本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
1月26日
「食の図書館」今月の新刊は「ハーブの歴史」…なのでパス。食指が動かん。

「ヒストリエ」、1~8巻をまとめて注文してしまった。「早く続きが読みたい」本に新たに参列。現在、新刊即買いしているコミックは、萩尾望都「王妃マルゴ」、名香智子「マダム・ジョーカー」、よしながふみ「大奥」「きのう何食べた?」、青池保子「修道士ファルコ」、森薫「乙嫁語り」、みずしな孝之「いとしのムーコ」、中村光「聖☆おにいさん」。
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ
フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース)フェルメールの食卓 暮らしとレシピ (講談社ARTピース)
(2011/07/16)
林 綾野

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フェルメールの絵画に描かれた衣装や食べ物、家具調度品などから当時のオランダの豊かな暮らしを紹介、加えて17世紀の料理レシピを再現。「生活」という面から、掲載された作品のディテールをじっくり楽しめる美術エッセイ。衣装や装身具など同じ小道具が配されている作品が並べて掲載されていて(製作年度順ではなく)、そういうグッズに自然に注意がいくようになっている。

眺めていて、食欲がかきたてられる楽しい美術入門書。

★★★
先だって東京へ遊びに行ってきた夫は、その後10日以上風邪に苦しめられた。やっと治ってきたと思ったら今度はこっちが風邪だ!寝込むような風邪ではないが、微熱があるときに最高気温が34度。もーどーでもいいーという感じになる。

今夜はスパムと甘長ししとうの炒め物、そうめん。スパムは柔らかいので意外とじじばばに好評。
人はなぜ太るのか―肥満を科学する
人はなぜ太るのか―肥満を科学する (岩波新書)人はなぜ太るのか―肥満を科学する (岩波新書)
(2006/12/20)
岡田 正彦

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正しい知識が平易な文章でよくわかる。現時点ではわからないことは「わからない」とはっきり書いてあるのも好感がもてる。ダイエットの基本図書といってもいい内容だと思う。

★★★
TANITA 【乗った人をピタリと当てる「乗るピタ機能(自動認識機能)」搭載】 体組成計 ピンク BC-751-PKTANITA 【乗った人をピタリと当てる「乗るピタ機能(自動認識機能)」搭載】 体組成計 ピンク BC-751-PK
(2011/04/01)
タニタ

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単純な体重計しかもっていなかったので購入。夫婦とも、標準値。

★★★
今後劇的に胃腸が丈夫になるとも思えないので、万が一太った時用としてタンスに何年もしまってあったワンサイズ上のジーンズを捨てることにした。昔のジーンズで布地はカタいし、ブーツカットだし。いつかまたブーツカットが流行る時が来るのだろうか。
「新型うつ病」のデタラメ(中嶋聡)
「新型うつ病」のデタラメ (新潮新書)「新型うつ病」のデタラメ (新潮新書)
(2012/06/15)
中嶋 聡

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「従来型うつ病」と最近急増している(らしい)「新型うつ病」の違いがよくわかる本。精神病理学の「うつ」研究の歴史解説がわかりやすかった。そして、現代に「新型うつ病」がこんなに増えた理由は、精神病理学の衰退による診断力の低下、現代人の精神力の低下、という素地があり、そこへ副作用が少なく比較的処方しやすい新薬SSRIが登場したことで一気に増加したため、という分析は納得。

生きていくためには乗り越えなければいけないレベルのストレスにかんたんにくじけてしまった人が、表層的な診断で「うつ病」と診断され、とりあえず効きそうなクスリをだらだらと処方される。診断書というお墨付きさえ得られれば、長期にわたって金銭的保障が受けられる…。つきあわされる周囲はたまりませんわな。

ストレスと日々向き合いながら働いている人や、本物の「うつ病」で苦しんでいる人がいるのに、こんな「患者」に診断書を書くことはできない、と医師である著者は拒否するポリシーを貫いているそうだ。でもその「患者」は簡単に診断書を書いてくれる他の病院を探すわけで。

「ありのままでいい」「無理しないでいい」とはよく聞く言葉だけど、ま、人は無理をしなければ進歩もしないで無駄に年をくうだけになっちゃうでしょうね。

★★★
新入りセキセイインコちゃんは、そろそろさし餌終了。餌をあげていると羽ばたいてあちこちに飛んでいってしまう。いちいちまた指に止まらせてさし餌。
BE-PAL (ビーパル) 2012年 10月号の付録「横井庄一のサバイバル極意書」
BEーPAL (ビーパル) 2012年 10月号 [雑誌]BEーPAL (ビーパル) 2012年 10月号 [雑誌]
(2012/09/10)
不明

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付録目当てで普段手にも取らない雑誌を購入。

付録の小冊子「横井庄一のサバイバル極意書」。

マイカーで出かけて自然とふれあおう、というユルいアウトドア雑誌にえらくシビアな付録が…。と思ったらそもそもこれはBE-PALに連載されたエッセイ(口述筆記っぽい)をまとめたもので、昭和59年に出版された本の復刻版だそうだ。

グアム島でどうやって生き延びてきたのか、衣食住どうやって手作りしていたのか、飄々とした語り口で綴られていて、面白くてイッキに読んでしまった。横井さんが帰国した当時、週刊少年マガジンの巻頭グラビア記事(地下に掘った穴倉の断面図とか)を読んだ記憶があるけど、あらためてこの付録本でその生活をよく知ることができた。

もともと苦労して育って、仕立て屋として身を立てていた技術とか経験が、色々な場面で道具を自作するのに役立っている。決して生水は飲まない、皮膚病を恐れて一日に何度も水浴びする、少しでも怪しいと思ったり痛んだ兆候を感じた食物は食べない。加えて、見つからないように常に油断せず痕跡を消しながら行動する。

不運なことに、昭和38年にこの島を植生を壊滅させるほどの台風が襲う。横井さんは辛くも生き延びたが、ほかに何人も隠れ住んでいたであろう日本兵たちがこれで全滅したらしい。

国家に翻弄されながら、もてる限りの知識を駆使して、希望も未来も何も無い中で生き延びた、小国民の記録。

当然のことだけれど、二度とあんな暮らしをするのはイヤだよ。あんな目にあうのは、あたしひとりでたくさんだ。ただ、ああいうサバイバルというか、あたしの体験が、いまのように食糧でもなんでも簡単に手に入って、それが当然だと思っている若い人たちに、少しでも興味を持ってもらえたらいいと思っている。いつまでもいいことは続かないよ。本当だよ。

雑誌代680円でこれが読めるのは、奥さん、お買い得ですよ!
次から次へと
台所の水漏れは、心配していた壁の中ではなく、単に水道栓からの漏れだった。新しいのに取り替えて終わり。

はーやれやれ、と思っていたのだが、またもや!

義父が畑の隅をほじくり返す→セメントの破片や石が転がる→井戸水を引いているパイプにあたる→破損→義父、井戸側の元栓を締める→そのままほったらかして部屋でゴロ寝→水がこないので家のそばにある井戸ポンプのモーターが作動しっぱなし→嫁がそれに気付く→井戸が枯れた?何か異変が?とあちこちチェック→さんざん調べたあと義父母に報告→やっと事情を知って脱力する嫁。

モーターのこともあるし仕事場の手洗い場とか断水するのに、どうして黙っているのか。やっぱ年寄りはいろいろと鈍っているので、油断がならない。義父の場合はもともとの性格もあるが。

いちおう対応を尋ねたけど、「どこに頼めばいいかなぁ…」とぼんやりしたことしか言わない。あー、はいはい。水のパイプがぶっ壊れたんだから、水道屋さんだよね…。で、またもや水道屋さんに電話。今日はお世話になりました、ところでまた別のところをお願いします、と。

なんかもうエンドレス。家中のどこの水道管も古いからなぁ…。
ゆうゆう 2012年 2月号
ゆうゆう 2012年 2月号ゆうゆう 2012年 2月号
(2011/12/28)
不明

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中高年女性向け雑誌で、この号に「今年こそ、親の家を片付ける」という記事があるのを2ちゃんねるの掃除板から知り、それだけを読むためにマケプレで購入。

雑誌対象者である50~60代のひとが、70~80代の親の死や要介護などで直面した親の家片付け顛末の体験記。どの体験記も、家中ぎっしり仕舞いこまれた大量のモノに途方にくれ、仕方がないから捨てて捨てて捨てまくる。戦後の物資不足から高度経済成長を体験してきた世代は多かれ少なかれこんなもんだろうが、別居していたもう若くない子世代がイッキにそれを始末しようとするのはむちゃくちゃ大変。

「わたしたちが帰省したときにはせんべい布団だったのに、長持から新品の布団が10枚以上出てきました」。その布団は第二次大戦時、移動中の兵隊さんの宿泊用だったというから、いくら新品でもカビ臭いんじゃ…。

「片付けの苦手な母は、なんとかなると言い続けてきました。結局なんとかするのは長女のわたし」と書く、要介護の老母をひきとった人は、「母に対する恨みが残り」「あれから6年、実家の片づけの辛さを思い出すといまだに怒りがこみ上げてきます」なんて書いていて、その後の老母との介護生活を想像するとホラーだ。

記事は8ページだけなんだけど、熟読してしまった。
冷蔵庫―潮田登久子・写真集
冷蔵庫―潮田登久子・写真集 (BeeBooks)冷蔵庫―潮田登久子・写真集 (BeeBooks)
(1996/12)
潮田 登久子

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約15年にわたって撮り続けてきた様々な家庭で実際に使用されている冷蔵庫の記録…という写真集。いろいろな家庭の冷蔵庫(扉を閉じたところと開いたところ)のモノクロ写真がひたすら続く。

都築響一「TOKYO STYLE」的なものを期待して眺めたのだが、どうも入り込めなかった。もしカラー写真集だったらゴチャゴチャ感がアップして、まったく別な印象のキッチュな写真集になるんだろうけど。こちらの想像力不足なのかなぁ。

★★★
床と壁が新しくなっただけとはいえ、きれいな台所はやっぱりいいね!

義母が思ったより食器を処分してくれて、嬉しかった。ましかし、義母でさえ見切りをつけるレベルの汚くて古い食器が大量にあったということなんだけどさー。

スカスカになった食器棚から、目新しい食器(いままで取り出せない奥深くにあった)を簡単に出して使うことができるヨコロビ。

★★★
最近存在を知って愛読しているプロのお片づけブログ。写真がいっぱいでわかりやすい。掃除へのモチベーションもアガる。
http://ameblo.jp/andouhome/
初めての山野草
初めての山野草 プチ・カラー図鑑 (集英社be文庫)初めての山野草 プチ・カラー図鑑 (集英社be文庫)
(2003/07/18)
不明

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文庫サイズの小図鑑。野草図鑑は今までも買ったことがあるが、旧来の図鑑と違って、この本は写真がどれもこれも素敵。花の写真を撮るのに大いに参考になり、かといって小洒落たアートに凝りすぎてもいず、素直に美的な野草写真集としても楽しめる。

★★★
裏山の斜面に咲いた花、名前を調べようとネットで小一時間。
ヤマハッカ?ヒメジソ?イヌコウジュ?…やっとわかったアキチョウジ。
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