 単行本 ごとう やすゆき 文春ネスコ 2002/11 ¥1,365

副題に「11年+108日の物語」とあるわけで、そういうラストであるのはもう、わかりきっているわけ。
わかりきってるのに読んじゃうわけ。

涙で前が見えません!

そういう回路が異常発達してしまっているので、たとえば「星になったチロ」という背表紙を見ただけでじわっときてしまう。読んでないけど。

★★★
いつもなら実家へ行く予定の日なのだが、夫が歯医者に行く日で車が必要。買物と近場の仕入れであとは家にいる。
…と、朝に告げたら「べつに軽トラで行くからいいよ」と言われる。遅い。夕べからそのつもりで段取りしているので予定変更できないカラダの自分。

夫はかつて自分用の普通車を持っていたのだが、使用頻度と経済的理由を鑑みて売ってしまった。それからずっと仕事用の軽トラを私用で乗るのには抵抗していたのになぁ。

ま、このへんは軽トラがたくさん走っているので、前からどーでもいいじゃん、と言ってきたのだが。アタシ軽トラ運転できないし~。
ダ・ヴィンチ 08月号 [雑誌]
ISBN:B000A0G338 - メディアファクトリー 2005/07/06 ¥450

「テレプシコーラ」…だんだんヘタレな主人公にイライラしてきた。ライバル役の少女でなくてもトウシューズに画鋲を入れてやりたくなるっつーの。いっそ舞台で転んでしまえ!次号期待!

特集1:「恐怖な読書」 どーでもいいです。
特集2:「図書館ではたらく。」“本を読むのが好き”なひとには向かない職業だと思います。

★★★
高校時代の友人と3人で会う。
ひとりとは最近会っているが、もうひとりのK子とは20年振りくらいなので、とりあえず最初は結婚後の近況を語りあう。それからクラスメートの話を。仲良しだった人と大嫌いだった人は覚えているが、それ以外はかなり忘れていた。3人で記憶を照合しあって話す。

K子は昔は物静かなコだったが、かなり社交的な感じになっていた。「就職したりいろいろ経験して自分に自信がだんだんついてきたよ、昔とは変わったでしょ?」うん、そう思う。

K子「同窓会でも開く?」
自分「んー、でも、アタシ、あいつとかあいつには会いたくないしぃ~」自分もはっきり言うようになったワ。
兄弟
なかにし礼の自伝的作品。

著名な作詞家となった自分にたかり、億という金を吸い取った兄。義絶して16年後、兄の死を知った彼は思う。
「兄貴、死んでくれて本当に、本当にありがとう」

若貴騒動で、いまだに「兄弟仲良くなってくれればいいですね」なんていうおためごかしのコメントを聞くとウンザリする。
そりゃ仲が良いにこしたことはないが、ここまで積もり積もった確執がある兄弟がこれから仲良くできるわけないだろう。

★★★
午前中ダレてしまったので、午後は買物、仕入れ処理とターボで完了。夜やっと電話が来て、明日の予定が決まる。
金のない人こそ経営者になれ!
ISBN:4751102788 新書 辻 成晃 旭屋出版 2001/10 ¥840

「なりわい」的経営方針で全国展開しているやきとり屋「大吉」社長の本。準備金150万円があればできるユーザー方式=雇われ店長コース、一千万円以上用意して店舗オーナーとなるグループ方式、ダイキチシステムへの丁稚奉公(住み込みで働き、150万を1年で貯める)から始めるチャレンジ方式の3コースがあり、それぞれ年齢・社長との面接結果・研修をクリアしていずれかのコースで始める。

コンビニなどのフランチャイズ残酷物語は知られているが、ダイキチの本社への納入金は最初から上がることはないので、頑張れば頑張るほど自分の稼ぎになる。

本書で説かれる経営方針、ライフスタイルに、「となりの億万長者」との共通点を強く感じた。

夫婦単位で働くのが基本で、もちろん夫婦円満でなければ続かない。頑張れば稼げるようになるが、そこでお金を遣ってしまうような派手なライフスタイルではだめ(遊ぶよりお店で働くほうが楽しいという職業意識)、余計なプライドはもたず、社交家でなくてもよいからへこたれず実直に働く。お客・仕入れ業者とも誠実な関係を保つ。

この本自体が会社の宣伝ということを差し引いても、業種を問わず、自営業の醍醐味・心がけをうたった内容として大変面白い。

それと、美味しいヤキトリが食べたくなる!

★★★
市内の仕入れ。
別の買物をはさんだりしたので、あっという間にお昼。

午後は処理を進める。明日で完了させる予定。

「大吉」のやきとりが食べたいが、ド田舎の自営だと勤め帰りにちょっと寄って…ということができないんだよな。
いつか「お持ち帰り」をしてみよう。
離婚ッ! まるごと体験コミック
ISBN:4870316609 単行本 柏屋コッコほか 飛鳥新社 2005/02 ¥1,050

女性漫画家たちの実録体験離婚コミック。

柏屋コッコの離婚話を読みたくて買った。

おおざっぱに離婚の原因が、「ダンナが働かない」「自分が結婚生活に向いていない」に二分されているようだ。

前者については、6月9日にレビューした、「女性ミリオネアが教えるお金と人生の法則」でも書いたが、漫画家という経済的に自立できる職業(自営)なので、ダンナがいわゆる「マージナル・ボブ」化してしまう。もともとそういうタイプの男なのだろうが、妻が稼ぐのと比例してますます働かなくなり、かといって“男”という自負心はあるから家事のサポートをするわけでもない、と、どうしようもなく使えねー存在と化す。妻とは別の分野で自負心を保つか、妻の稼ぎによってはヒモに徹する覚悟を決めるか(専業主夫)、とにかく努力が必要。

後者(藤臣柊子、内田春菊、森園みるく、さかもと未明)は自分の理解を超えているのでコメント不可。内田春菊は本人の意識だと前者に含めて欲しいのだろうが、離婚前と後とで書いていることが180度変わっていたり、離婚後の凄まじい愚痴のタレ流しとで、すっかり引いちゃったよ。

★★★
売り上げ振るわない毎日のなか、西へ仕入れ。
先週はカラカラだった川がすっかり回復している。
トップガン

ハリウッドの大作は、なるたけ多くの客層をとりこめるよう、いろいろ配慮がしてある。

黒人・ヒスパニックをキャスティングする、というのはよく知られているが、最近読んで、なるほどなぁと思ったのが“ゲイ”向け。例として挙げられていたのがこの映画で、言われてみれば、ストーリーにはあまり関係なくシャワーだのビーチバレーだので、パイロットの皆さんが逞しい肉体を晒してこれでもかこれでもかと、スローモーションにまでして大サービスしている。
そうか、男女共通サービスシーンだったのね。

しかしトム君は出世したな。脚本読んで「こんなバカ映画ヤダ」と蹴ったマシュー・モディン君は今いずこ。

★★★
よく行くレンタル屋はリクエストカードとその回答を店内に貼りだしてある。これ、読んでると面白いんだわ(以下、タイトルはウロ覚えで)。

希望DVD「Mr.マリックのマジック種あかしすべてみせます!」
コメント:Mr.マリックになりたいです。
回答:残念ながらありませんが、○○というビデオならあります。…がんばってください!(←なごんだ)

希望DVD F1
コメント:すくないです
回答:借りる人が少ないので…入荷もできません。ゴメンナサイ

希望DVD ガラスの仮面第2部
コメント:最終話収録のヤツだけがどこにもありません!ラストが気になって仕方ありません!
回答:店長にいっときます。

希望DVD:なんとかかんとか(忘れた)
回答:たしか以前もリクエストされませんでしたか?ずいぶん前に入荷していますよ。

手書き文字に熱意や怒りがにじみでていて、行くとつい読み耽ってしまう。
落雷その後
昨夜の落雷でTVもネットもダウン(ケーブル回線だもんで)。TVは天気予報以外どうでもよかったのだが、ネットは本当~に困る!

最初この辺一帯かと思っていたが、お隣2軒はなんとも無いそうだ。ウチだけかい!

電話をかけて修理を頼むが、土曜日で人手が少なく、すぐにはお伺いできません、とのこと。仕方がないのでしばらくフテ寝する。

結局午後になってからやっとなおしてもらえた。お隣は問題ないので、ケーブルが分岐しているところからチェック。どうやら分配器に落雷したためらしい。すぐ開通してひと安心。

昨夜は雷鳴がもの凄かったので(数キロ先の家のアンテナに落雷したらしい。なにかが爆発したみたいな音だった)、犬を家の中に入れた。玄関に置き去りにして自分たち夫婦は2階に戻ったのだが、いままでどんなに誘っても絶対昇ろうとしなかった苦手な階段をソロリソロリと上がってやってきてしまった。よほど怖かったのだろう。もちろん降りることはできっこないので、雷雨が落ち着いた後、抱っこして降ろしてやった。

ダムの水位がこの一昼夜でかなり回復。極端すぎる。
豊かになれる仕事 貧しいままの仕事
ISBN:4897795567 単行本 久保 雅文 龍門出版社 2002/08 ¥1,260

ビジネス自己啓発系の本。本も薄いが内容もウスいのであっという間に読める。

一番面白かったのは、より豊かになれる仕事への成り上がり順序。

給与をもらう労働者→副業または、オーナーだけど自分も働く自営業→人を雇って働かせるオーナー

という順序でのステップアップが基本。
雇われから一足飛びにオーナーにはなれない。自分が従事したこともなく、知識もない事業に投資したってうまくゆくわけがない。

このくだりを読んで、つい最近もあった投資サギ事件を思い出した。昔からそういう詐欺事件は後を絶たないが、この詐欺にだまされた人たちは、牛を飼ったこともなく、健康食品を売りさばいたこともなく、焼却炉を売ったこともなく、沈没船を探索したこともないわけで(いたらゴメンネ)。

★★★
実家のある市へ仕入れ。
途中、豪雨と雷に歓喜する。ハレルヤ!(仏教徒だけど)

帰り道、カラカラだった川に水が流れ、草っ原だったダムに水が(少しだけど)溜まっていた。この調子で降ってくれ。
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