本に包囲された日々
部屋は本まみれ。家業の経理をこなしつつ、本を読む。
きのう何食べた?13巻(よしながふみ)


シロさんもケンジも50代になったのか…。二人の仲は落ち着いているけど、ケンジが勤める美容院の店長夫妻のカウントダウンが始まったー!別店舗を構え、着々と離婚準備を進める奥さんと、ぜんぜん気が付かない浮気症の夫。スリリングな職場だ。主人公の周囲の人たちのあれこれ進展があって面白い。レシピはあいかわらず実用的。青菜の根元はざっくり切ります自分は。
ゴールデンカムイ 11 (野田サトル)


え?アニメ化?あの変態続々登場とか、ヒグマにはたかれて顔面べろ~ん剥けとかのゴア描写もアニメ化されるの???

今巻、スナイパー尾形の生い立ちがわかり、過去巻での彼の言動を読み返すと、いろいろ腑に落ちることがあったり。何度も読み返すことができるマンガ。
しかし今巻登場の変態は動物とウコチャヌプコロ…嫌だなぁ。
コウノドリ(鈴ノ木 ユウ)


産婦人科を舞台としたヒット作。現行18巻まで揃えていたんだけど、このたびまとめて処分。最近やたらと新作コミックスに手を出してて、取捨選択せざるを得なくなってしまった。とってもいい作品なんだけど、刊行ペース早いし、当分終わりそうにないし、ストーリーの展開が気になるという内容じゃないし。ごめん!さようなら!!
ポーの一族 ~春の夢~(萩尾望都)


40年ぶりのシリーズ新作。雑誌掲載時から読んでいたけど、コミックスでまとめて読むとまた感慨深いものがある。

単なる余韻にひたるエピソード的なものではなく、ストーリーの根幹にかかわる「一族の謎」展開もあって、今後その謎をさらに解き明かしてくれるのか、またもや作者と読者の寿命比べとなるのか…。うれしいやら不安やら。

「バルバラ異界」もそうだったけど、戦慄のノンフィクション「眠れない一族」の影響が本作にもあった。
日々我人間(桜玉吉)


週刊文春連載の、のんびり日記風コミック。なんとも言えない味わいで毎日少しずつ読んでる。

書店で中身を確認してから買ったが、紙カバー函がえらくキツい造りで、戻すのに苦労した。レジの人も、本体にスリップがあるか確認しようと出したもんだから戻すのに四苦八苦。「いやーわたしもさっき戻すのに大変でしたー」などと会話。
ヒストリエ(10)(岩明均)

やっと続刊が出た。去年のおわりごろから「発売予定→延期」を繰り返していて、その間に9巻までの読み返しを繰り返し、ついでに「王妃オリュンピアス」(これも何回読んでも面白い!)も読み返して待っていた。

戦場のゴア描写多数…
王のアレクサンドロス王子に対する評価、そして新しい王妃を娶る、…後の悲劇への始まり。…エウリュディケ逃げてー!エウメネスと逃げてー!と言いたくなる。

アレクサンドロス大王の父の墳墓を特定か

「死亡時に18才くらいだったと推定される若い女性」

歴史は確定しているんだけどね。
それにしても刊行ペース遅すぎ。作者と読者の寿命比べ。
ゴールデンカムイ 10 (野田サトル)


鶴見中尉の部隊には狂った変態しか入隊できないんですか…の巻。あいかわらず「わかるヒトだけわかればいい」ネタなのか何だかわからないけど、二階堂に素敵な足がプレゼントされるくだり、「誰?このひと」「誰なの?怖いよおッ!」…って本当に怖いわ!これも何か元ネタあるの?

ミリオタには説明不要の有坂成章と、オカルト好きなら説(略)の御船千鶴子も登場。

スナイパー尾形が普通に格好いいです、はい。
大奥 14 (よしながふみ)


男の篤姫ってどーなんの、という期待たがわず、絶好調の14巻目。
忠臣・阿部正弘の涙の退場。正弘が自分の死に与えた「物語」と、ツンデレ女将軍・家定と正室・篤姫こと篤胤の短い幸せな夫婦生活が救いとなる巻だった…。

今巻で徳川将軍となる残りあと二人が登場済み。あとは「男の和宮」か…。次巻で家定は死ぬだろうし、いよいよ怒涛の幕末へ。あー一年後が楽しみ…。
王妃マルゴ5巻(萩尾望都)


まず表紙の美麗さにうっとり。美しいだけではなく、「高貴な青い血しぶき」と絡めて描かれてるのがまたウマい。いよいよ悪名高い「聖バルテルミの虐殺」の巻。血腥い果てしない殺戮、辛くも生き延びた者だけではなく、手を下した者も苦しみに引き裂かれる。シャルル崩御、次の表紙絵は次の王となる次兄アンリか…。

微妙な夫婦関係だったというマルゴとナヴァルのアンリ。二人の複雑な関係が、今後どう描かれるのか楽しみでならない。

ところで、同時期に刊行された、某「少女漫画の歴史的名作の新作」(タイトル出すのもしのびない)があまりにもヒドかった。
そのせいで余計に、萩尾望都がこの高レベルを長年維持し続けることに奇跡を感じた。
レベレーション(啓示)(2) (山岸凉子)


山岸凉子のジャンヌ・ダルク伝2巻目。

地味な表紙…というのが第一印象。

コミックス派なので、1巻を読んだあと、シャルル王のキャラ造詣がどうなるのか色々想像していた。で、今巻初登場。…これはジャンヌを見捨てるわな…と思った。あと、ジル・ド・レはアシ絵のザコキャラ。この作品では出番なさそう。シャルルの義母・ヨランダの老獪っぷりがかなり期待できる。

ジャンヌの悲惨な最期はわかりきっているので、読むのは辛いけど、読まずにはいられない山岸ワールド。



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