本に包囲された日々
趣味も仕事も本だらけの毎日。レビューはその日に読んだ本というわけではなく、蔵書・借りた本(読んでない本も)、映画などテキトーにネタバレもまじえて紹介してます。
怖い絵3
怖い絵3怖い絵3
(2009/05/28)
中野京子

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シリーズ3冊目にして最終巻とのことで残念。

ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」のような超有名絵画を筆頭に、今回も魅力的な絵画と解読の目白押し。作品が生まれた時代背景・作者・描かれた事物などへの知識があることで、どれだけその作品の魅力に迫れるか。それを怠り、「何の先入観もなしに作品を鑑賞する」ことがいかに無謀で無意味なことか。あらためて目をひらかされた。

今回はレッドグレイヴという画家のことを知ったのが一番の収穫だった。

レッドグレイヴ「かわいそうな先生」↓
かわいそうな先生

“零落したお嬢さま”であるガヴァネスを描いた絵画。お針子だの未婚の母だのといった社会的弱者を描いた画家だそうだ。マリー・キュリーもガヴァネスとして辛い経験をしていたのも初めて知った。キュリー夫人の(大人向けの)伝記って、上下2段組文字びっしりのハードカバー、ちょっと手を出せずにいたが、読む気が湧いてきた。

★★★
なぜか昨夜は眠りが浅く、ブツ切れ。ようやく熟睡した明け方、家の前の県道で、車がガードレールに衝突して大破。その音で家族中が目を覚ましてしまった。車はありゃあもう廃車だね、という壊れ方だったが、運転者が携帯で話しているのが見えてどうやら無事だったようだ。
7月1日
え、もう一年の半分が終わったのか、という気分。


6月30日
明日は豪雨らしい。
今日のうちに仕入れと買い物をみっちり済ませておいた。

今日で半年任期の「班長」は終了。6年後にまた回ってくるけど。

最後の日になって、回覧が届いた。しかもどーでもいい通販のカタログ。しかし「これは知っておかねば!」という回覧なんて数年に一度ぐらいしかお目にかかれない(それにしても、せいぜい通行止めのお知らせとか)。
空耳界の名作(マイコー編)


ところで「Smooth Criminal」のPV↓の7分過ぎころに、直立したまま身体全体をゆっくり前に倒す動きがある。てっきりワイヤーで吊っているかと思っていたが、床と靴に仕掛けがあって、その特許をマイケルが取得しているんだそうな。仕掛けがあるとはいえ、身体能力も必要なので、それができるダンサーをオーディションで選んだとか。



「パン、茶、宿直!」が脳内でエンドレス状態。
R.I.P
音楽のみならず映像からも強烈なイメージが刷り込まれているだけに、なおさら…。

Michael Jackson-In the closet

ナオミ・キャンベルがシコふんでます。

「Beat It」が大ヒットしていたとき(MTVを放映する番組がベスト・ヒットUSAしかなかった時代)、MTV録画を(洋楽をまったく知らない)級友たちに観せたら、
「あ、トシちゃんだ、トシちゃんの踊りそっくり」

逆、逆!田原俊彦がマイケルの大ファンで踊りをコピーしてるの!
リトル・トリー
リトル・トリーリトル・トリー
(1991/11)
フォレスト・カーター

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ブックオフ105円コーナーの常連本。つまりそれだけ普及しているってことでもあるけど。

「本書は、東チェロキーの山中における著者と祖父母との生活をつづった自伝的な回想録である。1930年代、経済大恐慌下の一生活記録として貴重だが、単にそれだけのものにとどまらず、どんな時代のどんな人にも共感を与えうる人間的な記録に高められている。万人の精神に語りかけ、魂の最深部に訴えかける力を持っている。」

てなフレコミの本だが、作者はKKK団の一員で、つまり人種差別主義者、もちろんチェロキー・インディアンとは何のかかわりもない人物。書いてあるチェロキーについての記述も嘘。

かの名高い人種差別主義者団体に属していた人間が、なにゆえ身分を隠してネイティブ出身を称し、その文化や精神を讃える本を書いたのだろうか。その精神構造のほうがノンフィクションとして興味深い。

チェロキーの血をひくリチャード・L・アレンという人物によると、この本はいわゆるニューエイジと呼ばれる「いとも簡単に答えが与えられると信じた人たち」の市場をにらんで創りだされたもので、欧州による植民地化を正当化するためにつくりだされた作品のひとつと結論づけた、ということだそうだ(http://native.way-nifty.com/native_heart/2006/01/post_da23.html)。

日本の出版社は(意図的に真実を伏せた上で)「あるネイティブの家族を描いた自伝的作品」として、この本を売り続けている。Amazonのレビューを読むと、作者の真実が知られてもなお、絶賛され続けているのが、なんだかなー…だ。

こんなのにまで収録されている。↓

齋藤孝のイッキによめる! 名作選 小学6年生齋藤孝のイッキによめる! 名作選 小学6年生
(2005/07/14)
森 鴎外町田 康

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ま、どーせ齋藤孝だし…。

★★★
暑い日々が始まり、2階は一日中おてんとさんに照らされているので、日が暮れても部屋の温度が30度から下がらない。1階との温度差がありすぎだ。
筒井漫画涜本
筒井漫画涜本筒井漫画涜本
(1995/10)
相原 コージ筒井 康隆

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超グロからほのぼのまでバラエティ。当時断筆中だった筒井康隆へのオマージュなのだろうか、そうそうたるメンバーによる筒井作品のコミカライズ集。

収録作品:
内田春菊「ムロジェクに感謝」
相原コージ「死にかた」
南 伸坊「法子と雲界」
喜国雅彦「鏡よ鏡」「特効薬」「正義」「美女」
蛭子能収「傷ついたのは誰の心」
清水ミチコ「傾斜」
まつざきあけみ「イチゴの日」
しりあがり寿「樹木 法廷に立つ」
けらえいこ「妻四態」
吾妻ひでお「池猫」
矢萩貴子「セクション」
ふくやまけいこ「かいじゅうゴミイのしゅうげき」
山浦 章「星は生きている」「ウイスキーの神様」
三条友美「亭主調理法」
とり・みき「万延元年のラグビー」
加藤礼次朗「トラブル」
いしいひさいち「大富豪刑事」

この中で一番気に入っているのは、「イチゴの日」。この作品は絶世の美少女と、超ド級の○スが描けないといけない。繊細な描線でクラシック少女漫画の美男美女を描く一方で、もの凄いお下劣なブサイクも丁寧に描ける、まつざきあけみは適役。

とり・みきの模写漫画は圧巻。43もの他作家の漫画作品から模写・コラージュしてひとつの作品に仕上げている。想像しただけで気の遠くなるような作業。

吾妻ひでおの荒れた描線は、ある意味記念に思えたりして。

★★★
美術館へ。

「本日1万人目ご来場!」の裏事情というか仕組みを間近で見てしまった。テレビカメラ写りのいい人をひたすら待っているのがバレバレ。

選ばれたのは、「父の日」にふさわしい、車椅子のお父さんとその子ども夫婦with孫。も、完璧。
家族八景(清原なつの・漫画)
家族八景 上巻 (KADOKAWA CHARGE COMICS 16-1)家族八景 上巻 (KADOKAWA CHARGE COMICS 16-1)
(2008/03/05)
筒井 康隆

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筒井康隆原作、美貌のテレパス・七瀬シリーズ第一弾「家族八景」を清原なつのがコミカライズ。

…えーー?清原なつの?あの可愛らしい絵で、あのドロドロした話を描くのか?と思って手にとった。………うーん。淡白な絵柄に、原作に忠実なぎっしりネーム。意外と悪くなかったけど、原作を十代の時に読み込んでいるせいか、自分の築いていたイメージとの差が埋まらず。

結局、「清原なつの」の作風にあまり興味が無いせいかも。彼女のファンが読めば、筒井康隆がこの本の下巻の解説で書いているように、「初めて読む物語のように夢中になって楽しませてもらった」と思えるかもしれない。

★★★
夏らしくなってきた。真夏体勢の一式に衣替え。
すすんでダマされる人たち
すすんでダマされる人たち ネットに潜むカウンターナレッジの危険な罠すすんでダマされる人たち ネットに潜むカウンターナレッジの危険な罠
(2008/12/11)
ダミアン・トンプソン

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久しぶりに「ニセ科学」モノの本を読む。原題は「カウンターナレッジ(Counterknowledge)=反知識」。

アンチ進化論、擬似歴史学、危険な代替医療、そういう「反知識」をデマとわかっているくせに儲けんがためにバックアップする巨大産業、最後に「(決して無くならない)デマと生きていくにはどうすればよいのか」といった内容。

ID論とかホメオパシーだのといったお馴染みのものから、「ダ・ヴィンチ・コード」がらみの擬似歴史ネタ、擬似歴史がイスラム世界に浸透していく恐ろしい現実など、比較的新しいの状況がわかる。

翻訳文もまぁまぁ読みやすい。大槻教授のあとがきは不要。

★★★
この本に、こんな記述があったけど↓
ロンドンでパーティーに出かけて、その場の雰囲気をぶちこわしたかったら、人種問題に関するジョークは別格として、代替医療の効果を話題にするのがいちばんだ。

こないだの自治会の役員会で、80万円で購入した電位治療器(商品名はヘルストロンとかいう椅子型のやつ)の自慢をする人がいたらしい。ぜひ自宅にきて試してみないか?とか誘われたって。

ま、もちろんその場では断って、帰宅後さっそく検索。昔からあるわりとポピュラーな商品らしいが、身近にないので知らなかった。いちおう確実に効果が認められるのは、血行が原因の肩こりとか不眠とか便秘とからしい。

すすめてた人は、それ以上の効果があるような勧め方だったらしいけどね。

肩こりに80万円… ( ´_ゝ`)…フーン。
清掃日と直会
先週は定例の婦人会の集会所掃除、今週は男のほうが出る道路清掃の日。掃除は午後から1〜2時間程度で終わり、夕刻またあらためて集まって直会(←たかが短時間の掃除ぐらいでどうしてこう、イチイチ飲み食いするのかねー。それでいて今年から不景気で補助金が減らされて予算が足りないから会費を上げるとか…アホか。酒代減らせ)。

役員の夫は世話役で出ずっぱり。自分はわ〜い♪のんびり読書♪とか思っていたらバチが当たったのかいきなり腹下し。それも気を失う寸前までいく猛烈にキツい症状。年に1〜2度はこういう目にあう。滝のような汗が流れ、まわりの音が遠くなっていって、まるで日が暮れていくように目の前が暗くなっていく。なんとかトイレから生還したけど、ヘロヘロなので、今夜の夕飯は卵かけごはん。

夜に帰宅した夫は、直会の仕出しの残りをどっさり持って帰ってきた。直会にはほとんど人が来ないからたくさん残るのよね。だからそういうのはヤメてしまえばいいのに。ウチも役員じゃない年は出席していないもんね。

とはいえ、これで明日のお昼(さらに夜にも流用可能)は確保。終わりよければすべてよし。
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